【2023年】高知県で外壁塗装に助成金が下りる市町村・条件・申請方法も解説

高知県にお住まいの方で、家の外壁塗装をお考えでしたら、住んでいる市町村の助成金が使えるかどうかを確認しましょう。

はじめに、高知県で外壁塗装の費用の助成制度がある市町村は、以下の24箇所です。

※五十音順・クリックすると、制度の解説箇所にジャンプします。

それぞれの助成金額や条件について、これから記事内で解説していきます。

なお、高知県の上記以外の自治体は、残念ながら外壁塗装を対象とした助成金制度はありません。

助成金制度以外で「外壁塗装を安くする方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁・屋根塗装を安くする業者選びのポイント」

「外壁塗装の助成金」について一般的な知識を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【最新】外壁塗装で助成金・助成金を受け取るには？条件・地域・申請方法」

執筆者：中田 大生 日本全国の市区町村1,718すべてのサイトへアクセスして、助成金情報をお届け！外壁塗装アドバイザーの資格保持者が、助成金情報のリサーチ経験を生かして、記事を作成しています。 略歴・プロフィール：執筆者｜中田 大生（株式会社Speee） 記事の制作過程：助成金記事の制作過程

高知県で外壁塗装に助成金がおりる市区町村一覧

高知県で外壁塗装に助成金がおりる市町村の制度内容を詳細に紹介します。助成金が下りる市町村の一覧をご覧になりたい方は、記事の冒頭へお戻りください。

安芸市の助成金制度①

安芸市の結婚生活支援事業助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円~45万円です。

基本の支給金額の上限は30万円ですが、親世帯と近居もしくは同居する場合は、45万円まで増加します。

安芸市の助成金制度②

安芸市の三世代同居等移住支援事業助成金 は、新たに三世帯同居・近居する世帯がリフォームを行う場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限24万円です。

安芸市の助成金制度③

安芸市の空き家改修費等助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限185.7万円です。

いの町の助成金制度

いの町の結婚新生活応援事業助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円~90万円です。

支給金額は、申請者の区分により異なります。

大月町の助成金制度

大月町の住宅改修への支援は、所有者または利用者がリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限50万円です。

情報の少ない制度になりますので、詳細は、担当課までお問い合わせください

大豊町の助成金制度

大豊町の空き家活用事業費助成金は、空き家の所有者または購入予定者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限180万円です。

越知町の助成金制度

越知町の住宅リフォーム助成金は、町民が町内業者を利用して30万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の33％（上限20万円）です。

香美市の助成金制度①

香美市の子育て世帯住宅リフォーム支援事業助成金は、中学校卒業までの子どもを養育している世帯が10万円以上（税抜）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の20％（上限20万円～40万円）です。

基本の支給金額の上限は20万円ですが、多子世帯同居または三世代同居に該当する場合は、上限額が40万円まで増額します。

香美市の助成金制度②

香美市の空き家改修助成金は、空き家の所有者か、空き家を借り受ける地域組織または市外からの移住者がリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の66％（上限180万円）です。

黒潮町の助成金制度①

黒潮町の結婚新生活応援事業助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円～60万円です。

基本の支給金額は上限30万円ですが、29歳以下の新婚世帯の場合は60万円まで増額します。

黒潮町の助成金制度②

黒潮町の空き家住宅改修費等助成金は、空き家の所有者または利用者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限50万円～70万円です。

工事をする住宅が昭和56年5月末以前に建築された木造住宅であり、かつ、工事後に耐震性が確保される見込みがある場合は、助成金の上限が70万円まで増額します。

香南市の助成金制度①

香南市の住宅リフォーム助成金は、市民が市内業者を利用して10万円以上（税抜）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の20％（上限20万円）です。

受付期間は、予算額に満たない場合は延長されます。また、支給金額は、工事費用と助成金の過去の利用実績により異なります。

香南市の助成金制度②

香南市の空き家改修事業費等助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限185.7万円です。

耐震改修を行わず、外壁塗装のみを行う場合は適用外です。ご注意ください。

佐川町の助成金制度①

佐川町の住宅リフォーム助成金は、耐震工事と同時に30万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は30万円です。

佐川町の助成金制度②

佐川町の佐川町移住者住宅改修費等助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限270万円です。

四万十市の助成金制度①

四万十市の移住支援住宅整備事業は、移住者に提供する空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限92.5万円～185.7万円です。

