クローゼットのリフォーム費用相場は?節約方法や注意点を解説!

  • 【更新日】2023-12-08
クローゼットのリフォーム費用相場は?節約方法や注意点を解説!

衣替えとあわせて毛布なのの布団を収納したり、しばらく使用する予定はないが捨てられないものなどをそのままクローゼットに入れている人もいると思います。

子供が大きくなって使わなくなった玩具や本、衣類などをすっきりと収納したいとお悩みのかたに、クローゼットを手軽にリフォームできる工事方法や、費用などをご説明します。

記事を参考にされお宅の押し入れを、好みのクローゼットにリフォームしてみてはいかがですか。

POINT

  • クローゼットをリフォームする方法として、ふすまを扉に変更する、押し入れの中に器具を設置する、ウォークインクローゼットにするなどがある
  • ふすまを扉に変更してパイプを取り付けるリフォームの費用相場は10~20万円程、押し入れに器具を設置する場合は10,000~20,000円程、ウォークインクローゼットは30~50万円程かかる
  • クローゼットのリフォーム費用を抑えるためには、できるところはDIYをしたりスペースを狭くしたりするほか、業者選びも重要

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クローゼットのリフォーム方法と費用相場

日常生活をしていく上で、物が増えて片付ける場所が欲しいと考えている人に、押し入れをクローゼットにリフォームする方法を紹介します。次に記していきますので、参考にして下さい。

リフォームする仕方 特 徴 費 用
シンプルなタイプ ふすまを扉に変更して棚を外してパイプを付ける。 約10から20万円程
扉に変えないタイプ 押し入れの中に器具を置きます。 約1から2万円程
ウォークインクローゼット 収納する場所を広いので、物を沢山入れることが出来る。 約30から50万円程

シンプルなクローゼットへのリフォーム:10~20万円

押し入れをクローゼットにリフォームするとき、襖を扉に変えて中にある棚を取り外します。それから、ハンガーをかけるパイプを設置します。

子供部屋の押し入れを成長に合わせて、クローゼットに変更したり、部屋を模様替えをしたいと思っている人には、簡単にリフォームができるのでお勧めです。

また、扉の種類、パイプの強度を上げる場合は工事費用がおよそ10万円から20万円位上がります。パイプの強度を上げるために、壁とのつなぎ目を防ぐ料金がかかる場合もあります。

扉を変えない簡易クローゼットへのリフォーム:1~2万円

押し入れの襖や扉を変えなくても、内部を替えてクローゼットをリフォームする方法があります。

中に器具を付けるだけで、簡単に服が収納されます。数十万もコストをかけられない人には、1万から2万円程の費用になるので、お勧めします。

そして、ご自分で手軽にDIYで作成できます。まず、押し入れの棚を取り除き枠はそのままにしておき、突っ張り棒、カーテンなどを使ってお好みにアレンジするのもオシャレです。

部屋ごと変えるウォークインクローゼットへのリフォーム

色々な物を収納したいとき、押し入れだけではなくて部屋も一緒にリフォームするウォークインクローゼットと言う方法があります。

壁を取りつぶしたり動かしたりするため、費用は約30から50万円くらいになります。押し入れに利用しない物を入れたい方にお勧めします。

広さは、機能性を考えて3畳くらいがよいでしょう。しかし、押し入れを収納する場所にする際、壁や隣の部屋の位置によって工事ができない場合があります。

部屋が狭くなることもあり、予算もかかることを思案して計画を立ててみましょう。

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【内容別】クローゼットリフォームの費用相場

クローゼットをリフォームするやり方について、それぞれの特徴、費用などを種類別に詳しく表していきます。あなたのお好きなタイプを探してみましょう。

リフォームの方法 特  性 工事にかかるコスト
壁に設置するクローゼット 壁面にクローゼットを置く 15から25万円
仕切り棚を作成する 収納する物に合わせて棚を作る 30から40万円
押し入れをクローゼットに変更する 扉、パイプ、棚にする板などを使用してクローゼットをリフォーム およそ20万円
機能性のある個別リフォーム 壁紙、棚を追加してクローゼットを変える 約2から12万円

