優良な塗装営業マンはこんな人!信頼できるか見抜くポイントを紹介します!

  • 【更新日】2021-09-22
優良な塗装営業マンはこんな人!信頼できるか見抜くポイントを紹介します!

突然自宅に塗装業者を名乗る営業マンが訪問してきて、とても不安ではありませんか。
しかし、訪問営業によるトラブルは全国で後を絶たないものの、全員が悪徳業者の営業マンという訳ではありません。
中には優良業者の営業マンもおり、ポイントを押さえておけば専門知識がない方でも優良か悪徳か見分けられます。

信頼できる優良業者の営業マンの特徴をご紹介しますので、是非チェックしてみましょう。

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優良業者の塗装営業マンの見分け方

優良業者の塗装営業マンの見分け方
急に訪問営業で外壁塗装を提案されたら、その営業マンのことを信頼しても良いのか心配になりますよね。
「説明や態度を考えると悪い人のようには感じなかったけど、本当に信じていいのか」と悩んでいる方は、以下のポイントを確認してください。
これらのポイントに当てはまっていれば、優良業者の営業マンである可能性が高いでしょう。

国家資格や民間資格をもっている

ネームバッジや名刺に国家資格や民間資格の名前が載っていたら、高確率で優良業者の営業マンだと言えます。
「塗装技能士」「塗装科・職業訓練指導員」「外壁塗装マイスター」といった資格があれば、建築に関する専門知識があり、あなたの自宅を丁寧に塗装してくれる可能性が高いです。

もし「適当にそれっぽい資格の名前を書いているだけでは?」と疑わしい場合は、その資格がどんなものか詳細を尋ねてみると良いですね。
本当にその資格を持っている優良業者の営業マンなら、すらすらと分かりやすく答えてくれます。
ちなみに、ご紹介した資格の概要は以下の通りです。

Point ・塗装技能士…塗装に関する十分な技術と能力を有している。特級~3級の4つに分かれており、特級と1級は国家資格で、2級と3級は各都道府県知事から認定される。
・塗装科・職業訓練指導員…15年以上の実務経験もしくは一級塗装技能士の資格が必要となるものであり、いわば一級塗装技能士の上位にあたる。
・外壁塗装マイスター…受験資格として一級/二級建築士や建築施工管理技士、戸建住宅劣化診断士といった国家・民間の資格を有している必要があり、外壁塗装に関する熟練技術者である。

塗装に関する資格について詳細に知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

時間をかけて外壁を隅々まで診てくれる

時間をかけて外壁を隅々まで診てくれる
優良業者であれば、できるだけ消費者とのトラブルを避けたいため、念入りに外壁をチェックしてから見積書を作ってくれます。
もちろん住宅の坪数・構造・立地にもよりますが、一般的な30坪の戸建てであれば1時間前後としっかり時間をかけて診てくれるでしょう。
そのうえ、劣化箇所を写真に撮って見せてくれたり、実際にあなたと一緒に外壁を周りながら診てくれたりするようなら、尚のこと信頼できる良い営業マンと言えます。
反対に5~10分程度と短い時間で簡単にしか点検してくれないなら、悪徳業者の可能性があるので注意しましょう。

劣化箇所や修復方法を具体的に説明してくれる

塗装に関して専門知識を持たないあなたが聞いても理解ができるように、とても嚙み砕いた分かりやすい説明をしてくれる営業マンなら、優良業者に所属している見込みがあります。

「ここがこういう具合で劣化しています」「これを使ってこうやって修理します」と具体的に説明してもらえるか、トラブル防止のためにも確認しましょう。
加えて、なるべく専門用語を使わなかったり、図解してくれたりといった徹底的に丁寧な対応をしてくれたなら、あなたに誠実に向き合おうとしている証拠ですので信頼できるでしょう。