住宅の主要部分を含む改修、または2部屋以上の改修を行う場合は支給金額の上限が185.7万円まで増額します。

四万十市の助成金制度②

四万十市の移住支援住宅小規模改修事業は、移住者に提供する空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限20万円～50万円です。

住宅の主要部分を含む改修、または2部屋以上の改修を行う場合は支給金額の上限が50万円まで増額します。

四万十町の助成金制度①

四万十町の家族支え合い居住支援事業は、二世帯が新たに同居するためのリフォームを行う場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限100万円です。

四万十町の助成金制度②

四万十町の住宅リフォーム支援事業助成金は、町民が町内業者を利用して30万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の20％（上限20万円）です。

須崎市の助成金制度

須崎市の移住者又は移住希望者のための空き家活用促進事業は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家に対して50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限50万円～270万円です。

田野町の助成金制度

田野町の住宅リフォーム助成金は、町民が町内業者を利用して30万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の20％～30％（上限30万円～40万円）です。

施工対象が空き家である場合は、助成額が工事費用の30％（上限40万円）に優遇されます。

津野町の助成金制度

津野町の空き家改修等支援事業費助成金は、空き家の所有者または利用者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限270万円です。

土佐市の助成金制度①

土佐市の結婚新生活応援事業助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円～80万円です。支給金額は申請者の区分により異なります。

土佐市の助成金制度②

土佐市の移住希望者等空き家活用費助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限270万円です。

土佐清水市の助成金制度①

土佐清水市の結婚新生活支援事業費助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円～60万円です。

基本の支給金額の上限は30万円ですが、29歳以下の新婚世帯の場合は60万円まで増額します。

土佐清水市の助成金制度②

土佐清水市の空き家改修事業助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限182.4万円です。

土佐町の助成金制度

土佐町のU・Iターン希望者住宅改修は、町内への転入者が居住する住宅をリフォームする場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限50万円です。

今年度の実施が確認できないため、詳細は担当課へご確認ください。

中土佐町の助成金制度①

中土佐町の結婚新生活支援事業費助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円～60万円です。

基本の支給金額の上限は30万円ですが、29歳以下の新婚世帯の場合は60万円まで増額します。

中土佐町の助成金制度②

中土佐町の移住者及び子育て世帯等住宅改修費助成金は、空き家の所有者または入居者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限270万円です。

空き家の入居者が申請を行う場合は、下記いずれかの条件を満たす必要があります。

• 単身者：独身かつ40歳以下の方
• 新婚世帯：夫婦のどちらかが40歳以下で入籍後3年以内の世帯
• 子育て世帯：中学校卒業までの子供を養育している世帯
• 町外移住者：町外に3年以上居住し、「中土佐町へ住所を定める方」もしくは「中土佐町に住所を定めた日から3年以内の方」
• 地域おこし協力隊：着任から任期終了後１年を経過するまでの方

記事の後半では、その他の助成金を受け取るための条件について解説しています。こちらの解説も合わせて参考にしてくださ

奈半利町の助成金制度

奈半利町の住宅リフォーム緊急支援事業助成金は、町民が町内業者を利用して30万円以上（税込）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の20％～30％（上限30万円～40万円）です。

工事する住宅が空き家である場合は、助成額が工事費用の30％（上限40万円）に増額します。

仁淀川町の助成金制度

仁淀川町の移住者住宅改修費等助成金は、移住者又は移住者に住宅を提供する方がリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の80％（上限100万円）です。

日高村の助成金制度①

日高村の移住希望者等住宅改修費助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限270万円です。

日高村の助成金制度②

日高村の結婚新生活支援助成金は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円～45万円です。

基本の支給金額の上限は30万円ですが、親世帯と近居もしくは同居する場合は、45万円まで増額します。

室戸市の助成金制度①

室戸市の結婚新生活支援事業は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円～60万円です。

基本の支給金額の上限は30万円ですが、29歳以下の新婚世帯の場合は60万円まで増額します。

室戸市の助成金制度②

室戸市の空き家改修費助成金は、空き家の所有者または市外からの移住者が空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限240万円です。

本山町の助成金制度①

本山町の結婚新生活支援事業は、年度内に婚姻届を提出した新婚世帯が町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限30万円です。

本山町の助成金制度②

本山町の空き家活用事業事業は、個人が所有する空き家をリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限185.7万円です。

安田町の助成金制度

安田町のターン希望者住居改修事業助成金は、町内業者を利用して転入者が居住する住宅に場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は上限100万円です。

