アスベスト入りのセメント瓦はリフォームがおすすめ!3つのリフォーム方法

  • 【更新日】2022-04-08
セメント瓦のイメージ

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そもそもアスベストとは?

アスベストとは、天然の鉱物繊維のことを指し、別名で石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれています。

 

とても細い繊維からなるアスベスト(石綿)は摩擦や熱、酸やアルカリにも強く丈夫で変化しにくいという特性をもっているため、建材や摩擦材など工業用の素材として多用されてきました。

 

しかし、現在ではアスベストによる健康被害が報告されているため、原則として製造が禁止されています。

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アスベスト入りのセメント瓦が製造されていた年代とは

アスベストが危険だと知っている方も多いでしょう。そんなアスベスト入りのセメント瓦が製造されていたのは2004年までと言われています。それまでは、強度がでる自然資材として重宝されてきました。

 

アスベスト入りのセメント瓦の特徴

アスベスト入りセメント瓦は、コストが安く施工性に優れていることが特徴です。太陽の熱にも強く耐久性もあるので、屋根材だけでなく外壁にも使用されてきました。

 

また、ご自宅の屋根材がアスベスト入りかどうか確認する方法として、瓦を割って確かめる方法があります。瓦の中に繊維状の細い糸が含まれている場合、アスベスト含有ということです。

 

ただ、アスベスト入りセメント瓦を割ることは、とても危険なので業者に依頼することを強くおすすめします。

アスベスト入りの瓦を使用すると被害はある?

アスベスト入りの瓦だと判明した方は不安に感じる方もいるのではないでしょうか。しかし、アスベスト瓦を使用していることで被害にあう可能性は、とても低いと言えます。

 

破損した屋根でなければアスベストが飛び散ることないとされています。劣化や衝撃などによって瓦が破損した場合のみ、アスベストに気を付けなければなりません。

出典:一般社団法人JATI協会「石綿含有建築材料の商品名と製造時期」(PDF)

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アスベスト入りのセメント瓦のリフォーム方法3つ

施工性に優れたアスベスト入りセメント瓦ですが、破損する前に新しい瓦にしたい方もいるのではないでしょうか。そんな方は以下の3つの方法でリフォームが可能です。

 

また、ご自宅の瓦の状態によってはリフォームの方法も違ってきます。ぜひ、以下を参考にしてリフォームメーカーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

1:カバー工法での対策

カバー工法とは、瓦の上から覆う方法です。メリットは、工事期間が短く費用も安く済ませられるところです。上から覆う方法なので、アスベスト入りの瓦が劣化するのを防いでくれます。

 

反対に、カバー工法を繰り返し行うことが不可能なので、後々のメンテナンスのときに高額なリフォーム代がかかってしまうデメリットもあります。

 

とても手軽なカバー工法ですが、現在の屋根瓦がとても傷んでいるという場合には落下の危険などがあるため施工できない場合があります。工事を行う前にリフォーム業者の方に確認してもらうと安心です。

2:葺き替えでの対策

葺き替え工事とは、今ある屋根を撤去し、新しい屋根に交換する方法です。メリットとして、アスベストが含まれた屋根を全て取り除くことができるので、アスベストへの不安が解消されるところです。

 

反対に、大掛かりなため工事期間が長くかかってしまうことと、費用も高くなってしまうデメリットもあります。高額ですが、アスベスト対策としては一番有効なリフォーム方法でしょう。

 

また、補助金制度を行っている地方公共団体ではアスベスト工事に補助金が支給される場合があります。中には、行っていない地方公共団体もありますので、お住いの地域で確認してみてはいかがでしょうか。

3:塗り替えでの対策

塗り替え工事は、瓦の上からアスベストを固めるための塗料を塗る方法です。メリットとして、3つの方法の中で一番安価で済ませることができ、安全で手軽な方法と言えるでしょう。

 

デメリットは、対策が十分ではないため10年ほどで劣化してしまうということと、高圧洗浄をするときにアスベストが飛散してしまう可能性があることです。

 

つまり、一時的な処置には向いていますが、長期的な対策は期待できないというこ2005p>

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アスベスト入りはセメント瓦だけではない

アスベストは、セメント瓦だけでなく、さまざまな屋根材に使用されています。例えば、最近よくみかけるスレート屋根にもアスベストは含まれていました。

 

その他にも粘土瓦や金属屋根材やコンクリート瓦がありますが、この3つに関してはもともとアスベストが使われていないので安全と言えるでしょう。また、屋根材だけではなく内装材や外装材、煙突剤などにも使用されていました。

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アスベスト入りのセメント瓦は早めにリフォームしよう!

アスベスト入りのセメント瓦は破損しないかぎり危険なものにはなりませんが、早めにリフォームしておくことで心の余裕も生まれるでしょう。長く付き合う家だからこそ焦らずに自分にあったリフォーム方法を検討してください。

 

もし、ご自宅がアスベスト含有の屋根材か分からないという方は、建築した業者の方に問い合わせることで判明する場合があります。

 

すでにリフォームを検討されている方は、カタログを取り寄せて素敵な住まいをつくりましょう。

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