内容が明瞭な見積書を作ってもらえる

内容が明瞭な見積書を作ってもらえる
優良業者が作成した見積書であれば、塗料がメーカー名・商品名まで具体的に記してあったり、どのくらいの面積に塗るか1㎡単位で細かく計算されたりしています。

営業マンの言動だけではなく、透明性がある見積書かどうかも、優良業者の見分けるポイントとして重要です。
もし「〇〇一式」と内容が不透明だったり、「諸経費」など具体的にどんな内容か分かりづらい作業費が載っていたりしたら、悪徳業者の可能性あるので注意しましょう。

契約を急かさない

悪徳業者は消費者を騙して手早く多額の施工費を支払わせることが目的であるため、あなたの事情や心情を鑑みず、とにかく早く契約させようとします。
「今すぐ修理しないと、雨の日に必ず雨漏りしますよ」「本日契約してくれれば値引きします」といって焦らせるような営業トークをしてきます。
優良業者の営業マンであれば、契約を急かすような言動はしません。

見積書の有効期限も半月や1ヶ月と、あなたが塗装するかどうか、どの会社に依頼するかを考えるために充分な時間をくれるでしょう。

清潔感のあるスーツや作業着を着用している

清潔感のあるスーツや作業着を着用している
塗装やリフォームに限ったことではありませんが、営業マンの多くはスーツを着用して訪問することが多いです。
スーツ文化が根強い日本だと、誠実さや責任感があるように感じる人が多く、万人受けする好印象な服装だからでしょう。
優良企業の営業マンは「会社の看板を背負って訪問する」という意識があるので、誠実性や透明性をアピールするためにスーツを着用する傾向にあります。
また「現場経験が豊富で、塗装の事情を知り尽くしている」という雰囲気を醸し出すために、あえて作業着で営業する人も少なくありません。

ただ作業着といえど、傷だらけで汚れが目立つようなら印象が悪いので、清潔感があるかどうかはチェックしておきましょう。

メジャーや筆記用具を持ち歩いている

メジャーや筆記用具を持ち歩いている
仮に訪問してきた営業マンに「概算でいいから見積もりを出してほしい」と伝えて、その場で算出してもらえたら安心できますよね。
その際に必要なアイテムといえばメジャー(スケール)と筆記用具で、これらがないと見積もりの提示はかなり難しいです。
筆記用具はスマートフォンやタブレットで代用できるものの、壁の長さや窓の大きさなどを計算する際にメジャーは必需品になります。
メジャーや筆記用具を携帯していれば、あなたの悩みや相談にすぐに対応してくれる優良企業の営業マンだと言えるでしょう。

ただし、塗装業者の中には見積もりの承諾まで受け持つ営業マンと、現場で実際に測量・見積書を作成する担当者を別々に雇っている場合があるので、留意しておいてください。

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話し方や話題で分かる!塗装営業マンの良し悪しの判断基準

塗装営業マンは資格の有無や見た目以外にも、話し方で優良か悪徳かが見抜けられる場合が多いです。
外壁塗装には多額の費用がかかり損をしたくないので、外壁の補修方法や使用する塗料の品質など、つい「塗装営業マンが話す内容」に気を取られてしまいがちです。
しかし、「営業マンの話し方」にも注意を向けると、その営業マンが「本当に良質な塗装をしようと努めているか」「お金儲けしか考えていないのか」が判断できます。

優良業者に所属する営業マンの話し方と、悪徳業者に所属する営業マンの話し方を分けて紹介しますので、どんな口ぶりだったか思い出しながら確認してみましょう。

優良業者の塗装営業マンの話し方・話題

優良業者の塗装営業マンの話し方・話題

塗装以外の話題も取り上げる

塗装と関係がないことも話してくれるなら、あなたのことを大切なお客様だと思って接している良い営業マンだと言えます。
もし塗装営業マンが「お宅の外壁の状況は…」「この塗料がおすすめな理由は…」と塗装に関する話しかしないと、「要するに契約しろってことね」「ただの金づるとしか思われていないのか」と不快に感じます。
優良業者の営業マンなら「塗装営業マンと客」である以前に、「人間同士として」信頼関係を築こうと努めてくれるでしょう。
外壁塗装から派生して車・バイクやガーデニング、ペットや趣味の話など、塗装以外の話題も振ってくれるようなら、信頼できる営業マンと言える可能性が高いです。

