外壁塗装の訪問販売の断り方は?原因や理由、契約してしまった後の対処方法

  • 【更新日】2022-02-28
外壁塗装の訪問販売の断り方は?原因や理由、契約してしまった後の対処方法

外壁塗装の業者は電話やチラシなど、様々な営業方法でアプローチを行います。中でも顧客側にとって、プレッシャーがかかるのが訪問販売です。

断りづらいという特徴を利用して、悪質な営業をかけ、契約を迫ってくる業者も多数存在します。本記事では、外壁塗装の訪問販売の断り方について紹介します。

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悪質な外壁塗装の訪問販売がいる原因と理由

外壁塗装での訪問販売から契約を進めるのはおすすめしません。外壁塗装自体の料金が不透明で、業者によって様々な金額設定を行うためです。

以下では外壁塗装の訪問販売をおすすめしない具体的な理由について紹介します。

外壁塗装の訪問販売の実情

外壁塗装を行う会社は国内に多数ありますが、全てが優良な会社ではありません。中には、詐欺まがいな行為をして高額な料金を請求してくる悪徳業者も存在します。

実際に国民生活センターには、外壁塗装を含むリフォーム工事に関する訪問販売に対する苦情は10,000件以上も届いています

このように、現実問題として非常に多くの方が訪問販売による迷惑を被っているため、決して他人事と考えることはできません。

外壁塗装には明確な料金が存在しない項目が多い

原因としてさまざまな理由が考えられますが、このような事態が発生している理由として、一番の原因はサービス・料金内容の特徴にあります。

外壁塗装などの住宅リフォーム工事は、基本的に料金が高額です。場合によっては大規模な工事が必要となる場合があります。

問題は塗料などを除き、定価が存在しない項目が多いことです。外壁塗装などの工事を行う際は、それぞれの設備の劣化状況に合わせて工事内容が決められます。また、塗装を行う範囲によってもかかるコストは大きく変動します。

そのため、ある程度の相場価格は存在するものの、その数字はあくまでも相場になっているため、基準としても曖昧になっているのです。悪徳業者はその特徴を逆手にとって、実際にかかる値段とはかけ離れた金額を持ちかけてきます

料金が一律で決められている場合であれば、不当な金額だと異を唱えることもできますが、プロでなければ正確な総コストが分からないため、営業の押しに負けて契約を結んでしまう方が出てきてしまうのです。

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外壁塗装の訪問販売をする会社の手口

訪問販売の被害に遭わないためには、手口や営業トークのパターンを知っておく必要があります。

悪徳業者はどのような手口とパターンを駆使して営業を持ちかけてくるのか、以下では具体的に代表例と共にご紹介します。

いきなり無料点検を勧めてくる

1つ目は、いきなり無料点検を勧めてくることです。

外壁塗装などのリフォーム工事に関する訪問販売で突然押しかけてきて、無料点検を勧めてくる場合には注意が必要です。

これは、点検商法という悪徳業者がよく使う手口の1つです。「無料」という言葉をきっかけに訪問先の住宅に上がり込み、利用者側にメリットがあるような文言を並べて話を進め、最終的には契約の話に持ち込みます。一度住宅内に入れてしまうと、うまく丸め込まれてしまう可能性も非常に高くなります。

そのため、いきなり無料点検を勧められた場合には警戒心を持って対応するようにしましょう。

格安価格で交渉をしてくる

格安価格で交渉をしてくる場合も注意が必要です。

先述した通り、外壁塗装などの工事にはかなりのコストがかかります。しかし、悪徳業者の中には「100万円かかる工事をあなただけ特別に50万円まで値引きします」というように、格安価格を提示して、お得感を演出する手口を使う会社もあります。

