外壁塗装で足場にかかる費用相場をズバリ解説!足場設置の注意点と基礎知識

  • 【更新日】2021-04-22

外壁や屋根の塗装工事を行う際に、見積もりに必ず含まれているのが足場代です。
塗装工事が終われば解体されて後に残らないものなので、「できるだけ安く済ませたい」とお考えの方も多いのではないのでしょうか?


「正直、そもそも足場は必要なのか?」
「足場の相場は、いくらくらいなのか?」
「なぜこんなにも費用がかかるのか?」
「実際、自分でも足場を組み立て、塗装できるのではないか?」

 

実は、しっかりした足場を設置することは、とても重要なことです。
実際に、足場を疎かにしてしまったことで実際に以下のようなケースがありました。


「作業員が足場から落ちてケガしてしまった。」
「塗料の塗り方がまばらで、不満が残る施工となってしまった。」
「騒音が原因で、ご近所さんとトラブルに発展してしまった。」

 

このような事態を未然に防止するためにも、本記事では丁寧に足場の相場価格や必要性を解説します。ぜひご一読ください。

私の家だといくら?

外壁塗装の足場の相場価格、最新情報はこれだ!

足場の相場価格は、700~1000円/㎡が相場

足場代は、「足場の種類」「足場の面積」によって決まります。
一般的に、「足場費用は外壁塗装費用の20%を占める」と言われていますが、その内訳が不透明なだけに、悪徳業者に狙われやすいポイントでもあります。悪徳業者から自分の身を守るために、「足場費用の相場」をここで確認しておきましょう。

「足場の種類」別の価格早見表

一般的な木造2階建住宅の外壁・屋根塗装の場合には、くさび式足場(ビケ足場)と呼ばれる足場が使われることが多く、これは1㎡あたり600円~800円が相場です。

種類単価 / ㎡

単管足場 \500~\800 / ㎡
単管ブラケット足場 \700~\900 / ㎡
くさび(ビケ)足場 \800~\1,500 / ㎡
屋根足場 \700~\1,000 / ㎡

 

この他に、高圧洗浄水や塗料が隣の家や前面道路に飛散しないようにするために足場をメッシュシートで覆いますが、シート掛けの費用が1㎡あたり100円~200円かかります。
これらの合算が、「1㎡当たりの足場価格」になります。

内容単価 / ㎡

飛散防止ネット \100~\200 / ㎡

「足場の面積(建坪)」別の価格早見表

そして、「1㎡あたりの足場価格」に「建坪」を掛け合わせることで、足場代の総額が算出されます。おおよそ、延べ面積30坪程度の一般的な2階建て住宅の場合で、足場とシート代で約15~18万円になります。

建坪施工単価

20坪 \124,800~\150,400
30坪 \152,800~\173,600
40坪 \176,000~\195,200
50坪 \195,200~\213,600

※くさび(ビケ)足場を使用した場合の概算費用

補足:”足場代無料”に潜むウラとは!?

 

よく飛び込みの塗装業者が足場代無料キャンペーンと称して、「近所で足場を掛けているので、今なら足場代が無料です」、「ただいまキャンペーン中なので足場代をサービスします」などと言って訪ねて来ることがあります。
しかし、通常足場の設置解体には、少なくとも2日間は必要になるため、人件費や運搬費にかなりの工数がかかっています。加えて、足場の組み上げには国家資格保有者が同伴する必要があるため、「足場代無料」はほぼ確実にあり得ません。
上記のような業者は「施工費単価」や「材料費単価」に上乗せしているのケースが大半ですので、総合的に見てトータル金額が相場よりも本当に安くなっているか?をきちんと見極める必要があります。
価格の安さだけで業者を決めてしまうと、万一工事中に事故が発生した場合には何かと厄介なので、できるだけ避けたいものです。

私の家だといくら?

外壁塗装にはなぜ足場が必要なのか?

足場を設置する目的

 

足場を組む目的、それは主に以下の3点です。


◇ 安定した足場がないと、正確で丁寧な作業ができないため。
◇ 事故を未然に防ぎ、作業員の安全性を確保するため。
◇ 高圧洗浄水や塗料が周囲に飛び散らないようにするため。

 

万一、足場が悪いと、手が届かない部分に塗り残しが生じたり、職人が落ちて怪我をしたり(最悪のケースでは死亡することもあります)、隣の車に塗料が飛んでトラブルになることもあります。また、過去には足場を掛けずに塗装をしたり、簡素化した足場で作業する業者もいましたが、現場での転落事故が非常に多く発生したため、法令で厳しく規制されるようになりました。
職人さんの命を守るためにも、隣家とのトラブルを未然に防ぐためにも、気持ちよく工事を終わらせるためには、足場は必要になってきます。

例外:足場を設置しない”無足場工法”

出典:「外壁塗装は見積もり比較で60万円得する」

上記の例外として、足場を設置せず上からロープを吊るし、その上に乗って塗装作業をする工法があります。これは、足場を組むコストがかからず工事期間も短縮することができるというメリットもありますが、現状、無足場工法に対応できる技量を持った職人さんは非常に少ないため、万一無足場工法を選択される場合は、施工技術レベルを事前に確認されることをお勧め致します。また、無足場工法の場合、作業効率が悪く、工期が延びるほか、職人の技術力によって施工品質に差が生じやすいなどのデメリットも存在することも忘れてはなりません。

外壁塗装の足場に関する「よくある質問」全部答えました!