たくさん質問する

たくさん質問する
人にたくさん質問をされると「私に興味を持ってくれているのかな」と気分がよくなったり、「この人になら、こんな話をしてもいいかも」と自己開示したくなりますよね。
塗装営業マンが多くの質問を投げてくれる様は、あなたが塗装についてどんなことに悩んでいるのか、住宅のどんな問題を解決したいのかを丁寧に聞き取っている証拠です。

しっかりあなたに向き合って、お互いに納得できる外壁塗装ができるように努めているので、優良業者の営業マンだと考えてよいでしょう。
ただし、限度というものがあるので、矢継ぎ早に質問攻めしてきてうんざりするようなら、早々に引き取ってもらってください。

あなたを苗字で呼ぶ

あなたのことを「お客様」ではなく苗字で呼んでくれる人も、優良な塗装営業マンである可能性が高いでしょう。
もちろん苗字で呼ばれない=悪徳業者の塗装営業マンとは言えませんが、少なくとも苗字で呼ぶ営業マンはあなたと良い関係を結ぼうとアプローチしていると言えます。
たまに親しげに苗字で呼びかけてくる人なら、緊張感を解いて積極的に塗装の話を聞いても良いでしょう。

ただし、あまりに不自然に連呼してくるようだったら、小手先のテクニックだけで何とかしようと必死になっていると捉えられますので、その営業マンとは契約はしないことをおすすめします。

悪徳業者の塗装営業マンの話し方・話題

悪徳業者の塗装営業マンの話し方・話題

塗装以外の売り込みが激しい

「ついでに」とばかりに、外壁や屋根の塗装以外の売り込みが激しい営業マンには充分に注意してください。
太陽光パネルの設置や地盤調査など、非常に高額なうえに塗装自体とは何も関係がない商品やサービスを売ろうとする人は、悪徳業者の営業マンだと考えられます。

むろん「こんなものもありますが、ご興味ありますか?」「こんなこともできますが、いかがでしょう?」という具合に、決定権をあなたに渡す話し方であれば問題ありません。
しかし、あなたにとって明らかに余計なものを堂々と売りつけようとしてきたら、悪徳業者の人かも…と疑ってください。

極端にポジティブまたはネガティブな話しかしない

極端にポジティブまたはネガティブな話しかしない
外壁・屋根の塗装のメリットは「住宅が長持ちする」「見た目が美しくなる」など、デメリットは「費用が高い」「適切な工事をしないと住宅の寿命が縮む」などがあります。
物事には必ず良い面と悪い面があり、どちらの情報も得ないと正しい判断はできませんよね。
ところが、悪徳業者の塗装営業マンは「ポジティブな話だけをして自社のアピールする」「ネガティブな話ばかりして不安を煽る」というように極端な場合があります。

メリット・デメリットの両方が説明できないようなら、その営業マンは一蹴することをおすすめします。

あなたの話を全否定する

「でも」「しかし」「ですが」「いえ、そうではなく」など、あなたの話題を全否定するような話し方をする営業マンは、悪徳業者の人間かもしれません。

営業とは、あなたの立場になって悩みを丁寧に聞き出し、その解決方法を提案する手法・職種です。
にもかかわらず、あなたの話をろくに聞こうとせず、一方的に押し売りするような自己中心的な塗装営業マンなんて話になりません。
優良業者・悪徳業者の判別以前に、不快感を与えてくるような話し方をするなら、相手にしないようにしましょう。