今年度の実施が確認できないため、詳細は担当課へご確認ください。

「その他のリフォーム助成金制度」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「リフォームで使える8つの助成金と一番利用されている制度を紹介」

高知県の市町村と助成制度の有無・条件一覧

高知県の市町村と、外壁塗装を対象にした助成制度の有無をまとめました。

外壁塗装で助成金を受け取るための条件

助成金を受けるための条件は自治体ごとに異なりますが、一定の傾向もあります。とくに以下のものには当てはまる自治体が多いので注意をしましょう。

• 受付期間内かつ工事着工前に申請をすること
• 自治体で定められた業者で工事をすること
• 必要な書類を揃えること
• 税金を滞納していないこと

助成金に予算が設けられている場合は、予算に達した時点で受付終了となります。

また、申請の際には必要書類として見積もり書が必要になることがほとんどです。お住いの市町村内の業者を利用して工事することを条件とする自治体も多いため、申請前に市町村内の業者から見積もりを取るようにしましょう。

最後に、一部の制度では、ただ外壁塗装をしただけでは対象にならないものがあります。「移住世帯のみ対象」や「空き家のみ対象」「結婚制度のみ対象」等、特別な条件を設けている自治体もあるので、注意をしてください。

高知県の外壁塗装助成金の申請の流れ

助成金の支給は、多くの自治体では先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。 助成金を検討するなら、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛からなくてはならないのです。

実際の助成金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

Step 1：外壁塗装の見積もりを取る

申請の際には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
見積もり取得にかかる時間を考えると、まずは見積もり依頼から取り掛かるほうがよいでしょう。

また、見積もり書だけではなく、塗料の性能を証明するカタログの提出をもとめられる場合もあるので注意しましょう。

Step 2：自治体のサイトから必要書類を入手

自治体のHPにいくと申請書書がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

Step 3：必要書類を提出

窓口か郵送で提出します。自治体によっては郵送不可の場合もあります。

Step 4：審査結果の連絡（2週間前後）

多くの自治体は先着順になっています。新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

Step 5：外壁塗装の契約・工事

外壁塗装に着工します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、改めて要項を確認しましょう。

Step 6：実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書と請求書を作成し、提出します。

助成金以外で高知県の外壁塗装を安くする方法

本記事では高知県で外壁塗装の費用制度がある市町村をご紹介しました。
高知県では計24の市町村が助成金制度を設けておりますが、残念ながら助成金が貰えない市町村も存在します。

お住まいの市町村で助成金が貰えない場合でも、安くする方法は存在します。

安くする方法についてはこちらの記事もご覧ください。

外壁塗装の費用を安くする方法11選を解説！

外壁や屋根を塗り替えるとなると、100万円程度の費用がかかります。少しでも安い費用で高品質な塗装工事をするために、どの業者を選ぶべきか？どんな方法があるのか？徹底解説します

まとめ

以上、高知県の外壁塗装の助成金の知識と、申請前に気をつけたい注意事項についての解説でした。

外壁塗装や補修をお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが、安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家のリフォーム適正金額をチェックしたり、業者からの相見積りを取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後に、記事の要点を振り返ってみましょう。

高知県の市町村で、外壁塗装に助成金がおりるのはどこ？

2023年7月現在、安芸市・いの町・大月町・越知町・香美市・黒潮町・香南市・佐川町・四万十市・四万十町・須崎市・大豊町・田野町・津野町・土佐市・土佐清水市・土佐町・土佐町・奈半利町・日高村・仁淀川町・室戸市・本山町で外壁塗装を対象にした助成制度があります。詳しく知りたい方は高知県で外壁塗装に助成金がおりる市町村は？をご覧ください。

高知県の市町村で、外壁塗装に助成金がおりないのはどこ？

2023年7月現在、大川村・北川村・芸西村・高知市・宿毛市・東洋町・南国市・馬路村・三原村・檮原町では助成制度がありません。詳しくは助成制度のない市町村をご覧ください。

外壁塗装で助成金が受け取れる条件は？

よくある条件には「塗装の着工前に申請すること」「市町村内の中小業者で施工をすること」の2つがあります。詳しくは外壁塗装で助成金を受け取るための条件をご覧下さい。

助成金の申請はどのような流れで行うの？

多くの場合「見積もり依頼」→「必要書類入手」→「申請」→「審査結果連絡」→「着工」→「実績報告」の流れです。詳しくは高知県の外壁塗装助成金の申請の流れをご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。