外壁塗装30坪の費用相場はいくら?適性価格の見極め方も!

  • 【更新日】2022-07-31
外壁塗装30坪の費用相場はいくら?適性価格の見極め方も!

 

30坪前後のお家にお住まいで、外壁塗装をお考えの方の中には、

● そもそも「30坪の家」とは?
● 30坪外壁塗装にはいくらかかるの?
● 塗装費用は安くできる?方法は?

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

事前に「相場」を知ることは、後々失敗しないための重要なカギになります。

この記事では、延床面積30坪の外壁塗装の費用相場安く塗装する方法・適性価格の見分け方など、初めてリフォームする方向けに、外壁塗装前に絶対に知っておいてほしい情報を詳しくご紹介します。

「外壁塗装の費用相場」について一般的な知識を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の費用相場は?費用の計算方法と安くする方法についても解説」

Point
  • 30坪外壁塗装の費用相場は80~130万円
  • 色あせやチョーキングが出てきたら、塗装の最適なタイミング。
  • 外壁塗装を安く行うために最も有効な方法は、早期に相見積もりを取得すること

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30坪外壁塗装の費用相場はいくら?

過去、3000件以上のヌリカエの実績をもとに算出し結果、外壁塗装30坪の費用相場は約109.8万円でした(中心価格帯80~130万円)。

まず、外壁塗装を少しでも安くする方法をご覧になりたい方は、第5章30坪外壁塗装の費用は安くできる?をご覧ください。

外壁塗装の工事内容

外壁塗装は、家の劣化症状によって工事内容が大きくことなることから、費用が個々の事例によって変動するという特性があります。

しかしながら、絶対に行う工事内容が存在します。

外壁塗装の工事内容
  • 足場設置・養生

  • 高圧洗浄

  • コーキング補修

  • 塗装

これらの工事内容には、単価というものが定まっています。外壁塗装の費用は、工事単価×作業量(㎡)によって算出されるため、工事内容と工事単価さえわかっていればおおよその費用相場に目星をつけることができます。

塗装面積の計算方法

作業量は塗装面積を算出して求めることができます。塗装面積は次の通りです。

塗装面積=(坪数×3.3)×1.1~1.3(係数)

したがって、30坪の自宅の場合は、109~129㎡が塗装面積になります。

この数値に先ほど紹介した工事内容の単価をかけ合わせることで、おおよその費用相場を算出することができるのです。

30坪の外壁塗装工事の費用内訳と相場

ここまでで、外壁塗装の費用は工事単価と塗装面積によって算出されることをお伝えしました。

塗装面積は109~129㎡であることがわかりましたので、ここからは工事単価について紹介します。

足場設置・養生

外壁塗装をする際、家の外周には足場が組まれます。
その足場の費用と、塗料が飛び散らないようにするためのメッシュシート(養生)に費用が掛かります。

足場設置は700~1,000円/㎡養生は100~180円/㎡が費用相場です。
延べ坪数が30坪の場合、足場代が69,300円~99,0000円、養生代9,900円~17,820円が費用相場となります。

高圧洗浄

塗料を塗布する前に、外壁に付着した汚れや古い塗料を落とすために、高圧洗浄を行う必要があります。

もし外壁にコケやカビなど頑固な汚れが付着している場合は、薬品を使用したバイオ洗浄をしなければなりません。

高圧洗浄の費用相場は、水道水を使用する場合は150~250円/㎡バイオ洗浄の場合は200~300円/㎡です。
延べ坪数が30坪の場合、16,350円~38,700円が目安の金額となります。

コーキング補修

コーキング補修とは、外壁に入ったひびを埋める作業のことです。

コーキングには増し打ち工法と打ち替え工法があります。コーキングに劣化症状がなければ、増し打ちで済みますが、劣化症状が発生している場合は、打ち替えをします。

コーキングの費用相場は、増し打ち工法で、500〜900円/㎡打ち替え工法で、700~1,200円/㎡が費用相場です。
延べ坪数が30坪の場合、109,000円~130,000円が費用相場となります。