実際は意図的に金額操作をしている、もしくは後々になって高額な請求を行ってくる場合がほとんどです。

優良な会社であれば、細かい部分まで調査をした後に適正な査定価格を算出するため、外壁塗装などの工事では大幅な値引きができないのが通常です。

一方で、悪徳業者は安い金額で契約を結び、手抜き工事を行う、または工事後に高額な料金を請求するなど、業者側の利益となるように調整します。

10万円以上の大幅な値引きを申し出たり、格安価格で交渉をしてきたりする場合は悪徳業者である可能性が高いと言えるでしょう。

助成金などを絡めて営業をしてくる

3つ目は、助成金などを絡めて営業をしてくることです。確かに、外壁塗装において、助成金や補助金が出る場合もあります。

しかしその場合は手続きや審査など、様々な条件をクリアする必要があり、全員が適用されるものではありません。

確実にこれらのお金を受け取れる保証はどこにもないのにも関わらず、契約を取り付けるために事実を伏せて営業を行う業者もいます。

そのため、助成金や補助金の条件を満たしているのかを確認しないまま話を進める業者には要注意です。

口車に乗せられるのではなく、「悪徳業者ではないか」と疑ってかかるようにしましょう。なお、正しい助成金の情報については以下の記事をご覧ください。

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外壁塗装の訪問販売を上手に断る方法

悪徳業者の手口に引っかからないためには、どのような対策を講じればよいのでしょうか。ここからは外壁塗装の訪問販売を上手に断る方法について紹介します。

紹介する内容を参考にして、悪徳業者に対する対策をしっかりと講じましょう。

必要ないとはっきり伝える

1つ目は、必要ないとはっきり伝えることです。訪問販売の被害に遭ってしまう方は、特に必要がないのにも関わらず「家の中で詳しく話を聞いておこう」と営業の方を住宅内に上がり込ませてしまう方も多いです。

しかし、一度営業トークを始められてしまうと、いくら気を付けていてもうまく丸め込まれてしまう可能性があります。

外壁塗装がまだ必要ではない状態にも関わらず、無料点検を行った後、「かなり劣化が進んでしまっている」「このままだと家全体の耐久性にも響く」「今すぐに外壁を塗装しなければならない」など不安を煽ってくることもあります。

訪問販売がやってきた際には「自分には必要がない」という意思をインターホン越しにはっきりと伝え家に入れないようにしましょう。

仮にインターホン越しで対話を始めてしまったとしても、家の中に入れなければ本格的な営業をされることもありません。

また「この家の住人(親戚や近所のもの)ではないので分からない」「判断をできるものが不在」など、業者が営業をかけても意味のない人間を装うことも有効です。

質問攻めする

2つ目は、質問攻めをすることです。優良な会社が訪問販売をしている場合は、知識が豊富な担当者が営業を行うのが一般的です。

一方で悪徳業者の場合は、十分な知識を持ち合わせていない場合も多いです。そのため、営業トークを遮ってこちらから質問攻めをするのも効果的な方法の1つです。

外壁塗装に使う塗料の特徴やメリットなどについて根掘り葉掘り聞けば、営業担当者の知識量を見極めることが可能です。こちら側からの問いに対して十分な説明ができていない場合は、悪徳業者である可能性が高いでしょう。

留守を装う

3つ目は留守を装うことです。繰り返しになりますが、訪問販売の被害に遭うリスクを回避するためには、営業と話さないことが最も効果的です。

営業トークをされなければ巧妙な手口に引っかかる危険性はありません。そのため、訪問販売の営業らしき人間がインターホンを押してきた場合は、留守を装って会話をしない防ぎましょう。

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外壁塗装の訪問販売で契約をしてしまった際の対処法


外壁塗装の訪問販売によって契約をしてしまった場合、クーリングオフ制度を利用して契約を白紙に戻すことが可能です。

クーリングオフとは国が消費者の安全を守るために用意している制度です。訪問・電話勧誘販売に適用され、契約をした日から8日以内であれば契約を解除できます。

契約書がそもそもない場合や、契約書にクーリングオフに関する記載がされていない場合も適用される可能性があります。

クーリングオフが適用されると、支払った金額が戻ってくることのほか、すでに本格的な工事が始まっている場合は工事を中止して元の状態に戻してもらえます

ただし、いつでも気軽にクーリングオフを利用できるというわけではありません。当然ですが、契約書に不備が無く、正当な手続きを踏んだ上での契約はクーリングオフの適用外となります。

クーリングオフを利用する際には、まずは契約書を確認し、クーリングオフの対象期間内かどうかを調べる必要があります。

なお、クーリングオフは口頭でできるものではなく、しっかりと指定の記載項目と書面で行わなければなりません

またクーリングオフは基本的に訪問・電話販売営業から契約をしてしまった方を対象としています。そのため、チラシやサイトなどを見て自ら業者を呼んだり、ショールームなどに自分で足を運んで契約を結んだりした場合はこの制度が適応されないので注意が必要です。

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外壁塗装の訪問販売を上手に断る方法を身に着けよう

外壁塗装の訪問販売をする会社には悪徳業者が多いということを知っていても、なお被害に遭う人は後を絶ちません。また悪徳業者は契約を結ばせるために巧妙な手口や話術を使って営業を行います。本記事でご紹介した必要な知識を身に付けて、自分の身を守れるように対策を講じましょう。

なお、外壁塗装をお考えの方は、ぜひヌリカエにご相談ください。ヌリカエでは、専門的な知識を持った相談員がお客様のニーズに合う、信頼できる会社を選んでくれます。無料相談も承っておりますので、外壁塗装をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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