【2023年】佐賀県で外壁塗装に助成金が下りる市町村・条件・申請方法

佐賀県にお住まいの方で、家の外壁塗装をお考えでしたら、住んでいる市町村の助成金が使えるかどうかを確認しましょう。

はじめに、佐賀県で外壁塗装の費用の助成制度がある市町村は、以下の16箇所です。

それぞれの助成金額や条件について、これから記事内で解説していきます。

なお、佐賀県の上記以外の自治体は、残念ながら外壁塗装を対象とした助成金制度はありません。

助成金制度以外で「外壁塗装を安くする方法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁・屋根塗装を安くする業者選びのポイント」

「外壁塗装の助成金」について一般的な知識を知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「【最新】外壁塗装で助成金・助成金を受け取るには？条件・地域・申請方法」

執筆者：外壁塗装アドバイザー 佐藤 舞花 日本全国の市区町村1,718すべてのサイトへアクセスして、助成金情報をお届け！外壁塗装アドバイザーの資格保持者が、助成金情報のリサーチ経験を生かして、記事を作成しています。 略歴・プロフィール：執筆者｜佐藤 舞花 （株式会社Speee） 記事の制作過程：助成金記事の制作過程

佐賀県で外壁塗装に助成金がおりる市区町村一覧

佐賀県で外壁塗装に助成金がおりる市町村の制度内容を詳細に紹介します。

唐津市の助成金制度

唐津市の空き家改修事業助成金は、市の空き家バンク物件に対して市内業者を利用してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

5年以上の居住が必要となります。

【2023年最新】唐津市で外壁塗装におりる助成金は？金額・条件・申請手順も解説

唐津市にお住まいの方が外壁塗装を行った場合に申請できる助成金制度と、それぞれの条件・支給金額などをわかりやすく解説しました。

多久市の助成金制度①

多久市の空き家リフォーム助成事業は、空き家バンクを介して売買契約し、50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限30万円～50万円）です。

基本額は上限30万円ですが、市内業者を使えば上限50万円に増額されます。

多久市の助成金制度②

多久市の結婚新生活支援事業助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、市内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は定額支給（30万円もしくは60万円）です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

伊万里市の助成金制度①

伊万里市の空き家改修移住奨励金 は、市の空き家バンク物件に対して市内業者を利用して50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

伊万里市の助成金制度②

伊万里市の実家に帰ろう住宅改修等助成金は、市外在住者がUターンで実家に帰る際、市内業者を利用してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

通常助成は50%（上限50万円）ですが、　以下の加算条件があります。

鹿島市の助成金制度

鹿島市の空き家活用事業助成金は、新たに転入者が居住する空き家の所有者もしくは利用者がリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

3年以上の定住が条件となります。

小城市の助成金制度①

小城市の空き家改修費助成事業助成金は、市の空き家バンクを通して購入した空き家に対して市内業者を利用して50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

5年以上住むことが前提の方に助成されます。

小城市の助成金制度②

小城市の過疎地域（芦刈町）空き家改修費助成助成金は、市の空き家バンクを通して購入した、過疎地域（芦刈町）の空き家に対して市内業者を利用して50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

5年以上住むことが前提の方に助成されます。

嬉野市の助成金制度①

嬉野市の結婚新生活支援事業助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、市内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は定額支給（30万円もしくは60万円）です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

嬉野市の助成金制度②

嬉野市の空き家バンク利用促進助成金は、市外からの転入者が市の空き家バンク物件に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

神埼市の助成金制度①

神埼市の空き家改修費助成事業助成金は、空き家バンクに登録されている物件の所有者もしくは利用者がリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

神埼市の助成金制度②

神埼市の三世代・新婚世帯同居等促進住宅リフォーム支援事業助成金は、子育て世帯又は新婚世帯と親世帯が、市内で同居又は近居するため、30万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の33％（上限50万円）です。

神埼郡吉野ヶ里町の助成金制度①

神埼郡吉野ヶ里町の空家バンク登録者・利用者向け助成制度は、町内空き家バンクを通じて購入した空き家に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の80％（上限50万円）です。

三養基郡基山町の助成金制度

三養基郡基山町の結婚新生活支援助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は定額支給（30万円もしくは60万円）です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

