白の外壁塗装の事例9選!おしゃれな配色や組み合わせも

  • 【更新日】2023-05-22
白の外壁塗装の事例9選!おしゃれな配色や組み合わせも

「外壁を塗り替えたいけど、本当に『白』を選んで良いのかな」

「ほかの色と組み合わせやすそうだけど、汚れを目立たせたくないし」

こんな悩みをお持ちではありませんか?

この記事では、外壁を白にした施工例をはじめ、おすすめの色の組み合わせやおしゃれに仕上げるコツなどを紹介しています。
汚れを目立たせない工夫などもあわせてお伝えします。

「白の外壁塗装のイメージをつかみたい」「白を選ぶメリットやデメリットが知りたい」という方は、良ければ参考にしてみてください。

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白の外壁塗装の施工事例

白で外壁を塗装した住宅の施工事例を紹介します。
「白の住宅の雰囲気を知りたい」「自分のイメージに近しいものがないか探したい」という方は、まずは施工事例を把握しましょう。

洗練された白が美しい住宅

洗練された白が美しい住宅
出典:株式会社みすず
一切の混じり気がない真っ白な塗料を全面に使用した、王道の白の外壁塗装です。
ハッキリとした白に、オレンジの屋根とグリーンの草木がしっかり映える仕上がりになっています。

黒い屋根が印象的な白の住宅

黒い屋根が印象的な白の住宅
出典:株式会社みすず
白の反対色である黒を、屋根全体に使用した目を引くデザインです。
白のみだと、どうしてもかすんだ印象になりやすいですが、黒がしっかりと引き締めてくれています。

玄関先のレンガがポイントになる住宅

玄関先のレンガがポイントになる住宅
出典:株式会社みすず
外壁全体を白でまとめており、高級感があります。
レンガ調の玄関先の鮮やかなオレンジが映える、素敵な住宅ですね。

屋根の個性的な原色が際立つ住宅

屋根の個性的な原色が際立つ住宅
出典:株式会社みすず
コンクリート風の白い外壁に、浅葱色と紅色の屋根がうまくマッチしています。
外壁が白で塗装されているからこそ、原色の鮮やかさが引き立つデザインです。

ネイビーがアクセントになる白の住宅

ネイビーがアクセントになる白の住宅
出典:ガイソー小平店
屋根や雨どいなどをネイビーで塗装した住宅です。
白を基調としているからこそ、アクセントとして使う濃い色が美しく輝きます。

ブラウンと塗り分けた白の住宅

ブラウンと塗り分けた白の住宅
出典:株式会社みすず
1階をブラウン、2階をホワイトで塗装した住宅です。
白を基調にせず、他の色とともに塗り分けてもおしゃれにまとまります。

エメラルドブルーと合わせた白の住宅

エメラルドブルーと合わせた白の住宅
出典:ガイソー小平店
エメラルドブルーという斬新な色味を使用しても、ホワイトを合わせることで派手すぎない印象になります。
「日本の住宅にしては奇抜な色を使いたいけど、あまりにも風変りにはしたくない」という場合は、白を取り入れると浮いた印象になりづらいです。

白い外壁に個性的な装飾が目立つ住宅

白い外壁に個性的な装飾が目立つ住宅
出典:株式会社マーブル
木目調のドアや、その横に付けられたレンガ調のデザイン、スカイブルーのラインなどの装飾が目に飛び込む住宅です。
白い外壁はシンプルである分、装飾品がしっかり映えます。

グレーブルーが目を引く白の住宅

グレーブルーが目を引く白の住宅
出典:株式会社みすず
白の外壁に、窓枠や屋根に塗られたグレーブルーがしっかり映えています。
濃い色とも見事に混ざり合うところが、白の最大の魅力です。


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白で外壁塗装するメリット

白で外壁塗装するメリット

明るくて開放感のある印象に仕上がる

白で外壁塗装をすると、太陽の光を反射しやすいので明るく輝いた印象になります。
また、膨張色である白を使えば、自宅を実際よりも少し大きく見えるように錯覚させることができます。

自宅を明るく見せたい・開放感を覚えさせたいと考えるなら、白を選ぶことをおすすめします。

他の色と組み合わせやすい

白はニュートラルな色なので、他の色と組み合わせて使いやすいです。
塗装の際は、外壁全面を白で統一するもよし、1階だけ白くして2階は別の色などの部分使いをするもよし、とマルチに活躍できます。

白はどんな色とどのように組み合わせても調和するので、使い勝手の良い最高のカラーになります。

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白で外壁塗装するデメリット

白で外壁塗装するデメリット

汚れや劣化がよく目立つ

白で塗装した外壁は、砂・泥・カビなどの汚れはもちろん、傷・ひび割れ・剥がれなどの劣化症状も目立ちます。
汚れや劣化に早く気づけるのはメリットとも取れますが、「美しい外観を保ちたい」「メンテナンスが億劫」と思う方は、もっと濃い他の色を選択することをおすすめします。