壁面にクローゼットを新設:15~25万円

押し入れをリフォームする方法を説明してきましたが、部屋の壁面にクローゼットを新しく設置をすることもできます。

工事がしやすいシンプルな方法で、壁を撤去することがないので料金が安くなります。しかし、部屋が狭くなるので圧迫感があるかもしれません。

リフォームにかかる金額は、1間幅タイプでおよそ15から25万円位になるでしょう。

細かく仕切り棚を付ける:30~40万円

収納したいものが決まっているとき、コート、ブラウス、服や小物など用途に合わせて仕切った棚を作る方法があります。

衣類以外のもので、例えば掃除機を見える所に置いておくと、スペース的にも見た目にもよくないので、クローゼットに入れることで解消されます。

スティックタイプのものは、縦型で場所をとらないのでお勧めします。充電式なので充電できるコンセントを作ることを考えてみましょう。

そして、ハンカチ、靴下などの小物を入れるスペースも作りましょう。どのくらいの棚、仕切りを利用するかどうかで費用も変わってきますが、約30から40万円程かかります。

押し入れからクローゼットへのリフォーム:20万円前後

クローゼットに変更するときの料金は材料費や工事費などです。

材料費で一番高価なのは、クローゼットの扉です。割引されても10万円くらい、ハンガーをかけるパイプ、棚を作る板などにこだわれば約13~15万円くらいになります。

工事費は、押し入れを解体するのに2から3万円位、クローゼットの組立や養生、現場の管理するための費用などで7から8万円程です。

総合的に合わせた金額は、約20万円くらいのコストがかかるでしょう。

クローゼットの機能性を高める個別リフォーム:2~12万円

クローゼットをリフォームするなら、機能がよいものを重視したいと考えている人に、個別リフォームをお勧めします。

壁紙を追加したいときは約2から5万円位、棚を作成するには約4から5万円程、棚に付ける仕切りが必要になる場合は約6から12万円位はコストがかかるでしょう。

クローゼットにしたい場所の広さや用途によって、工事にかかる費用も変わってきます。料金が適しているか確認したい方は、色々な業者に見積もりを頼んでみましょう。

クローゼットの撤去費用:8~10万円

クローゼットの撤去費用の相場は8~10万円程度と考えておいてください。扉やレールなどの撤去や、床と壁の補修工事などがこの金額に含まれます。

ただし、クローゼットの構造によって複雑なものや、段差がありフラットにするなどの追加工事がある場合は、その分の費用が余計にかかります。

また、クローゼットを別の用途にリフォームする場合は、用途に応じた金額が別途発生します。

マンションのクローゼットリフォーム費用:20~30万円

マンションのクローゼットをリフォームする場合に、主流となっているのが折れ戸式の扉です。折れ戸のメリットは多く、奥行を取らなくてよいので稼働スペースを考えなくてよいことや、全開して中身が見えやすく、レール式の場合は工事も簡単にすみ、左右どちらにも動かせる利便性があります。

マンションのリフォームには、管理規約や契約内容を確認してから行ってください。リフォームに関する注意が記載されている場合があり、壁面に穴を開けてはいけないなのど規制が書かれていることもあります。

また、管理規約などにリフォームに関する記述がない場合は、管理組合に問い合わせをする必要があります。また、工事をする場合は管理組合への届け出は必ず行ってください。

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【種類別】クローゼットの扉のメリット・デメリット

クローゼットの扉の種類は幾つかあります。用途別にそれぞれの特徴、メリットとデメリットを説明していきましょう。

扉の種別 >メリット デメリット
開き戸 物が見つけやすく、出し入れがしやすい。 扉を開けたときに前にスペースがいるため、狭い部屋には適さない。
引き戸 力を入れなくても動くので、身体の不自由な人に適している。 壁面に扉があるため、コンセントなどの場所を考えなければいけない。
折れ戸 扉が広く開くので、中の物を探しやすい。 扉の前のスペースがデッドスペースになる。
扉無し 湿気がたまらず、掃除しやすい。 物が見えて、ほこりが貯まりやすい。

物を出し入れしやすい開き戸

クローゼットの扉を開き戸にする場合、中が全部見えるので物がどこにあるのか確認しやすくなります。

収納した物を出して使うのに、簡単に出し入れができる階段の下のデッドスペースが適しています。

扉を開いたときにある程度の広さが必要になるため、狭い部屋には適しません。開き戸を利用したいときは、広い部屋や扉の前辺りに物が置けるところにしましょう。

開け閉めしやすい引き戸

引き戸は扉を横に動かすため、扉の前にスペースがない場所に適しています。扉の前にベットを置くなど狭いところでも利用できます。

また、扉の開け閉めに力がいらないため、お年寄りや体が不自由な人に使用しやすくなっています。

壁の中にクローゼットがあるような形にすると、スッキリとしたオシャレな雰囲気になるでしょう。しかし、壁に扉があるような部屋になるため、スイッチやコンセントを設置する所を考えたほうがよいでしょう。