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タイプ別!塗装営業マンの安心度もチェックしよう

ここまでは塗装営業マンの仕事ぶりを中心に、優良業者と悪徳業者の営業マンの見分け方を解説しました。
この章では態度や言動をメインにして、塗装営業マンが安心できるか、信用できないかの判断軸を提示します。
塗装業界に限ったことではありませんが、営業マンは主に以下の4タイプに分かれます。
もちろん断定はできませんが、タイプごとにその営業マンが所属している業者が優良か悪徳は大まかに判断できますので、確認してみましょう。

聞き上手な丁寧タイプなら安心(安心度:★★★★★)


あなたの不安や相談事にしっかり耳を傾けてくれる謙虚さや丁寧さがあれば、それだけで優良企業の営業マンである可能性は充分にあります。

「どうしたらあなたの自宅の悩みを解決できそうか」「どんな塗料や工法を使えば、あなたに満足してもらえそうな仕上がりになるか」を一生懸命考えている証拠です。
また、あなたの自宅を少しでも長持ちさせたいという思いがあり、自社のサービスの質に自信を持っていれば、熱意を込めて対応や説明をしてくれるでしょう。
丁寧に話を聞いてくれて、ひたむきさが感じられるようなら、優良企業に属する信頼できる塗装営業マンであると期待できます。

話術がある褒め上手タイプは要注意(安心度:★★★☆☆)


話術に長けていたり、とにかく褒めて気分を良くさせてきたりするような塗装営業マンのタイプも注意が必要です。
このタイプの営業マンは、相手を自分のペースに巻き込むことが得意で頭の回転が速く、相手の太鼓持ちもできる程度の営業スキルを持っていると言えます。
しかし、本当に人として優秀な営業マンであれば、あなたの悩みに寄り添うための聞く力が身についているはずです。

いくら塗装営業マンの話が面白い・気分がいいからといって、会話のキャッチボールができない人なら危険視しましょう。
むろん優良企業の営業マンで、根っからの話し好きや褒め上手で安心できる人もいますから、一緒くたにはできないことに留意してください。

おどおどしたお願いタイプは信用しない(安心度:★☆☆☆☆)


「契約を取らないと会社に帰れません」「生活がかかっているので、どうかお願いします」と泣きつく塗装営業マンもいます。
引っ込み思案で緊張しやすいという営業マン本人の特徴である可能性も捨てきれませんが、所属する会社が「契約を取るまで帰ってくるな」「取れずに帰ってきたら給料をカットするぞ」といった横柄で威圧的な姿勢の悪徳業者だからかもしれません。

少なくとも優良企業であれば、営業マンが堂々と消費者と話せるようにしっかり研修をしてくれるはずです。
他にも「貧乏ゆすりをする」「髪やあごを触るなど無駄なしぐさがある」「マニュアルのような話し方をする」という言動をしたら、塗装営業マン本人も所属する会社もあまり信用しない方がよいでしょう。

ガツガツと来る体育会系タイプは危ない(安心度:☆☆☆☆☆)


悪徳業者の塗装営業マンの中には、押し売りをしてくる人もいます。
「すぐに修理しないと家が崩れますよ」「どうなっても知りませんからね」などと脅迫され、慌てて契約してトラブルに発展するケースは少なくありません。
「強く言えばあなたが根負けする」「強引でも契約が取りたい」というような態度が感じられたら、十中八九、悪徳業者の営業マンだと考えましょう。

また、高圧的とまでは言えないものの、全く物怖じせず必死に売り込んでくるタイプも悪徳業者の営業マンである可能性が高いです。
自社のサービスに自信があるのは良いことですが、あまりに必死な様子だと「会社が儲かっていないのかな」「客が離れているのかも」と疑いましょう。

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こんなケースは悪徳業者の営業マンかも?

