外壁塗装は15年ごとに必要?補修時期や耐用年数の延ばし方をご紹介

  • 【更新日】2021-09-24
外壁塗装は15年ごとに必要?補修時期や耐用年数の延ばし方をご紹介

「前回の外壁塗装から15年経ったけど、そろそろ再塗装を行うべき?」「もっと短い、または長い方がよいのかな?」といった疑問をお持ちの方のために、外壁塗装の適切なメンテナンス時期について解説します。
また、耐用年数の延ばし方も紹介しますので、できるだけ外壁の寿命を延ばしたいとお考えでしたら、是非とも最後までお読みください。

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外壁塗装は10年周期で行おう

外壁塗装は10年周期で行おう
外壁は10年ごとに塗装し直すことを強くおすすめします。
塗料の耐用年数が約10年なので、このタイミングで塗装を行うと外壁が長持ちしやすくなるためです。
現時点で前回の塗装から15年が経過しているなら、塗料の耐用年数をとうに過ぎているので、なるべく早く塗装業者に点検を依頼してください。

ただし、塗料の種類(グレード)によっては耐用年数が15年以上のものもあります。
あくまでも10年周期というのは目安ですので、「絶対にぴったり10年ごとに外壁塗装をしなければならない」「前回の塗装から15年以上経ったならば、直近で再塗装が必要になる」というわけではありません。

とはいえ、住宅を長持ちさせたいなら、外壁の健康診断は定期的に行うべきです。
塗料の耐用年数は参考にしつつ、塗装業者にすぐに再塗装するべきか判断を仰ぎましょう。
塗料の種類ごとの耐用年数を表にまとめたので、念のためご確認ください。

種類・グレード 耐用年数
アクリル塗料 5~7年
ウレタン塗料 8~10年
シリコン塗料 10~15年
ラジカル制御型塗料 10~15年
フッ素塗料 15~20年
光触媒塗料 15~20年
無機塗料 20~25年

種類ごとの塗料の詳細については、以下の記事をご覧ください。

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劣化症状によっては今すぐに外壁塗装が必要

劣化症状によっては今すぐに外壁塗装が必要
外壁に以下の劣化症状が現れていたら、今すぐに塗装業者に相談して補修してもらいましょう。

  • カビ・藻・コケ
  • 色あせ・変色
  • チョーキング
  • コーキング材の剥がれ・ひび割れ
  • 外壁材のひび割れ
  • 塗膜の剥がれ・ふくれ

 

これらは塗膜が経年劣化したり、外壁材自体の強度が下がったりすることで発生します。
前回の塗装から15年以上経過していたら、何かしらの劣化症状が現れている可能性が高いです。

「症状が目に見えないから」「傷んでいるように感じないから」といって放置するのは危険ですので、必ず塗装業者に点検を依頼してください。

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10年を超えても外壁塗装しないとどうなる?

10年を超えても外壁塗装しないとどうなる?
前項で列挙した劣化症状を放っておくと、雨漏りに発展したり、最悪の場合には住宅が丸ごと倒壊したりします。

放置は厳禁ですので、すぐに塗装業者に連絡して補修を依頼してください。
また、外壁の内部が損傷しており、人の目には見えない症状があるかもしれません。

ですので、問題がないように思えても、10年に一度は必ず塗装業者に外壁を診てもらうようにしましょう。
外壁の点検を無料で受け付けている塗装業者はたくさんあるので、気軽に相談してみてください。

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外壁の再塗装の費用

外壁の再塗装の費用
外壁の再塗装を行う場合、施工費用は塗料の種類ごとに変動します。
種類別に塗料の施工相場で掲載しますので、参考としてご確認ください。

種類・グレード 単価(㎡)*3回塗りの合計
アクリル塗料 1,400~1,600円
ウレタン塗料 1,700~2,200円
シリコン塗料 2,300~3,000円
ラジカル制御型塗料 2,500~3,000円
フッ素塗料 3,800~4,800円
光触媒塗料 4,200~5,000円
無機塗料 4,500~5,500円

また、足場代や材料運搬費などの諸経費が別途かかります。
外壁塗装の総額の相場が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

補足:外壁材ごと新調する工法もある

雨漏りや外壁材のひび割れなど劣化症状が重い場合、再塗装では充分な補修ができません。そのため、外壁材ごと換える工事が必要になります。
既存の外壁材の上から新しい外壁材を張る「重ね張り(カバー工法)」や、既存の外壁材をすべて剥がして新しい外壁材を張る「張り替え」といった工法が使われます。

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外壁塗装の耐用年数の延ばし方

外壁塗装の耐用年数の延ばし方

せっかく大枚をはたいて美しく丈夫な外壁塗装をしてもらったのであれば、できる限り長持ちさせたいですよね。
どうすれば外壁塗装の耐用年数は延ばせるのか、具体的な方法をご紹介します。

定期的に外壁をチェックする

1ヶ月に1回や庭掃除のついでなど、あらかじめ期間やタイミングを決めて定期的に外壁の様子を確認しましょう。
カビやひび割れがないかといった目視はもちろん、手で壁を触ってチョーキングを起こしていないかの触診も行ってください。

外壁の健康診断を行い、早め早めに補修してあげることで、外壁は長持ちしやすくなります。

外壁を軽い力で洗浄する

外壁の初期の劣化症状であるカビやコケ程度なら、業者に頼まずとも自力で落とせます。
スポンジや雑巾など柔らかい素材の掃除用具を使い、軽い力で外壁をこすって汚れを落としてください。
ただし、高圧洗浄機は塗膜や外壁材が傷むので使用厳禁です。
また、カビなどが生えている箇所が高かったり広範囲だったりすると自力では洗浄が難しいので、無理せずに業者に依頼しましょう。

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外壁塗装は優良業者に施工してもらおう

外壁塗装は優良業者に施工してもらおう
いくら定期的に一度再塗装をしてもらっても、塗料の塗りムラがあったり、2度塗りしかしていなかったりすると、10年もしないうちに塗膜が傷む可能性が高いため意味がありません。

丈夫な外壁塗装をしてもらうには、ちゃんと丁寧な施工をしてくれる信頼できる優良業者かどうかを見抜く必要があります。
優良業者の見分け方や悪徳業者に騙されないための対処法を知り、納得がいく外壁塗装をしてもらいましょう。

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まとめ

まとめ
外壁塗装は10年ごとにメンテナンスすることをおすすめします。
ただし、塗料の耐用年数や劣化症状の有無・程度によってはもっと短くなる可能性があるので、10年というのは参考として捉えましょう。
もし10年以上も外壁の点検や補修を怠ると、雨漏りや住宅の倒壊につながるので、日頃から手入れするように気を配ってください。
優良業者に塗装してもらい、きれいな外壁に仕上げましょう!

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