汚れや劣化が分かりづらい色としては、黒やブラウンなどの濃いものが挙げられます。

単色使いは無個性になりやすい

白だけで外壁塗装をすると、「無個性」「無機質」「地味」という印象になりやすいです。
「できるだけシンプルにしたい」という理由から白を選ぶなら問題ありませんが、「独創性を感じたい」「特徴のある外観にしたい」という場合は向いていません。

サッパリした印象にするのか、ユーモアを追求するのか、どのような雰囲気に仕上げたいかをよく検討してから白の外壁にするか決めましょう。
もちろん、白を基調として他の色と組み合わせれば単調な雰囲気にはなりづらいので、施工事例や組み合わせ例を見て参考にしてみてください。

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白と調和する色の組み合わせ例

外壁のすべての面を白一色で塗装すると、統一感が出るものの、同時に面白みや独自性がないように思えるでしょう。
そのため、白は単色ではなく他の色と組み合わせて外壁塗装をすることをおすすめします。
おすすめの組み合わせ例を紹介しますので、是非とも参考にしてください。

白×黒

白×ブラック
出典:ミズノライフクリエイト
白とブラックのツートンで仕上げると、遊び心とおしゃれが両立するデザインになります。
「独創性はあるけれど、派手な色は使いたくない」という方におすすめの組み合わせです。

白×グレー

白×グレー
出典:ガイソー小平店
明るめのグレーと白も、外壁の配色としては人気があります。
白の透明感とグレーの高級感が相まって、落ち着いた印象の住宅に仕上がります。

白×ブラウン

白×ブラウン
出典:ガイソー小平店
白は温かみのあるブラウンともよく合う色味です。
白とブラウンを組み合わせると、「ナチュラルで柔らかい」「優しくて穏やか」という印象になります。

白×ベージュ

白×ベージュ
出典:ガイソー小平店
2階を白で、1階をベージュで分けて塗装しています。
シンプルな色同士なので、周りの住宅ともよく合い、浮いた印象になりづらいです。

白×原色

白×原色
出典:Suidobi株式会社
白はブラウンやベージュなど外壁として人気の色の他にも、もちろん原色とも合います。
青の他にも、赤・緑・黄色・ピンクなど、何にでも調和します。

白×木目調

白×木目調
出典:カスミ建設株式会社
オフホワイトの外壁に、ナチュラルブラウンの木目調がきれいにマッチしています。
優しくて温かい、柔らかな雰囲気が生み出されていますね。

白×レンガ調

出典:エコハウス
汎用性の高い白にレンガ調の外壁材を取り入れると、ヨーロピアンな住宅になります。
個性的でかわいらしい、おしゃれなデザインですね。

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関連記事:外壁の色の組み合わせ方を、人気の色・配色事例とともに解説!色選びのコツは?

白でおしゃれな外壁塗装に仕上げるコツ

白でおしゃれな外壁塗装に仕上げるコツ
自宅の外壁塗装に白を使用するイメージはつかめたでしょうか。
以下では白を使って外壁塗装をおしゃれに仕上げるためのコツをご紹介します。
これらのポイントを押さえれば、きっと思い通りの外壁の色に仕上げやすくなるでしょう。

白の色味を決める

一口に白といっても、混じり気のない真っ白から、少し色がついた色味まで様々です。
真っ白はシンプルで気品がある印象になり、他の色が混ざっているとまた違う表情を見せます。

真っ白にするのか、他の色をちょっと混ぜたようなものにするのか、使う白の色味の方向性を決めましょう。

白を塗る位置を決める

白を外壁のどこに塗るか、位置を決めることも大切です。
「壁面はすべて白で塗って、ドアや窓枠は他の色にする」「2階は白にして、1階は別の濃い色にする」など、白を使う場所や塗り分け方を具体的に決めましょう。

もちろん、上から下まで全面的に白1色で統一して塗装することもできますが、無機質すぎて浮いた印象になるので注意してください。

カラーシミュレーターを使ってイメージする

カラーシミュレーターを使ってイメージする
大まかにでも使いたい白の色味や場所が決められたら、カラーシミュレーターを使って外観のイメージを具現化しましょう。
頭の中でぼんやりと想像したまま塗装を依頼すると、竣工したときに「こんなはずではなかった」「思い通りの仕上がりになっていない」と後悔する可能性が高いです。
カラーシミュレーターを使えば、自宅が塗装後にどんな雰囲気になりそうか、仕上げたいイメージと合っているかを確認しやすくなります。

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外壁塗装で白を使う場合の注意点

外壁塗装で白を使う場合の注意点
実際に白の外壁塗装を業者に発注する前に、必ず以下の点をチェックしておきましょう。
チェックしておかないと、塗装後に近所からクレームが来たり、カラーシミュレーターと違う出来栄えになったりする恐れがあります。
少々面倒に感じるかもしれませんが、自分のイメージ通りの外壁に仕上げるためにも実行しましょう。

定期的にメンテナンスをする

外壁が白い場合、汚れや劣化が目立ちやすいので、定期的なメンテナンスが必要になります。
日頃から外壁を目視でよく確認し、汚れを発見したら洗浄したり、劣化症状があれば施工業者に依頼して補修してもらったりしましょう。
白の美しさを少しでも長く維持できるよう、小まめなチェックとメンテナンスを怠らないようにしてください。