こんなケースは悪徳業者の営業マンかも?
優良業者の営業マンの見抜き方が分かったところで、悪徳業者の場合も一緒に把握しておきましょう。
もし以下で解説する点に当てはまったら、その営業マンは悪徳業者に所属しているかもしれません。
もちろん1つでも当てはまったら絶対に悪徳業者だとは言い切れませんので、参考として確認してくださいね。

大幅な値下げをする

悪徳業者の営業マンは契約を取ることに必死ですので、値引きをしてあなたの気を引こうとする場合があります。
また自分たちの売上が最優先のため、下請け企業への支払い金を安く済ませ、その結果手抜き工事をされる恐れもあります。
10万円・100万円単位で値引きをしたら、「今日中に契約させたいのかな」「手抜き工事をされるかも」と不安視し、注意を払いましょう。
無論、優良業者の営業マンでも契約獲得のために値下げ交渉をしてくることはあるので、あくまでも目安と捉えてください。

費用を前払いさせようとする

費用を前払いさせようとする
前払いをすると、大切なお金を悪徳業者に持ち逃げされたり、「もう支払ってもらったからいいや」と適当に工事されたりする危険性があります。
そのため、費用を施工前に払うよう求めてきた場合は、その業者と契約はしないようにしましょう。

優良業者であれば「お客様からお金を頂戴するからには、丁寧に塗装しよう」という精神が根づいているので、ほとんどが後払いです。

営業トークや訪問がしつこい

あなたがどれだけハッキリと断っても、営業マンがしつこく食い下がってくるようなら、悪徳業者である可能性が高いです。
ずっと営業トークを繰り広げられたり、何度も訪問してきたりするようなら、充分に注意してください。
消費者の状況や心境を深く考えてくれるような優良業者であれば、しつこい営業はしません。

営業マンのセールストークや会社からの訪問・連絡が本当に鬱陶しいようなら、堂々と警察に連絡してくださいね。

施工例やお客様の声など実績がない

施工例やお客様の声など実績がない
営業マンが所属する会社のホームページがあれば、施工例やお客様の声といった実績が載っているか確認しましょう。
どちらも載っておらず、また口コミサイトでもその会社の評価を見かけないようなら、実際には施工を行っていない架空の悪徳業者かもしれないので注意してください。
優良業者であれば塗装の腕前に自信をもったうえで施工をしているので、施工例やお客様の声を掲載して技術力をアピールするはずです。

まだ創業したばかりの小さな会社であるため実績がない可能性はありますが、わざわざ小さな会社に大切な自宅の塗装を任せる理由はないので、契約はやめておいた方が良いでしょう。

専門的な説明ができない・分かりづらい

もしあなたが多少なりとも塗装の専門知識をもっているならば、営業マンに鎌をかけてみましょう。
「多少なりとも」は「以前に塗装工事をしてもらった」「ネットで外壁塗装について簡単に調べた」程度で構いません。
「〇〇とはどんな塗料ですか」「塗装は2度塗りでも良いと聞いたのですが、本当ですか」など、専門知識がないと答えられなかったり、嘘だと見抜けなかったりするような質問をして反応を見ましょう。

営業マンが即座に分かりやすく回答したり、間違いを指摘してくれたりしたら、優良業者の者の可能性が高いです。
反対に、説明が曖昧で分かりづらかったり、専門知識を持たずとも答えれらるような一般知識レベルだったりしたら、悪徳業者かもしれませんので注意してください。

汚れた作業着を着用している


見た目がすべてではありませんが、汚れた作業着で訪問してくる営業マンには注意しましょう。
あなたの家の近所で工事している作業員が、現場と掛け持ちで営業をしている可能性があるためです。
本当に心を込めて、消費者に納得して施工を任せてもらいたいと考えている営業マンや企業であれば、傷や汚れがあるような服装で営業しに来ないでしょう。

作業着が汚れているだけで悪徳業者だと決めつけるのは早計ですが、片手間で営業も行う=実際の塗装作業も中途半端にされるという懸念があるので、怪しんだ方がいいですね。

手ぶらで訪問してくる

いないとは思いますが、万が一手ぶらで訪問してくる営業マンがいたら要注意です。
真面目な優良企業であれば、少なくとも自身の名刺や会社のパンフレットくらいは持ち歩いているはずです。
誠実性も透明性もない、身分さえ疑わしい怪しい人物なので、相手にするのは控えておきましょう。

