10坪住宅の外壁塗装相場は「30万円」。あなたの適正費用はいくら?

  • 【更新日】2022-04-08
10坪住宅の外壁塗装相場は「30万円」。あなたの適正費用はいくら?

本記事は、外壁塗装をお考えの方のなかでも、10坪前後のお宅にお住まいの方へ向けて書いています。

  • そもそも「10坪の家」とは?
  • 10坪の外壁塗装にはいくらかかるの?
  • 塗装費用は安くできる?方法は?

といった疑問に答える内容となっています。

リフォームでは、知っている・知らないで大きく成功率が変わる重要な情報多く存在します。
とくに、初めて外壁のリフォームをする方に、本記事をお役立ていただければ幸いです。

「他の坪数の費用相場」について知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装の費用相場を都道府県・坪数別に解説」

Point
  • 10坪住宅の外壁塗装の相場は23~36万円
  • 平均的な広さの外壁&最もシンプルな工事で約30万円が目安。
  • 外壁塗装を安く行うために最も有効な方法は、早期に相見積もりを取得すること

ざっくりいくらかかるの?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

10坪住宅の外壁塗装の費用相場

調査の結果、相場は「23~36万円」平均は「30万円」

10坪の家の外壁塗装にかかる費用は、23~36万円が相場です。
また、当サービス「ヌリカエ」を利用して外壁塗装をしたお客様のうち、10坪住宅にお住まいの方がかけた費用は平均30万円でした。

外壁塗装の費用を左右する3つの要素

そもそも外壁塗装の費用は何で決まるのでしょうか?
外壁塗装費用は、おもに次の3つの要素によって変わります。

1. 外壁の面積

外壁の面積が広ければ広いほど、塗料代や作業人件費がかかることになり、金額も大きくなります。
10坪住宅の外壁塗装面積の目安は約33~41㎡となっています。

2. 使用する塗料

塗料には性能や価格が異なるものが無数にあります。
一般的に、耐用年数が長い塗料ほど価格も高くなる傾向にあります。
安い塗料を選べば塗装費用も安くなりますが、次回の塗り替え時期までが短くなり、長い目でみて工事回数が多くなるのが難点です。

10坪住宅では、もっとも人気のシリコン樹脂塗料を使う場合で、塗料代が8~11万円、次回の塗り替え時期までは12~15年が目安です。

3. 同時に行う工事

外壁塗装と一緒に、屋根塗装や、雨どいのメンテナンス、ベランダ防水工事等を行う場合、その費用が発生します。


以上の3つのうちで重要なものは、「塗装面積」と「選ぶ塗料」の2つであると、私たちは考えています。

外壁面積ごとの塗装費用相場額の早見表

10坪前後の住宅の外壁面積5パターンと、使用する塗料4パターンの計20通りの組み合わせから、外壁塗装の費用相場額を一覧表にまとめました。
ご自宅の外壁面積がよく分からない場合は、平均的な面積の「37」に近い行をご覧ください。

外壁面積 ウレタン
(8~10年)
シリコン
(12~15年)
ラジカル
(13~16年)
フッ素
(15~20年)
35㎡ 21万円 23万円 25万円 33万円
40㎡ 24万円 26万円 28万円 37万円
45㎡(平均) 27万円 29万円 32万円 42万円
50㎡ 30万円 32万円 35万円 47万円
55㎡ 33万円 35万円 39万円 51万円

※足場代、高圧洗浄台、養生代、飛散防止ネット代、塗装材工費(下塗り1回+中・上塗り)、業者諸経費10%を含む、税込み費用。

「家の坪数」と「塗装面積」の対応表

5~15坪の場合について、外壁の塗装面積の目安表です。ご自宅の坪数は分かっていて、外壁の面積がわからない場合にご活用ください。

坪数 塗装面積 坪数 塗装面積 坪数 塗装面積
5坪 19㎡ 9坪 33㎡ 13坪 47㎡
6坪 23㎡ 10坪 36㎡ 14坪 50㎡
7坪 26㎡ 11坪 40㎡ 15坪 53㎡
8坪 30㎡ 12坪 43㎡

一番楽に相場を知る方法は、一括見積もりサービスを利用すること

ご自宅の場合の外壁塗装の相場をハッキリ知るには、外壁面積を正確に把握する必要がありますが、これがなかなか大変です……。
同じ坪数の家でも、建物の階数や形状によって、外壁面積はほんとうに千差万別。
ネット上でいくら金額を調べても、あなたの場合の費用をズバリ当てられる情報はまず無いでしょう。

では、どうすれば外壁塗装相場を確実に調べられるのでしょうか?