クローゼットの中が見やすい折れ戸

クローゼットの扉が大きく開き、収納しているものが探しやすくなっています。壁面のクローゼットの種類の中では、一番手頃なタイプになります。

しかし、壁に埋めるようなクローゼットは、探しているものが見つけにくく、奥の方に入れた物が取りにくいでしょう。扉を開いたときのスペースが、使用しにくい場合があります。

換気のしやすい扉なし

クローゼットの扉は、廊下に続いている場合は付いていることが多く、寝室にあるクローゼットは扉を付けないときがあります。

扉があると収納した物が見えないという利点がありますが、湿気がたまりやすいというデメリットがあります。

扉が付いていないとコストもかからず、湿気もなく掃除もしやすくなります。しかし、収納した物が見えて内部にほこりが付きやすくなるでしょう。

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クローゼットのリフォーム費用を抑える3つの方法

クローゼットリフォームの工事をする費用を安くする方法はどうしたらいいでしょうか。次に表している文を参考にして、検討してみましょう。

  • 1.複数の業者から見積りをもらい比較する
  • 2.自分でできる場合は、DIYでリフォームを行う
  • 3.クローゼットのスペースを狭くする。

複数の業者から見積りをもらい比較する

リフォームをするための工事内容が同じでも、依頼した業者によって金額が変わることがあります。会社によっては、材料費が安くなることがあるからです。

幾つかのリフォームをする企業を、電話でもネットでも検索できるので査定をしてもらいましょう。数件の見積もりを見比べて、あなたのお家に合ったリフォームを考えてみましょう。

どこの専門業者に依頼すればいいか分からない方は、一括見積サイトがおすすめです。専門知識のある相談員が、ご要望や状況に応じて目的に合った専門業者を紹介し、専門業者選びがスムーズに進むようにサポートします。

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自分でできる場合はDIYでリフォームを行う

簡単にできるクローゼットなら、ご自分でリフォームをしてみましょう。

襖をそのままにして、棚を取り除きます。ハンガーをかけるために突っ張り棒をつけるだけなので、工事にかかるコストも安くなります。

目隠しをするためカーテンをかけたり、小物を入れる箱を入れるだけで手頃にクローゼットが仕上がります。自身でDIYをするのを挑戦してみましょう。

クローゼットのスペースを狭くする

押し入れだけではなくて、納屋や床の間をクローゼットにリフォームすることができます。

必要になる最低限の面積は、1.3メートル×1.3メートルです。

あまり物がない、または収納スペースが必要ないときは小さめのクローゼットや扉を付けないことにした方が、工事にかかる費用を減らすことができます。

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クローゼットリフォームを快適にする4つのアイデア

クローゼットのリフォームを成功させるには、これら4つのアイデアを参考にしてみることがおすすめです。

  • 1.脱ぎっぱなしを減らすためにリビング近くに設置する
  • 1.洗濯動線を考えて物干し場隣に設置する
  • 1.ウォークインクローゼットは細長いと無駄がない
  • 1.出入り口が複数あると生活動線がスムーズ

細かいポイントを意識することで、リフォーム後の満足度はさらに高められるでしょう。

脱ぎっぱなしを減らすためにリビング近くに設置する

外から帰ってきて服を脱ぎっぱなしにしてしまう人は、リビングの近くにクローゼットを設置することで、これを防止しやすくなります。家に帰ってくるとまずリビングに行く人が多く、そこで一度休憩こともあるでしょう。

このとき別室にクローゼットがあると、そこまで行くのを面倒に感じ、結果脱ぎっぱなしになってしまうことも少なくありません。リビング、あるいはその近くにクローゼットがあると出し入れが楽になるため、片付けもしやすくなるでしょう。

洗濯動線を考えて物干し場隣に設置する

洗濯のしやすさを考えるなら、クローゼットは物干し場の隣にあると便利です。干して乾いた洗濯ものは、ハンガーにかけているものならそのままクローゼットに吊るせます。

たたんでしまう場合でも、取り込んですぐに片付けられるため、洗濯動線がスムーズになり、家事の時短ができるでしょう。

ウォークインクローゼットは細長いと無駄がない

クローゼットでも中に入れるウォークインのものを導入する場合は、無駄なくスペースを使えるように細長い形状を選ぶことがおすすめです。細長いウォークインクローゼットなら、左右両方に収納スペースを設けられ、小さい場所でも大容量の収納を実現できます。

