超低汚染リファインとは?特徴やメリット、低汚染の秘密をご紹介

  • 【更新日】2022-12-19
超低汚染リファイン

画像出典:アステックペイント

外壁や屋根など、現在では様々な塗料が販売されています。中でも、外壁を長く、綺麗に保ちたい方は「超低汚染リファイン」がおすすめです。本記事では、株式会社アステックペイントの「超低汚染リファイン」の特徴、超低汚染の秘密、また同社から販売されている他の塗料についても解説します。

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超低汚染リファインとは?

「超低汚染リファイン」とは、外壁塗料メーカーのアステックペイントが開発した外壁塗料です。超低汚染リファインは外壁用塗料、屋根用塗料、塗料を構成する成分の違いによって4つの種類に分けられます。以下では具体的に超低汚染リファインの種類をそれぞれご紹介します。

超低汚染リファイン1000MF-IR

「超低汚染リファイン1000MF-IR」は、フッ素系の外壁塗装用の塗料です。耐用年数は20~24年を想定されています。無機成分(※)を配合しているため、従来のフッ素塗料に比べてより強い耐候性を獲得しています。

(※)「無機成分」:レンガや鉱物、ガラスなどに近い成分のこと。紫外線などでほとんど劣化しなくなるため、塗料が丈夫に、より長持ちになります。

超低汚染リファイン1000Si-IR

「超低汚染リファイン1000Si-IR」も外壁塗装用の塗料となっていますが、こちらはシリコン樹脂系の塗料です。耐用年数は15~18年を想定されています。

超低汚染リファイン500MF-IR

「超低汚染リファイン500MF-IR」は、フッ素樹脂の屋根用塗料です。

耐用年数は20~24年を想定されています。超低汚染リファイン1000MF-IRと同様に従来のフッ素塗料に比べてより強い耐候性を実現させています。

超低汚染リファイン500Si-IR

「超低汚染リファイン500Si-IR」は、シリコン樹脂系の屋根塗装用の塗料です。

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超低汚染リファインの特徴・メリット

超低汚染リファインシリーズは共通して「超低汚染性」「遮熱性」「高耐候性」「遮熱保持性」の4つの特徴があります。以下から4つの特徴を具体的に解説します。

①超低汚染性

超低汚染リファインシリーズの一番の特徴は、その名の元にもなっている「超低汚染」性です。無機成分を配合することによって、塗料自体が気密性の高い、丈夫な塗膜を形成することに成功しています。

結果として、屋外暴露雨筋試験や防汚性評価試験などといった実際の屋外環境を模擬的に実現させて行った実験では圧倒的な美観維持力を誇っています

②高耐候性

超低汚染リファインの種類にはフッ素樹脂塗料とシリコン樹脂塗料の2種類があります。本来、フッ素樹脂塗料とシリコン樹脂塗料は耐候性が高いのが特徴ですが、超低汚染リファインシリーズはさらに高い耐候性になっています

フッ素樹脂は、もともと分子レベルで強い結合力をもっています。その結合により高い耐候性を実現していましたが、超低汚染リファインは劣化に強い無機成分を固着させることで、さらに耐候性を高くすることを実現させています。

③遮熱性

超低汚染リファインシリーズでは平均日射反射率が高い「特殊遮熱無機顔料」という顔料を使用しています。温度上昇の原因である赤外線を効果的に反射してくれるため、一般的な外壁塗料よりも高い遮熱性を持たせることに成功しています。

④遮熱保持性

遮熱性の効果が長持ちするのも超低汚染リファインシリーズの特徴です。外壁塗料は年数が経つにつれ外壁塗装が劣化してきたり、遮熱性が失われます。

超低汚染リファインシリーズは、他社の製造する外壁塗料よりも汚れにくく、より長期間熱の吸収をおさえるため、快適な住環境を長きにわたり提供してくれます。

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超低汚染性の秘密

超低汚染リファインシリーズの一番の特徴は、その商品名の元にもなっている「超低汚染」性です。以下では、超低汚染リファインシリーズが超低汚染性を実現させている秘密について詳しく解説します。