それは、無料で来てくれる地元の業者を、3~4社呼んで実際に見積もりをとることです。
これならば、複数の提示額から相場もすぐに分かるうえ、あなたにお金はかかりません。
幸い、外壁塗装の見積もり業者は、インターネットですぐに呼び寄せることができます。

当社のサービスの場合、入力はたったの1分で、複数の優良業者をあなたの家に無料で呼べるので、自分で調べるよりも早く正確に自宅の外壁塗装費用がわかります。
このページから依頼をしていただいた方へのサービスとして、工事を発注しなかった業者への気まずいキャンセル連絡も、当社がかわって行ないます。

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外壁塗装の3つのパターンと10坪住宅での費用相場

ここからは、費用や工事範囲の異なる3つの場合をもとに、費用相場を内訳つきでご紹介したいと思います。

パターン①外壁塗装のみを行う場合

最もベーシックな「外壁塗装のみ」「使用塗料はシリコン」の工事では、合計費用は約20万円となります。
以下に、費用内訳や単価の目安を、業者の出す見積もり書とおなじ形式の表でまとめました。

費目 単価 数量 金額 備考
足場代 750 60(㎡) 45,000 単価700~1,200円が相場
高圧洗浄代 200 37(㎡) 7,400
養生代 350 37(㎡) 12,950
飛散防止ネット 150 37(㎡) 5,550
下地補修 6,000 不要な場合あり
塗装材工費 2300 37(㎡) 85,100 シリコン塗料を使用
業者諸経費 10% 16,200 工事費の10%と設定
税込合計 10% 196,020円

10坪住宅の場合は、足場代の費用は約5万円が目安です。

パターン②外壁に加えて、屋根塗装も使う場合

外壁工事で建てた足場を利用して、「同時に外壁塗装も行う」場合、工事費用の相場は約31万円となります。
工事にかかる費用の内訳や、単価・施工面積などの目安は以下のとおりです。

費目 単価 数量 金額 備考
足場代 750 60(㎡) 45,000 外壁用と共用、屋根足場不要の場合
高圧洗浄代 200 37(㎡) 7,400
養生代 350 37(㎡) 12,950
飛散防止ネット 150 37(㎡) 5,550
外壁塗装
下地補修:外壁 6,000 不要な場合あり
外壁塗装 2,300 37(㎡) 85,100 シリコン塗料を使用
屋根塗装
下地補修:屋根 6,000 不要な場合あり
屋根塗装 4,300 20(㎡) 86,000 フッ素塗料を使用
業者諸経費 10% 25,400 工事費の10%と設定
税込合計 10% 30,7362円

外壁と屋根と同時に塗装すれば、5万円以上の節約に

屋根や外壁の塗装工事には、高所作業のための足場が必須になります。
この足場の設置・解体代が意外と高く、10坪住宅の塗装では5~6.25万円前後になるのが普通です。

これが、足場代を1回分(5~6.25万円)浮かせるため、屋根と外壁の塗装を同時に済ませる方がいる理由です。

また、次回も屋根と外壁の塗装タイミングを合わせたい場合は、屋根に「フッ素塗料」、外壁に「シリコン塗料」を使うと塗装サイクルが合うのでオススメです。

塗料グレードと、外壁・屋根での耐用年数
塗料の種類 外壁での耐用年数 屋根での耐用年数
アクリル 6~8年 5~6年
ウレタン 8~10年 6~8年
シリコン 10~15年 8~12年
フッ素 15~20年 12~15年
屋根と外壁で塗料の耐用年数が変わる理由は? 外壁に比べて屋根のほうが「日差しに晒される時間が長い」ことと、「雨水によるダメージが大きい」ことから、同じグレードの塗料を使っても、屋根のほうが耐用年数が短くなります。

パターン③外壁・屋根塗装と、付帯部分の修繕を行う場合

建物の直せる箇所を一気にリフレッシュする工事です。
施工内容は、「外壁・屋根の塗装」「雨樋などの付帯部分補修」「ベランダ防水の再工事」など多岐にわたります。
合計費用は約52万円です。
工事箇所ごとの費用内訳や単価・数量の相場は下記の表にまとめました。