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30坪の外壁塗装塗料の費用

上記の工事に加えて、塗装の費用も算出しなければなりません。外壁塗装の基本の工事内容はどの家にも共通していますが、使用する塗料には何を重視するかによって様々です。

外壁塗装で使用する塗料には以下のものがあります。

【表:主要な塗料の特徴まとめ】
グレード 耐久性 単価(㎡)
ウレタン 8~10年 1700~2200円
シリコン 10~15年 2300~3000円
ラジカル 12~15年 2500~3000円
フッ素 15~20年 3800~4800円
光触媒塗料 15~20年 4200~5000円
無機塗料 20~25年 4500~5500円

ここからは、各塗料の特徴と30坪の住宅に塗装する場合の費用相場を紹介します。

ウレタン塗料

価格は安いものの、紫外線に弱く変色しやすい塗料です。10年以内に退居をする場合以外は、コストパフォーマンスが悪いので使用はおすすめできません。

延べ坪数が30坪の場合、218,000円~258,00円が費用相場です。

ウレタン塗料まとめ

耐用年数:8~10年
単価:1,700~2,200円/㎡
特徴:価格は安いが、紫外線に弱く変色しやすい塗料

シリコン塗料

もっとも普及している人気な塗料の一つです。製品開発が盛んなため、様々な性能やカラーバリエーションの中から塗料を選定することができます。

延べ坪数が30坪の場合、283,400円~335,400円が費用相場です。

シリコン塗料まとめ

耐用年数:10~15年
単価:1,700~2,200円/㎡
特徴:もっとも普及している人気な塗料

ラジカル塗料

近年開発された注目の塗料です。現在使用される塗料の中では、もっともコストパフォーマンスが高いことが特徴です。

延べ坪数が30坪の場合、294,300円~348,300円が費用相場です。

ラジカル塗料まとめ

耐用年数:12~15年
単価:2,500~3,000円/㎡
特徴:もっともコストパフォーマンスの高い塗料

フッ素塗料

非常に耐久性の高い塗料です。価格は高いものの耐用年数が長いことから、メンテナンスの頻度を減らすことができます。

延べ坪数が30坪の場合、468,700円~554,700円が費用相場です。

フッ素塗料まとめ

耐用年数:15~20年
単価:3,800~4,800円/㎡
特徴:もっともコストパフォーマンスの高い塗料

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30坪の外壁塗装費用相場シミュレーション

以上を踏まえ、例として一般的なケースである「2階建て・延床面積30坪・ラジカル塗料を使用」の場合を想定して費用を計算してみましょう。

外壁面積:128.7(㎡) =99㎡(30坪×3.3)×1.3(係数)
× ② 塗料単価:¥2,700(ラジカル) ③ 工事単価:¥320,000 =¥175,000(足場・養生代)+¥25,000(高圧洗浄費)+¥120,000(コーキング代)
④ 諸経費:(工事費の10%)

以上の計算結果から、

¥665,600(①~③の合計)
¥66,560(④)
||
¥732,160(合計額)

この場合の合計額は、約73万円という結果になりました。改めてですが、特に諸経費は業者により10~40%ほど変動しますので、ご注意ください。

実際に使用される見積書

ここでは、実際に使用される見積書と同じ形式で費用相場を紹介します。

費目 単価 数量 金額(¥)
足場代 750 200(㎡) 150,000
養生代 200 128(㎡) 25,000
高圧洗浄代 200 128(㎡) 25,000
コーキング代 950 128 120,000
塗装材工費 2700 125(㎡) 287,500
業者 諸経費 10% 66,560
税込合計 10% 732,160

足場の敷設面積は、外壁の塗装面積とは関連がありません。
30坪住宅の場合は、足場代で約15万円が目安です。

外壁塗装の見積の見方については詳しく知りたい方は下記の記事もご参考にしてください。

一番楽に・正確に相場を調べる方法は、一括見積もりサービスを利用すること

外壁塗装の相場を調べるのはなかなか大変です。ネット上で金額を調べても、実際にいくらで塗装をしているのは現地の状況次第で変化します。では、どうすれば外壁塗装相場を確実に調べられるのでしょうか?

一番簡単に外壁塗装相場を調べるには、複数の業者から一度に見積もりを取得できる一括見積もりサービスを使いましょう。外壁塗装一括見積もりサービスとは、インターネットから外壁塗装業者に無料で見積もり依頼できるサービスです。

 

 

入力はたったの1分で、1回の情報入力で複数の業者に見積り依頼をできるので、自分で調べるよりも早く正確に自宅の外壁塗装費用がわかります。

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30坪外壁塗装の費用は、100万円前後

30坪外壁塗装の費用は安くできる?