緻密性

他社製品と比べて、超低汚染リファインシリーズが大きく超低汚染性を獲得できた理由の一つが塗膜の緻密性です。

フッ素樹脂・シリコン樹脂、それぞれにおいて無機成分との独自配合により緻密な塗膜が形成されるため、汚れとなる物質が外壁の膜に付着しにくくなっています。

親水性

超低汚染リファインシリーズが高い超低汚染性を実現している理由のもう一つが、高い親水性です。

親水性とは形成された塗膜と水のなじみやすさのことです。親水性が高くなればなるほど、外壁と汚れの間に水が入り込みやすく、雨によるセルフクリーニング機能が生まれます

つまり、超低汚染リファインシリーズで塗装した外壁に汚れが付着した場合、雨などの水分が外壁を流れることによって、付着した汚れを一緒に洗い流してくれるのです。

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カビが気になる方はアステック・プラスS

外壁や屋根裏などが汚れている場合、砂埃や鉄さびなどの付着物の影響に加えて、カビや藻の発生のような問題があります。カビや藻は塗装面の耐久性を低下させる原因にもなるため、常に湿っているところや太陽の日が当たらない場所はカビ対策も必要です。

このようなカビや藻を防ぐために開発されたのが「アステック・プラスS」です。アステック・プラスSは703種類ものカビや藻に対応している添加剤で、水系の上塗材に混ぜて使用するタイプになっています。

そのため、例えば家を綺麗に保てる超低汚染リファインにアステック・プラスSを加えることで、カビ対策も同時に行うことができるようになります

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超低汚染リファインの価格

超低汚染リファインシリーズで外壁屋根塗装を依頼した場合、外壁塗装費用の単価は以下の通りです。

  • 超低汚染リファインSi-IR(シリコン塗料)2,400~2,800円/㎡
  • 超低汚染リファインMF-IR(フッ素塗料)3,200~3,600円/㎡

 

フッ素塗料を使用した方が単価としては高くなることが分かります。

しかし、超低汚染リファインSi-IR(シリコン塗料)の耐用年数が15年~18年、超低汚染リファインMF-IR(フッ素塗料)の耐用年数が20年~24年であることを考えると、塗り替えのタイミング含め、長期的な目線を見れば超低汚染リファインMF-IR(フッ素塗料)の方が良いでしょう。

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アステックペイントのその他の商品

アステックペイントは超低汚染リファインシリーズの他にも、様々な塗料を販売しています。以下ではアステックペイントから販売されている塗料を一部ご紹介します。

グラナートSP

画像出典:アステックペイント – 多彩模様塗料 グラナートSP グラナートSPは家の外観にこだわりたい方におすすめの塗料です。

特殊な塗膜チップが配合された塗料になっており、塗り終わり後は、家の外観を天然石を使用したような、石調風の見た目にすることができます

なお、面積あたりの塗料の重量も軽い設計になっているため、壁への負担も少ないです。カラーは10色から展開されており、選択肢が多いのも嬉しいポイントです。

これらのカラーは1階、2階、ベランダ部分など、外観部分によって色を変えることができるので、より家の外観をおしゃれな見た目へ変えられます。

EC-5000シリーズ

画像出典:アステックペイント – EC-5000PCM-IR製品紹介

EC-5000シリーズは塗装によるモルタル・コンクリート等に使用する弾性塗料です。塗膜の伸び縮みしやすさをあらわす伸縮率は600%もの数値を誇っています

通常、外壁などにヒビが入ると、それに伴って塗膜も裂けます。そして、入ったヒビから雨などの水分が侵入することで、雨漏りの原因になります
EC-5000シリーズの塗料は、その伸縮性を活かし、下地にヒビが起きたとしても塗膜までは割れず、水分の侵入を防いでくれる機能があります。また耐久年数も高く、期待耐用年数15年以上となっています。

スーパーシャネツサーモ

画像出典:アステックペイント – 遮熱塗料〜室内環境を快適に〜 スーパーシャネツサーモF

スーパーシャネツサーモは優れた遮熱性を持つ屋根用塗料です。独自の技術により開発された顔料を使用することで、紫外線や太陽光などの影響を最も受けやすい屋根において、より高い遮熱効果を発揮してくれます

また耐候性にも優れ、変色なども起きにくくなっているため、家の外観を長く、綺麗な状態で保つことができるようになります。

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塗料に迷ったら超低汚染リファインがおすすめ

超低汚染リファインには4シリーズが販売されており、塗装場所や構成成分によって使用するシリーズが異なります。

またどのシリーズにおいても、高い超低汚染性、高耐候性、遮熱性、遮熱保持性など、屋根、外壁塗装において非常に優れた特徴を持っています。塗装工事を検討されている方は超低汚染リファインシリーズも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

なお、外壁塗装をお考えの方は、ぜひヌリカエにご相談ください。ヌリカエでは、専門的な知識を持った相談員がお客様のニーズに合う、信頼できる会社を選んでくれます。無料相談も承っておりますので、外壁塗装をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

こちらの記事をふまえたうえで、外壁塗装の塗料の基礎知識から知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
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