お住まいの方が高齢で、次回を最後の工事にしたい場合や、家を相続する前になるべくキレイな状態で譲りたい場合を想定しています。

費目 単価 数量 金額 備考
足場代 750 60(㎡) 45,000 外壁用と共用、屋根足場不要の場合
高圧洗浄代 200 37(㎡) 7,400
養生代 350 37(㎡) 12,950
飛散防止ネット 150 37(㎡) 5,550
外壁塗装
下地補修:外壁 6,000 不要な場合あり
外壁塗装 4,300 37(㎡) 159,100 フッ素塗料を使用
屋根塗装
下地補修:屋根 6,000 不要な場合あり
屋根塗装 4,300 20(㎡) 86,000 フッ素塗料を使用
付帯部分の工事
雨どいの交換 4,000 15(m) 60,000 ガルバリウム製を使用
ベランダ防水 8,000 5(㎡) 40,000
業者 諸経費 10% 42,800 工事費の10%と設定
税込合計 10% 517,880円

この例よりも費用が高くなる場合

本例は、キレイな状態にするのに塗装のみで済んだ場合の見積もりです。
長く住んでいて前回のメンテナンスから間が空いている場合は、外壁の張り替えが必要になる場合もあります。
外壁全体の張り替え費用は10坪住宅で43万円~62万円、部分補修でも5~7.5万円となり、予算が大きく変わります。

▼「外壁の張り替え費用」について詳しく知りたい人は、下の記事をご覧ください。

外壁塗装を費用相場内で賢く行うためのコツ

塗装工事の業者選び~契約までの各段階で、かかる費用の分かれ目となるチェックポイントと安くするための行動を解説しました。

タイミング1:見積もり到着前にできること

【コツ】
  • 工事業者は、ハウスメーカーではなく「地元の工務店」にする

一般的に、新築時のハウスメーカーに依頼すると、地元の一般工務店に依頼するのに比べ、同じ工事でも費用が高くなってしまいます。

工事が高くなる理由は、ハウスメーカーの取り分である「中間マージン」の存在です。
ハウスメーカーの見積もりでは本記事の例の1.5倍近く費用がかかることも珍しくありません。
しかもほとんどの場合、結局は地域の工務店が派遣されてくるのです。

塗装の依頼は、ハウスメーカーではなく地元の業者に声をかけましょう。

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タイミング2:見積もり書がきた段階でするべきチェック

【コツ】
  • 見積もり書の「単価」「数量」が相場どおりかを見る

見積もりを出したのが施工店・工務店の場合でも、それだけで安心できるとは限りません。
地域密着の悪徳業者も存在します。

悪徳業者が費用を水増しする場合、見積もり書の「単価」か「数量」のどちらか、あるいは両方の数字が相場より大きくなります。
この数字をチェックするのがポイントです。

相場の目安となるの数値は以下のとおりです。到着した見積もり書と比べるようにしてください。

注意すべき項目と単価・数量の相場

  • 「塗装面積」(10坪住宅の平均:37㎡)
  • 「足場代」(40坪住宅の平均:5~6.25万円)
  • 「塗料代」(シリコン塗料:約2,300円/㎡、フッ素塗料:4,300円/㎡目安)
  • 「諸経費(運搬費)」(他項目の合計金額の5~10%が相場)

タイミング3:工事契約の前に役立つコツ

【コツ】
  • 「相見積もり」をとる
  • 「訪問販売」「契約を急がせる」業者とは契約しない

相見積もりをすると、費用が安くなる理由

悪意のない業者でも、その地域の相場より高い見積もり金額を出すことがあります。

そもそもリフォーム業者には、得意分野、安く済む分野、面積の計測方法などにバラバラの個性があり、どの業者でも工事費用の単価・数量・合計金額が同じになることはまずありえません。 1社だけからしか見積もりをとらずに外壁塗装を契約してしまうのは、リスキーと言えます。

あなたの望む塗装工事が得意で、費用も安くすむ業者と出会う確率を上げるには、相見積もりが有効です。
3~4社からきた見積もりを比べることで、金額や業者の対応を比べることができます。

「訪問販売」「契約を急がせる」のは悪徳業者の可能性が高い

最後に、消費者センターにあつまった声をもとにした、悪徳業者の特徴やトーク例をご紹介します。
下記にあてはまる業者は避けたほうが無難です。

こんな業者とは契約しないように注意

  • 見積もり書に、単価・数量が書かれていない項目が多い(「一式」など)
  • 値引きするかわりに即決を迫る(「モニター費用」「地域の実績作り」が常套句)
  • 劣化を写真等で見せない。「すぐ修理しないと大変」と工事を急かす(台風や地震後はとくに注意)
  • そもそも訪問営業がスタートの業者

10坪住宅の外壁塗装費用をさらに安くする方法

ここまでで外壁塗装費用の計算方法をご理解いただけたかと思います。
では、少しでも外壁塗装の費用を安く抑えるためにはどうすればよいのでしょうか?そもそも、費用を安くする方法はあるのでしょうか?