Q . 足場設置に必要な敷地面積はどれくらい?

A.建物から足場の柱までの距離が60cm(人間が通れる広さ)以上あれば、設置可能。

60cm以上確保することが、外壁塗装のための理想的な状態です。しかし、都市部などにお住まいの方の場合、隣家とのスペースがほとんどないこともあるかと思います。その場合、そもそも紫外線や雨が当たりにくく外壁劣化しにくいので、塗り替える必要がないケースが多いです。またこのケースは、竣工段階から外壁塗装の塗り替えがしにくいことが自明なので、メンテナンス頻度が少なく済む素材を外壁に用いていることが多いです。

Q . 足場をDIYすることは可能か?

A.可能ですが、足場のDIYは非常に危険なのでお勧めしておりません!

最近はDIYも広く普及し、ご自身で足場を組み立てることで安価に足場代を済ませようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、高い場所での作業を目的とした足場の設置は、厚生労働省によって「国家資格を持った技術者が行うこと」と義務付けられています。そのため、施工中の倒壊にもつながる可能性が高く、素人考えで足場を自分で組み立てることは禁物とご理解ください。

よくある足場トラブル例&防止策は?

ご近所さんとのトラブル

近年くさび式足場(ビケ足場)が国内の多くの現場で使用されていますが、この足場は設置・解体する際にハンマーで叩くため、非常に大きな音が発生します。これが原因で隣家やご近所さんと騒音トラブルに発展したというケースが見受けられます。

 

 >>防止策

 

着工前に、事前に騒音が想定される時間帯を近隣住民の方にお伝えしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。タイミングとしては、おおよそ2週間~1週間前に近隣の方々へ挨拶周りをしておくことが有効です。

防犯上のトラブル

普段は1階の窓は施錠するが2階の窓は施錠しないという方は、特に要注意です。なぜなら、施工期間中は2階まで続く足場から空き巣が侵入しやすいこと、また、飛散防止シートで覆われていて周囲から確認しにくいこと、などもあり、家の中に入り込むことが容易に可能になるためです。

 

 >>防止策

 

外装塗装中は、常にすべての窓を施錠することはもちろんのこと、例えば、足場からの侵入を防ぐために、外付けのカギ(南京錠など)をかけたり、人感センサーライトを取り付けるなどの工夫をしておくことが有効です。

日常生活のトラブル

外壁の塗装工事中は、日常生活にも支障をきたします。つまり、家の周りは飛散防止シートに覆われている上、常時人が歩き回っており、加えて塗料の匂いも充満しているため、気軽に窓やカーテンを開けられず、洗濯物を外に干すこともできません。

 

 >>防止策

 

飛散防止シートや塗料の匂いは不可避なので、ある程度致し方ない部分はありますが、そのほかの部分で細かな要望を聞いて欲しい場合は、優良業者に塗装をお願いしましょう。通常の業者では聞いてくれないリクエストも聞いてもらえる可能性が高まります。

私の家だといくら?

最後に:外壁塗装における足場の基礎知識おさらい!

改めて、本記事のポイントを整理します。

・足場の相場価格は、1㎡あたり700~1000円
・”足場代無料”には要注意!
・足場の役割は「作業員の安全」「塗装の品質」「近隣への迷惑防止」
・足場設置には、壁との間隔を60cm以上確保すること
・足場のDIYは禁物!
・足場設置は「近隣トラブル」「防犯トラブル」「生活トラブル」に注意!

 

外壁塗装における足場代は、その内訳の不透明さゆえ、悪徳業者に狙われやすいポイントでもあります。一番重要なのは、頼りになる優良業者を見つけることです。
もし、この記事だけでは自分が知りたいことが分からない、という方がいれば⼀度、専⾨のアドバイザーに相談してみることをオススメ致します。
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最後に、本記事の要点を振り返ってみましょう。

外壁塗装に足場は必要?

基本的には必要です。理由は、正確で丁寧な作業を行うため、事故防止のため、洗浄水や塗料の周囲への飛散を防ぐためなどです。足場がないと、かえって作業効率が落ちたり、費用が余計にかかったりします。詳しく知りたい方は外壁塗装にはなぜ足場が必要なのか?をご覧ください。

外壁塗装の足場代はいくら?

架設面積1㎡あたり「700~1,000円」が相場です。足場の種類や、飛散防止ネットの料金が含まれるかどうかでも多少単価が上下します。詳しくは外壁塗装の足場の相場価格、最新情報はこれだ!をご覧ください。

足場代が無料になるってホント?

足場代を無料にしても利益が出るよう、他費目の工賃や材料費に上乗せしているケースもあります。値引き額の大きさではなく、最終的な金額をみて業者を決めることをおすすめします。詳しくは補足:”足場代無料”に潜むウラとは!?をご覧下さい。

隣の家との間隔がどのくらいあれば足場は設置できる?

.建物から足場の柱までの距離が60cm(人間が通れる広さ)以上あれば設置可能です。詳しくは外壁塗装の足場に関する「よくある質問」全部答えました!をご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

みなさんが、後悔のない外壁塗装工事を行われることを、スタッフ一同、心よりお祈りしています。

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