A4以上のサイズで色見本やサンプル板をもらう

A4以上のサイズで色見本やサンプル板をもらう
少し他の色がついた白を使う場合は、面積効果を意識して色選びをしましょう。

面積効果とは、全く同じ色を塗っていても、小さい面積では濃く暗く、大きい面積では薄く明るく見えやすくなる現象のことです。
面積効果を考慮せずに塗りたい色を指定してしまうと、塗装が完了した際に「想定よりもちょっと薄いな」「せっかく吟味したのに、結局真っ白に見える」と感じるかもしれません。

そのため、塗装業者に塗りたい色を相談する際は、必ずA4以上のサイズの色見本をもらいましょう。
また、できれば髪の色見本だけではなく、サンプル板(サンプルボード)も借りてください。
サンプル板は外壁材に塗装した色見本なので、外壁材の質感や光沢感を加味したうえで色の判断がしやすくなります。

見本は晴れた日に屋外でチェックする

色見本やサンプル板が手に入ったら、室内だけではなく、晴れた日に屋外に出てチェックしましょう。
日光に比べると、蛍光灯やLED電球で照らされた室内では、どうしても色が濃く暗く見えやすいです。
晴れの日に外で見ると、同じ色見本でも薄かったり明るかったり見える傾向にあります。

外壁の塗装が終わった後に「思っていたよりも明るいな」と後悔しないように、必ず見本は外でも確認しておきましょう。
もちろん、一切の混じり気がない真っ白を使う場合、この工程は必要ありません。

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白の外壁の汚れを目立たせないために

外壁の色に白を選ぶ場合、最も不安に感じる点は「汚れの目立ち具合」だと思います。

汚れが目立ちやすい白色ですが、近ごろは汚れがつきにくい塗料なども販売されています。

それらを使用すれば、外壁の汚れがあまり目立たなくなりますよ。

低汚染塗料は白でも汚れがつきにくい!

外壁に塗られた塗料の膜(まく)は、太陽光中の近赤外線を浴びることで、時間が経つにつれてツヤが無くなっていきます。

ホコリやカビ、排ガスなどでも美観が損なわれていきます。

白色の外壁は、それらの汚れが目立ちやすいので、汚れが付きにくい「低汚染塗料」の使用がおすすめですよ。

低汚染塗料とは、親水性という原理を応用して、付着した汚れを雨水が洗い流す作用を持った塗料です。

近頃は各塗料メーカーが、さまざまな低汚染塗料を開発しています。

おすすめの低汚染塗料を比較してみた

以下の表では、外壁の汚れをつきにくくする「低汚染塗料」5つの特徴などを比較しています。

塗料の名前(文字↓をクリックで公式サイトに飛べます) メリット 特徴
超低汚染リファインシリーズ 美観の維持に特化(外観をいつまでも綺麗に) 「超低汚染性」「高耐候性」「遮熱性」を実現
水性クリーンタイトSi 均一な低汚染機能 壁全体に同一の汚染物質付着防止効果
クリーンマイルドSTシリーズ 長い期間美しさを維持 独自のセラミック複合技術で超低汚染性と超耐久性を実現
ファインシリコンフレッシュ さまざまな下地への塗装が可能 弱溶剤系なため臭気がマイルド
アレスアクアシリコンACⅡ 光沢とツヤにこだわる人におすすめ ジルコニアコーティングチタンを配合で高光沢/好みのツヤを選択可

それぞれの特徴を理解した上で、自分にピッタリな塗料を選びたいですね。

外壁塗装は白以外の選択肢もアリ!

(前略)白は白いままにはなりません。塗装剤によると思うのですが、うちは、やっぱり汚れてきました。(後略)

出典:発言小町

汚れを目立たせたくない場合、思い切ってベージュのような白に似た色を選ぶのも良いでしょう!

外壁の色には、白っぽいベージュなどもありますよ。

両隣の家が白色の場合などは、「かぶらないためトラブルを防げる」といったメリットもあります。

白に近いベージュを選択するメリットは下記▼にまとめました。

  • 汚れが目立たない
  • 隣の家とのトラブルを防げることも
  • 黒のように目立つことがない

関連記事:【写真付き】外壁塗装用のベージュの種類と仕上がりの違い

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まとめ

まとめ
白を外壁塗装に用いると、シンプル・モダン・高級といった印象になります。
「自宅の外壁はなるべく素朴にしたい」「シンプルな雰囲気にしたい」とお考えなら、白は非常に向いているでしょう。
しかし、使い方を誤ると「ありきたり」「無個性」「地味」というイメージになりやすいので、塗りたい白の色味や配色には充分に注意しましょう。
もし「外壁を白で塗装したいけど、おしゃれに仕上がらなかったらどうしよう」と不安であれば、塗装業者に直接相談することをおすすめします。
塗装業者は施工はもちろんのこと、色のプロでもあるので、あなたの悩みを解決してくれるでしょう。

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