結論から言うと、安く塗装する裏ワザはあります。
ここでは、その方法を5つご紹介いたします。

早めに相見積もりを取得する

外壁塗装を安くお得に行うために、最も有効なのが、まだ早い段階(劣化が軽度な状態)で、複数の業者から相見積もりを取得することです。
ポイントは「早い段階」「相見積もり」の2点です。

なぜ「早い段階が有効」なのか?

  • 業者の間で価格競争が起こり、提示金額の平均が下がる
  • 異常があった場合、早く見つかる

業者側の気持ちとしては、自社からしか見積もりをとっていない人と、他社からも見積もりをとっている人とでは、成約率を上げるため、見積もり金額を下げざるをえません。
消費者側は、この気持ちを賢く利用し、よりお得な金額で工事を発注することができます。

また、見積もりをとるということは、業者が家をチェックするということです。
複数の業者が早期からチェックに訪れれば、万一の異常があっても、1社のみのチェックよりも見つかる確率はアップです。

複数の業者とやり取りするのは時間もかかりますが、外壁塗装自体決して安い買い物ではありません。
自分の目で確かめるという意味も込めて、早期に一括見積もりサービスを利用されることをオススメします。

ざっくりいくらかかるの?

※1時間以内に74人が ヌリカエで料金診断しました。

補助金・助成金を活用する

外壁塗装は条件次第で、補助金・助成金を受け取ることが出来ます。
地域によっては最大30万円が支給されますので、ぜひお住まい地域の補助金情報をチェックしてみてください。

ただし、補助金を受け取るには、遮熱塗料・断熱塗料を使用することが必要など、いくつかの条件がありますので、ご注意ください。

火災保険を活用する

台風や大雪などの自然災害や、隣家の家事等により生じた意図しない劣化は、火災保険が降りる可能性があります。
「火災保険でもっと安くできたのに・・」と後々後悔しないためにも、事前に適用範囲を確認しましょう。

火災保険には、大きく3つの種類があります。

1. 住宅火災保険

補償対象が少なく(火災・落雷・風災など)、シンプルな保険です。月額保険料次第では、被害合計額20万円以下の場合、自己負担額の設定次第では、保険金が下りないというケースもあります。

2. 住宅総合火災保険

補償対象が拡大(水害・盗難・いたずら書きなどを含む)、近年では最も一般的な保険です。保険金が下りないケースは住宅火災保険同様、存在します。

3. オールリスクタイプの火災保険

最も広範囲を保証対象とした保険です(建物だけでなく街灯やベランダなどを含む)。また、損害額が小さくとも実費で保険金補償ができるなど、最も自由度が高いプランです

住宅ローン減税を活用する

住宅ローン減税(≒住宅借入金等特別控除)とは、居住を目的とした住宅ローン利用者が所得税を一部減税できる制度で、これを活用すれば、10年間年末調整時点でローン残高の1%を所得税から控除することができます。

外壁塗装で住宅ローン減税が受けられる条件は次の通りです。適用対象ないか否か、ぜひ確認してみてください。

住宅ローン減税の条件
  • 10年以上のローンを組む
  • リフォームするのが自分が居住する住宅
  • 床面積の1/2以上が居住部分
  • 工事後の床面積が50㎡以上
  • 工事完了後、6ヶ月以内に入居
  • その年の12月31日まで継続居住
  • かかる費用が100万円以上
  • 施主の所得金額が3000万円以下

リフォームローンを活用する

実は「外壁塗装の費用を工面するために貯金をしていたら、逆に損をする」というケースがあります。

どういうことかと言うと、例えば貯金をするために2年先延ばしにすることによって家の劣化が進行し、結局、今すぐ施工すれば必要なかった費用としての「修繕費」がローンの金利よりも高くついてしまうのです。