ここまでで外壁塗装費用の計算方法をご理解いただけたかと思います。では、少しでも外壁塗装の費用を安く抑えるためにはどうすればよいのでしょうか?そもそも、費用を安くする方法はあるのでしょうか?

結論から言うと、安く塗装する裏ワザはあります。ここでは、その方法を5つご紹介いたします。

早期に相見積もりを取得する

外壁塗装を安くお得に行うために、最も有効なのが、まだ早い段階(劣化が軽度な状態)で、複数の業者から相見積もりを取得することです。

ポイントは「早い段階」「相見積もり」の2点です。

①なぜ「早い段階」なのか?早くから見積もりをとるメリットは次の通りです。
  • ●自分では判断できない内部の劣化が早期に見つかる。
  • ●劣化が軽度なので、見積もり額が大幅に高額になることはない。
②なぜ「相見積もり」なのか?複数の業者から相見積もりを取得するメリットは次の通りです。
  • ●複数業者から見積もることで、費用相場が分かる。
  • ●複数社を比較することで、悪徳業者接触リスクを下げることが出来る。
  • ●一括見積もりサービスが定める加盟基準を満たした業者なので、優良業者が多い。

このように、複数の業者から見積もりを取得することは、費用を安くするためだけでなく、リフォームの悪徳業者から自分の身を守るための行為でもあります。

確かに、複数の業者とやり取りするのは、負担も大きいですが、外壁塗装自体決して安い買い物ではないため、ぜひ自分の目で確かめるという意味も込めて、早期に一括見積もりサービスを利用されることをオススメします。

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リフォームローンを活用する

実は「外壁塗装の費用を工面するために貯金をしていたら、逆に損をする」というケースがあります。

これはどういうことかと言うと、例えば貯金をするために2年先延ばしにすることによって家の劣化が進行し、結局、今すぐ施工すれば必要なかった費用としての「修繕費」がローンの金利よりも高くついてしまうのです。

次のシュミレーション例をご覧ください。

シュミレーション(設定)
ローン対象額 1,000,000円
お支払回数 120回(10年×12カ月)
実質年利 2.5%

上記のような場合、次のような結果になります。
結果的に、2~3年待つよりも、ローンを借りたほうが安く済ませることが出来るのです。

シュミレーション(結果)
ローンで今すぐ塗装 貯金して2年後に塗装
100万円 想定費用 100万円
+131,200円
※金利2.5%120回払いの場合
追加費用 +20~30万円
※2年間の経年劣化によるもの
約113万円(約15万円お得に!) 支払総額 約130万円

補助金・助成金を活用する

外壁塗装は条件次第で、補助金・助成金を受け取ることが出来ます。地域によっては最大30万円が支給されますので、ぜひお住まい地域の補助金情報をチェックしてみてください。

ただし、補助金を受け取るには、遮熱塗料・断熱塗料を使用することが必要など、いくつかの条件がありますので、ご注意ください。
※詳しくは、本記事下部の関連記事をご覧ください。

火災保険を活用する

台風や大雪などの自然災害や、隣家の家事等により生じた意図しない劣化は、火災保険が降りる可能性があります。「火災保険でもっと安くできたのに・・」と後々後悔しないためにも、事前に適用範囲を確認しましょう。

火災保険には、大きく3つの対応があります。

  • 住宅火災保険
  • 補償対象が少なく(火災・落雷・風災など)、シンプルな保険です。月額保険料次第では、被害合計額20万円以下の場合、自己負担額の設定次第では、保険金が下りないというケースもあります。
  • 住宅総合火災保険
  • 補償対象が拡大(水害・盗難・いたずら書きなどを含む)、近年では最も一般的な保険です。保険金が下りないケースは住宅火災保険同様、存在します。
  • オールリスクタイプの火災保険
  • 最も広範囲を保証対象とした保険です(建物だけでなく街灯やベランダなどを含む)。また、損害額が小さくとも実費で保険金補償ができるなど、最も自由度が高いプランです。