広さとしては人が通れて、かつ左右の両方に収納棚が設置できる程度を想定すると、使いやすくてよいでしょう。

出入り口が複数あると生活動線がスムーズ

ウォークインクローゼットは入口から入っておくが行き止まりになっていますが、出入り口がついた通り抜けが可能なウォークスルークローゼットがおすすめです。

ウォークスルークローゼットの場合は、出入り口が複数あると、クローゼットを経由して様々な場所に移動できるため、利便性は高いです。クローゼットから玄関や寝室、リビングや洗面所などにつなげておくと、服の着脱と移動がスムーズになりやすいです。

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クローゼットをリフォームする際の4つの注意点

押し入れをクローゼットにリフォームする場合に、気を付けて欲しいことを挙げています。次の通りです。

  • 1.カビや結露の対策をしっかりと行う
  • 2.リフォーム前に物を整理し使用量を把握する
  • 3.ウォークインクローゼットは動線にも注意
  • 4.DIYでのリフォームには限界がある

カビや結露の対策をしっかりと行う

クローゼットの中は密室なので、湿度が多くカビや結露が発生しやすくなっています。湿気が貯まらないように除湿剤を置いたり、こまめに換気をすることをお勧めします。ホコリもつもらないように、掃除をしましょう。

壁紙を湿気を取り除いてくれるものにすると、効果があるでしょう。おすすめなのはエコカラットや珪藻土と呼ばれるものであり、これらを壁紙に使用すると、調湿作用が働き、湿気を取り除きやすくなります。

また、これらはテープ式のものや、ハンガーの素材として使用されているものもあるため、湿気対策ができるグッズをクローゼットに導入することでも、カビや結露対策は可能です。

リフォーム前に物を整理し使用量を把握する

クローゼットに変える工事をする前に、どれくらいの物を収納するか確認しておきましょう。

服やかばん、小物などをチェックして、ハンガーの数や棚がいくつ必要か考えてみます。それから、工事の準備にとりかかります。

収納したい物がどれくらいあるか把握することで、どんなクローゼットにするか検討しやすくなります。

ウォークインクローゼットは動線にも注意

ウォークインクローゼットを使いやすくするには、動線を考慮して設置することが大切です。例えば部屋から入れるだけではなく、廊下からも入れるようにすると、よりスムーズにアクセスでき、使い勝手はよくなります。

部屋側にしか出入り口がないと、いちいちその部屋まで行ってクローゼットに入らなければならないため、廊下側からも入れるようにしておくと便利でしょう。

また、クローゼット内部で動きやすいように、通路の幅は60cm以上を目安に取っておくことがおすすめです。また、奥行は作りすぎないように注意、奥にものを置きすぎてデッドスペースができてしまわないように気をつけましょう。

DIYでのリフォームには限界がある

クローゼットのリフォームはある程度ならDIYでもできますが、リフォーム内容には限界があります。DIYでは小規模なリフォームのみ可能であり、大がかりなことは難しいです。

無理に自分でやろうとすると、失敗して業者に依頼し直すことになり、結果的に普通に頼むよりもコストが上がる場合もあります。少しでも難しいと感じるなら、無理せず業者に依頼するようにし、無難に行うことが失敗しない秘訣です。

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クローゼットのリフォームで収納のストレスを減らそう

生活をしていくうえで、使用しなくなった物が増え、上手に片づけたいと思っているかたは多くいます。子供の成長により不要になった本や玩具をはじめ、衣類、布団などを押し入れに詰め込んでいませんか。

まず、リフォームをする前に片付けたい物を確認します。クローゼットに入れたいものに合わせて、ハンガーや仕切りをする棚や箱がどれだかいるか検討しましょう。

収納したいものを探すと、どういった種類のクローゼットにしたらよいか考えやすくなります。

クローゼットに変えるタイプは、色々あります。襖をそのままにして内部に器具を置く、扉に変えて内部にパイプを付ける、多くの物を収納できるウォークインクローゼットになります。

そして、扉のタイプは引き戸、開き戸、折り戸、扉を付けないなどがあります。工事の費用を安くしたい人は、カーテンを付けたりご自分で作成するDIYでリフォームするのにチャレンジしてみましょう。

それぞれの工事内容をご自宅の収納したい場所に合わせて、あなたのお好きなクローゼットリフォームを見つけて下さい。

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