次のシュミレーション例をご覧ください。

シュミレーション(設定)
ローン対象額 1,000,000円
お支払回数 120回(10年×12カ月)
実質年利 2.5%

上記のような設定の場合、次のような結果になります。
結果的に、2~3年待つよりも、ローンを借りたほうが安く済ませることが出来るのです。

ローンで今すぐ塗装 貯金して2年後に塗装
100万円 想定費用 100万円
+131,200円
※金利2.5%120回払いの場合
追加費用 +20~30万円
※2年間の経年劣化によるもの
約113万円(約15万円お得に!) 支払総額 約130万円

ここまで、費用を安くする方法をお伝えしてきましたが、実は外壁塗装を値段だけで決めることは大変危険です。
なぜなら、相見積もり取得時に、営業担当者が他会社の見積もり金額に負けじと提案金額を安くした結果、原価を限りなく抑えなければ利益の出ない費用で受注してしまい、現場にしわ寄せがいく、というケースが存在するためです。
その結果、どうなるかというと・・

  • ・塗料を必要以上に薄める
  • ・三度塗りではなく二度塗りで済ませる
  • ・必要な乾燥時間を確保しない

現場では、このような手抜き工事が発生し、ふたを開けてみると、仕上がりが悪くなってしまったり…。
このような最悪の事態を防ぐためには「適性価格かどうか?」を見極めることが最も重要です。
次に、その見極め方についてご説明します。

あなたの家は本当に10坪?大きさの目安

10坪とはどれくらいの大きさ?

では、「10坪の家」はどれくらいの大きさなのでしょうか?
以下に「10坪の家」の目安となる特徴をまとめました。もし図面が無いなど、ご自宅の坪数が分からない場合はご参考ください。

  • 間取り:1LDK~2LDK
  • 家族構成:1~3名(0~1世代)
  • 外面の大きさ:家の幅・奥行き・高さが平均2m

それでは次に、本題の「費用」を見ていきましょう。

「10坪」とはどの部分の大きさなのか?

一般に「10坪の家」という言葉は、延床面積(各階の床面積の合計)が10坪である家のことを指します。坪単価に直すと、

  • 1坪 = 約3.3㎡(畳2枚分)
  • 1㎡ = 0.3坪(縦1.8m×横1.8m)

となりますので、延床面積10坪を㎡換算すると約33㎡ほどになります。

また、外壁面積に換算すると約40~50㎡が平均となります(最終的に見積もりに記載されている塗装面積は、33㎡~41㎡の範囲内にあることが多いです。)

 ~補足:各用語の意味のちがい~ 
  • 1. 延床面積=各階の床面積の合計
  • 2. 建築面積=1階部分の床面積
  • 3. 建坪=建築面積を坪数で表したもの
  • 4. 敷地面積=(土地を含む)建物が建っている敷地の面積
  • 5. 外壁面積=家の外面積の合計
  • 6. 塗装面積=外壁面積から(窓など)人層面積を除いた面積

【上級者向け】10坪外壁塗装費用を自分で調べる方法

ここからは、外壁塗装にかかる費用を「自分で計算したい」という方のために、ご自身でできる外壁塗装費用の求め方をご紹介します。

まず、外壁塗装の合計費用は次のように求められます。

塗装面積×塗料単価+付帯費用(人件費・足場代等)+その他諸経費

では実際に、次の3つのSTEPに分けて計算していきましょう。

STEP1 塗装面積の算出

塗装面積の求め方は次の通りです。

塗装面積=延べ床面積(㎡)×1.1~1.3(係数)

※例:延床面積が100㎡、係数が1.2の場合、100㎡×1.2=120㎡が塗装面積となります。

延床面積とは

各階の床面積の合計したもの(例えば、1階が50㎡、2階が50㎡の場合、延床面積は100㎡)です。
(坪数から平米数を求める場合は「坪数×3.3=平米数」と算出してください(例:10坪の場合、10坪×3.3=約33㎡)

係数とは

実際に塗る部分の面積を実数値に近づけるためのものです。窓やベランダなど、塗装しない箇所の大きさに応じて係数を変化させて計算しましょう。
(※係数の参考値:通常の10坪の家:1.1~1.3 ベランダなど追加面積がある場合:1.4~1.6 非塗装箇所も含めた外壁面積:1.7~1.8)

STEP2 塗料の種類の選択

外壁面積がわかったら、次にどの塗料を使用するか?を決めましょう。
塗料の種類毎に平米単価が異なります。なお、最も一般的に使われている塗料はシリコン塗料・ラジカル塗料の2種類です。
次の表を参考に、ぜひ塗料金額を参考にしてみてください。