住宅ローン減税を活用する

住宅ローン減税(≒住宅借入金等特別控除)とは、居住を目的とした住宅ローン利用者が所得税を一部減税できる制度で、これを活用すれば、10年間年末調整時点でローン残高の1%を所得税から控除することができます。

外壁塗装で住宅ローン減税が受けられる条件は次の通りです。適用対象か否か、ぜひ確認してみてください。

住宅ローン減税の条件


  • 返済期間が10年以上のローン

  • 居住用の住宅

  • 床面積の1/2以上が居住用

  • 工事完了後、6ヶ月以内の入居

  • 増改築日から6か月以内の居住開始

  • その年の12月31日まで継続居住

  • 工事後の床面積が50㎡以上

  • かかる費用が100万円以上

  • 合計所得金額が3000万円以下

ここまで、費用を安くする方法をお伝えしてきましたが、実は外壁塗装を値段だけで決めることは大変危険です。

なぜなら、相見積もり取得時に、営業担当者が他会社の見積もり金額に負けじと提案金額を安くした結果、原価を限りなく抑えなければ利益の出ない費用で受注してしまい、現場にしわ寄せがいく、というケースが存在するためです。その結果、どうなるかというと・・

  • ●塗料を必要以上に薄める
  • ●三度塗りではなく二度塗りで済ませる
  • ●必要な乾燥時間を確保しない

現場では、このような手抜き工事が発生し、ふたを開けてみると、仕上がりが悪くなってしまったり・・・このような最悪の事態を防ぐためには「適性価格かどうか?」を見極めることが最も重要です。次に、その見極め方についてご説明します。

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30坪外壁塗装の適性価格見極めチェックリスト

続いて「見積もりが適正費用か?」「相手は悪徳業者ではないか?」を見分けるポイントを、

  • STEP1:見積り依頼前
  • STEP2:見積もり取得後
  • STEP3:業者選定前

の3ステップに分けてみていきましょう。

STEP1:見積もり依頼前

見積額が適正かどうかは、そもそも


  • 依頼先がハウスメーカーなどの大手でないか

という点が重要です。ハウスメーカーに依頼すると、中間マージンがかかるため、同じ質・内容の工事でも本記事の例の1.5倍近く費用がかかることも珍しくありません。

STEP2:見積もり取得後

また、見積もりを出したのが施工店・工務店の場合でも、


  • 塗装面積が水増しされていないか(30坪なら125㎡が平均

  • 足場代が高すぎないか(15万円前後が相場)

  • 塗料代は適正か(シリコンで2300円前後、フッ素で4300円前後

  • 業者経費は取りすぎではないか(工事金額の約10%前後が通常)

を見て、本記事と比べるようにしてください。

STEP3:業者選定前

最後に、よくある悪徳業者が出す見積もりの傾向・トークとして


  • 塗装面積・数量が詳しく書かれていない(「一式」など)

  • 値引きなどを理由に、契約を急かす・即決を迫る(「モニター費用」「地域の実績作り」が常套句)

  • 損傷を写真や立ち会いで見せない。「すぐ修理しないと大変」と工事を急かす(台風や地震後はとくに注意)

  • そもそも訪問営業がスタートの業者

というものがあり、被害の相談も多く寄せられています。このような営業担当者には十分ご注意ください。

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必ず複数の業者から
見積もりを取りましょう

業者の説明や提示金額に少しでも不安を感じたり、リフォーム工事の金額をなるべく抑えたいとお考えでしたら、「相見積もり」をとるのがオススメです。

複数の業者の提示単価・塗装面積を比べたり、営業担当者に触れて信頼性などを見ることができるので、金額的にも品質的にも納得のいく工事にたどりつくには、相見積もりはもはや欠かせない準備と言えます。

もし、声をかける業者をどこにすれば良いか分からない場合はヌリカエをご利用下さい。

業者紹介前には、専門知識のある相談員があなたのご要望を丁寧にヒアリングしますので、不要な連絡がいくご心配もありません。お役立ていただけますと幸いです。

料金計算ツール
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もっと詳しい結果を知りたい方は…

▼書籍
建築工事研究会『積算資料ポケット版 住宅建築編 2019年度版』2019 経済調査会

▼専門家(ヒアリング)
株式会社POD 代表 長谷川佳広 氏

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