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怪しい塗装営業マンの断り方


もし塗装営業マンを名乗る人が「何だか胡散臭いな…」「悪徳業者かも…」と感じたら、少し怖いかもしれませんが、勇気をもって営業を断りましょう。
この章では初めて訪問営業を断ったり、人に強く言えない性格だったりする方でも実践できるよう、トラブルに発展しづらい穏便なやり過ごし方をご紹介します。

ドアを開けない

そもそも塗装営業マンと直接対峙せず、インターホン越しでやり取りしましょう。
営業マンは「営業のプロ」ですので、巧みな話術や興味を引くような身振り手振りをして、あなたが断りづらくなるよう仕向けます。
ドアを開けてしまったら、営業マンの言動に引き込まれてなかなか断れず、泣く泣く契約する羽目になるかもしれません。
インターホンで話を聞いて、変だなと思ったらそのまま受話器を置いて相手にしないことをおすすめします。

質問されても答えない

塗装営業マンは何とかしてあなたに売り込みたいので、あなたから少しでも多く情報を聞き出して弱みに付け込もうとします。
「ご自宅の築年数はどれくらいですか?」「前回のメンテナンスはいつ頃されましたか?」と質問攻めをして会話を長引かせ、どうにか営業できないか虎視眈々と狙っているはずです。
そのため、「知りません」「分かりません」「忘れました」といって質問に答えない姿勢を見せましょう。
「この人からは情報を引き出せないな」と塗装営業マンに思わせれば、勝手に引き取ってくれる可能性が高まります。

「お断りします」を突き通す

「知りません」などで一旦撃退できたとしても、塗装営業マンは「他の家族なら相手にしてもらえないかもしれない」と思って、日を改めてまた訪ねてくる場合があります。
何度も訪問されても対応に困りますので、「お断りします」を突き通す方が効果的です。
営業マンにどんな話題や質問を振られても「お断りします」とだけ返答して、「この家には強情な人が住んでいるな」「相手にするだけ時間の無駄だから、他の家を回ろう」と思わせられれば撃退できるでしょう。

再度訪問されたら居留守を使う

再度訪問されたら居留守を使う
もし「分かりません」「お断りします」と断っても塗装営業マンが再度訪ねてきたら、ドアを開けず、インターホンも取らず、居留守を使ってください。
物理的に相手にされないのでは、塗装営業マンも営業しようにありませんので、さっさと帰ってくれるでしょう。

同じ業者の別の営業マンが訪問しても、業者名が分かった途端にインターホンを切って、また居留守をします。
日を改めても、別の営業マンが訪ねても居留守を決めこまれたのでは、さすがに再訪してこないでしょう。

【最終手段】しつこいなら本当に警察を呼ぶ

【最終手段】しつこいなら本当に警察を呼ぶ
「どれだけハッキリ断っても営業してくる」「ずっと同じ業者の営業マンが訪ねてくる」「ドアの前で居座られている」など、しつこいと思ったら本当に警察を呼んでください。
あなたが「警察を呼びますよ」と脅しのつもりで言ったっきりで警察を呼ばなかったら、「何だかんだで通報しないんだな」とたかをくくって、さらに悪質な営業をしてくる恐れがあります。
ですから、塗装営業マンがしつこいと感じたら、ためらわずに本当に通報しましょう。

悪徳業者に騙されないためにも、自分の身は自分でしっかり守ってくださいね。

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まとめ

塗装営業マン
一言で塗装の営業マンといっても、優良業者も悪徳業者も混ざっているのが実情です。
当記事が営業マンの良し悪しの見分け方として参考になれば幸いです。
優良業者に塗装を依頼して、素敵な外壁に仕上げてもらいましょう!

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