グレード 耐久性 単価(㎡)*3回塗りの合計
アクリル 5~7年 1,400~1,600円
ウレタン 8~10年 1,700~2,200円
シリコン 10~15年 2,300~3,000円
ラジカル制御型塗料 12~15年 2,500~3,000円
フッ素 15~20年 3,800~4,800円
光触媒塗料 15~20年 4,200~5,000円
無機塗料 20~25年 4,500~5,500円

STEP3 付帯費用・諸経費の追加

実は「付帯費用」と「その他諸経費」は、見落としがちなポイントです。そもそも付帯費用と諸経費とは何を指すのでしょうか?それぞれの内訳は次のようになります。

  • 付帯費用:職人の人件費・足場代・養生費など
  • その他諸経費:業者の利益・移動費・保険費など

特にこの2点は、注意が必要です。なぜなら塗料代と異なり、これら費用には明確な価格基準が存在せず、業者の言い値により金額が決まるケースが存在するためです。
実際に一部の業者では金額をごまかして相場よりも高く(工事費の20~40%といった例も!)見積もる業者もいます。
次の表は、10坪の家の各付帯工事の相場を記載しています。ぜひ参考にしてください。

10坪の付帯費用・諸経費相場~

  • 足場代:5~6.25万円
  • 屋根塗装:8~10万円(シリコン)
  • シーリング補強:5~6万円
  • 雨どいの交換:5~6万円
  • ベランダ防水:3~5万円(FRP)
  • 塗装前の高圧洗浄:約200円/㎡
  • 周囲の養生:約200~300円/㎡
  • 塗料の飛散防止ネット:約150円/㎡
  • 業者諸経費:工事金額の約10%

10坪の家の計算例

以上を踏まえ、例として一般的なケースである「2階建て・延床面積10坪・ラジカル塗料を使用・外壁塗装と屋根塗装」の場合を想定して費用を計算してみましょう。

① 塗装面積:42.9(㎡)
  =33㎡(10坪×3.3)×1.3(係数)
 ×
② 塗料単価:¥2,700(ラジカル)
 
③ 付帯費用:¥165,900
  =¥50,000(足場代)+¥90,000(屋根塗装費用)+¥25,900(高圧洗浄費や養生費)
 
④ 諸経費:(工事費の10%)

以上の計算結果から、

¥281,730(①~③の合計)
 
¥28,173(④)
 ||
¥309,903(合計額)

この場合の合計額は、約31万円という結果になりました。
改めてですが、特に諸経費は業者により10~40%ほど変動しますので、ご注意ください。
早めの相見積もり取得をお勧めします。ぜひこれらの算出方法をもとにご自身の費用の確認にお役立てください。


業者の説明や提示金額に少しでも不安を感じたり、リフォーム工事の金額をなるべく抑えたいとお考えでしたら、「相見積もり」をとるのがオススメです。
複数の業者の提示単価・施工面積を比べたり、営業担当者に触れて信頼性などを見ることができるので、金額的にも品質的にも納得のいく工事にたどりつくには、相見積もりはもはや欠かせない準備と言えます。

もし、声をかける業者をどこにすれば良いか分からない場合はヌリカエをご利用下さい。
業者紹介前には、専門知識のある相談員があなたのご要望を丁寧にヒアリングしますので、不要な連絡がいくご心配もありません。お役立ていただけますと幸いです。

記事のおさらい

10坪住宅の外壁塗装の相場はいくらですか?

10坪の家の外壁塗装にかかる費用は「23~36万円」が相場で、平均は30万円でした。詳しく知りたい方は10坪住宅の外壁塗装の費用相場をご覧ください。

外壁塗装の費用は何で決まるの?

費用を変える要素は3つあります。「外壁の面積」「使用する塗料」「同時に行う工事」です。詳しくは外壁塗装の費用を左右する3つの要素をご覧ください。

10坪住宅の外壁塗装には、何にいくらかかるのですか?

外壁塗装のみの工事で、塗装代に約12万円、足場代に約5万円、養生や洗浄に約3万円、下地補修に1万円など、合計約31万円の事例があります。詳しく知りたい方は外壁塗装の3つのパターンと10坪住宅での費用相場をご覧下さい。

10坪住宅の外壁塗装を安く行う方法はある?

ハウスメーカーではなく地元の工務店に依頼すること、見積り書を相場とよく比べること、相見積もりをとることです。詳しくは外壁塗装を費用相場内で賢く行うためのコツをご覧ください。

以上、本記事が外壁塗装を予定されている方のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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