雨戸修理を自分でやるには?症状別DIY方法を解説

  • 【更新日】2021-09-16
雨戸修理を自分でやるには?症状別DIY方法を解説

「雨戸のたてつけが悪くなって収納しづらい…」
「雨戸を自分で修理できるだろうか…」

雨戸は、台風があると風の影響を直接受けてしまいます。
また、可動させて利用するものであるため、経年劣化による影響も大きいのです。
このような雨戸はふと気づくと、開閉の際にがたつきが出るようになっていたり、雨戸自体にひび割れが起きていたりする場合があります。

そこで、今回の記事では以下の雨戸修理を適切にする上で、必ず知っておくべき内容をテーマに解説します。

  • 自分でできる雨戸の修理方法
  • 業者に依頼して雨戸の交換をしてもらうためのポイント
  • 雨戸を無料で修理・交換するための火災保険の適用ポイント
  • この記事で、自分でパパっとできる修理とできない修理の違いを見極められるようになっていただければと思います。

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    雨戸の修理が必要になる破損の症状

    雨戸が破損して、修理が必要となる症状としては以下のものが挙げられます。

  • 雨戸が閉まるスピードが異常
  • 開閉の際に異音がする
  • 雨戸が完全に閉まらない(隙間ができる)
  • 雨漏りがある
  • 雨戸の表面にひび割れ、歪みなどがある
  • では、上記のうちどの症状の場合は自分で修理できるのでしょうか?

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    自分でできる雨戸の修理(DIY)

    雨戸の修理は、破損が小さいうちにおこなうのがベストです。
    雨戸の破損症状のうち、自分できる雨戸の修理は、以下が挙げられます。

    DIYで修理できる破損 ・雨戸の開閉ができない
    ・雨戸が閉まるスピードが異常
    ・開閉の際に音がする
    逆に、上の症状以外の場合は、業者に不具合を見てもらい、雨戸の修理・交換を依頼するほうが、手間も施工不良も起きません。
    なので、よほど雨戸の構造に詳しくなければ、軽微な破損のみ自分で雨戸修理をおこないましょう。 自分で修理できる軽微な破損とは、以下が挙げられます。
    よくある破損の原因 ・戸車に異常がある
    ・レールに詰まりが発生している

    これらの不具合なら戸車の交換やレールの詰まりを解消することで直る可能性が高いので、自分で修理することが可能です。
    以下それぞれについて詳しくみていきましょう。

    戸車の交換

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    引き戸型の雨戸は、地面に平行に設置されたレールの上を引き戸が滑る構造となっています。
    そして、レールと雨戸本体の間には戸車という小さな車輪をもつパーツがあります。この戸車が破損していたり、ずれていたりすると雨戸の開閉が上手くできなくなるのです。

    また、戸車は開閉の度に負担のかかるパーツであり、経年劣化の影響が大きなものです。

    そのため開閉時に困難が生じる雨戸の戸車を交換するだけで雨戸の状態が改善する場合があります。

    戸車は雨戸により取り付けられているものが異なるため、雨戸のメーカーに問い合わせて交換部品を購入するのが最も効率的です。

    実際に交換する際は、雨戸をレールから取り外し、はめ込みもしくはネジ留めで戸車を交換することになります。

    レールの詰まりの解消

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    戸車の劣化と並んでよくあるのがレールの詰まりです。
    特に、雨戸はレールが床や地面に近い位置にあるためゴミや埃が詰まりやすいのです。
    このような場合は雨戸をレールから取り外して、詰まりを解消してください。あっけないほど簡単に雨戸の開閉がスムーズになることがあります。

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    雨戸の修理を業者に依頼する場合

    雨戸の簡単な修理であれば自らおこなえますが、大きな破損は業者に交換を依頼することがおすすめです。 本格的な雨戸の修理は、素人には難しいため業者に依頼したほうが手間がかかりません。

    ここでは、業者の修理を依頼する手順と費用相場を解説します。

    無理な修理で雨戸を全損させるよりも、業者に修理や交換を依頼したほうがいいでしょう。

    無料診断を使って相見積もりをとる

    雨戸の修理を業者に依頼する場合は、相見積もりをとるのが基本となります。 相見積もりは複数の業者から見積もりをとることを指し、相見積もりには以下の2つの効果があります。
    相見積もりの効果 ・より安く修理してくれる業者を見つけられる
    ・過度に高い料金を請求する悪徳業者を避けられる

    一方、相見積もりをせずに一つの業者の見積もりのみで契約を締結すると、結果として相場の数倍の料金を請求されることもあります。
    こういったトラブルを避けるためにも相見積もりは必須なのです。

    そして、相見積もりを簡単にとることができるのが、建物の無料診断です。

    これは、専門家があなたの建物の状態を無料で診断し、異常がある箇所の修理について、複数の優良業者から見積もりを出してもらうというものです。そのため、あなたは専門家の一度の訪問に立ち会うだけで済みます。

    さらに、専門家が見積もりの依頼をする業者は評判の良いものばかりであるため、詐欺まがいの行為を働く悪徳業者をあらかじめ避けることができるのです。

    雨戸修理の費用の相場を知っておく

    雨戸の修理の費用については、当然ながらどの程度の修理が必要になるかで変わります。

    以下は一般的な雨戸の修理方法と費用の相場です。

    当然ながら、一部修理よりは交換が高くなります。
    また、引き戸型よりもシャッター型の雨戸の修理の方が、価格が上がる傾向があります。
    さらに、上記に加えて2階部分の雨戸を修理する場合は、別途足場費用80,000円~120,000円が必要となる場合もあります。

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    雨戸の修理は保険を使って無料でできる?

    火災保険が利用できるかチェック

    雨戸修理は必ずしも安いものではありません。

    そして、条件が合えば、火災保険による補償を利用することがおすすめです。

    一般的にはあまり知られていませんが、火災保険には火災や落雷、爆発・破裂、風災・雪災などの自然環境によって起こる住宅の破損を補償してくれる特徴があります。

    そのため、台風などで雨戸が破損した場合は、足場費用も含めて修理代金を保険金で支払うことができるケースもあります。

    もしかしたら「破損の前に来た台風で雨戸が破損した」可能性もありますし、一概に経年劣化とは言えませんよね。

    そして、火災保険の適用については、以下の3つの手順で行いましょう。

    1. あなたの火災保険の内容をチェックする
    2. 建物診断の際に火災保険が利用できるか確認
    3. 保険の申請を行う

    ポイントは、見積もりの前提となる建物診断の際に、火災保険が適用できるものか否かを専門家に確認するところです。

    いきなり保険の申請をしてしまうと、拒否された場合に再申請ができなくなります。

    そのため、まずは専門家の意見を聞くことで、保険適用の有無を判断できるようにしましょう。火災保険の適用が認められれば、雨戸の修理を無料で済ませることができます。

    火災保険についてはもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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    まとめ

    ここまで読んでいただき、ありがとうございます。今回は、雨戸の修理について解説しました。
    雨戸は風雨からあなたの住宅を守り、防犯性を高める非常に重要なものです。

    そして、軽微な破損に早めに対応することが、将来における全損を避けるために重要です。

    雨戸を修理ではなく交換となれば、費用はそれなりにかかります。
    そのため、自分で雨戸の修理をおこなうことが難しい場合は、建物診断の時点で火災保険による補償が使えるか否かをチェックしておきましょう。そうすることで、費用は無料で雨戸修理ができる場合があります。

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