三養基郡上峰町の助成金制度

三養基郡上峰町の結婚新生活支援助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は定額支給（30万円もしくは60万円）です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

三養基郡みやき町の助成金制度

三養基郡みやき町の空き家リフォーム促進事業助成金は、3年以上空き家だった物件の所有者が、居住のために町内業者を利用して50万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

東松浦郡玄海町の助成金制度

東松浦郡玄海町の空き家バンクリフォーム等促進事業助成金は、町内空き家バンク登録物件に対して、購入・賃貸した方が居住のために20万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％～66％（上限200万円）です。

通常助成率は50%ですが、町内業者を利用すると66%にまでアップします。
また、15歳以下の子ども1人につき50万円加算があります。

西松浦郡有田町の助成金制度①

西松浦郡有田町の移住・定住支援空き家改修助成金は、「空き家インフォメーション」登録物件に移住する際にリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

空き家インフォメーションとは、有田町の提携している不動産業者から提供された物件情報が掲載されているサイトになります。

西松浦郡有田町の助成金制度②

西松浦郡有田町の結婚新生活支援事業助成金は、2023年3月以降に婚姻届を提出した新婚世帯が、町内の自宅に対してリフォームした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は定額支給（30万円もしくは60万円）です。

こちらの助成金は定額の支給になります。
夫婦とも29歳以下の場合60万円、それ以外の場合は30万円になります。

杵島郡大町町の助成金制度

杵島郡大町町の空き家活用対策事業助成金制度は、空き家バンクに登録されている物件の所有者もしくは利用者がリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

5年以上の居住が必要となります。

杵島郡白石町の助成金制度①

杵島郡白石町の「空き家・空き地バンク物件」空き家改修事業助成金は、市の空き家バンクを通して購入した空き家に20万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％（上限50万円）です。

杵島郡白石町の助成金制度②

杵島郡白石町のみんなで住まいる応援事業助成金は、町内で親が住んでいる住宅を同居を目的として600万円以上（税抜）のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の5％（上限50万円）です。

藤津郡太良町の助成金制度

藤津郡太良町の移住定住促進事業は、空き家バンクに登録されている物件の所有者もしくは利用者が20万円以上のリフォームをした場合に、その費用の一部を助成するというものです。

助成金額は施工費用の50％～66％（上限100万円～200万円）です。

通常助成は50％ですが、移住者または39歳以下の場合は、助成率が66%にアップされます。助成限度額は、売買の場合200万円、賃貸の場合100万円です。

「その他のリフォーム助成金制度」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「リフォームで使える8つの助成金と一番利用されている制度を紹介」

佐賀県の市町村と助成制度の有無・条件一覧

佐賀県の市町村と、外壁塗装を対象にした助成制度の有無をまとめました。
なお、塗装を対象とした制度があっても、空き家や新婚世帯など特殊条件があるの場合がありますので、お気をつけください。

外壁塗装で助成金を受け取るための条件

助成金制度を利用するためには、前提条件や申請のタイミングを間違えないことが重要です。

助成金を受けるための前提条件には一定の傾向があり、とくに以下のものには当てはまる自治体が多いので気をつけましょう。

工事着工前に申請すること

佐賀県の外壁塗装で使える助成金制度は、すべて利用申請は着工前に行う必要があります。

申請をせずに着工してしまうと、工事内容が制度の対象であっても、助成金が下りないという事態になってしまいますので、お気をつけください。

税金を滞納していないこと

どの市町村でも、助成金の申請者や住居の居住者に市町村税の滞納があると、助成金の対象外となってしまいます。

万一、住民税を支払っていなかったり、過去に支払っていない期間がある場合は、精算してからでないと助成制度は利用できません。

自治体で定められた業者で行うこと

居住の市区町村外の業者を利用して外壁塗装を行った場合、助成制度の対象外となる場合があります。

ただし佐賀県の場合は、東松浦郡玄海町のように、利用業者の制限がないかわりに、市町村内の業者を利用した場合に支給金額が優遇される自治体もあります。

「外壁塗装を成功させるコツ」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「外壁塗装を絶対に失敗しないための5つのコツ」

佐賀県の外壁塗装助成金の申請の流れ

助成金の支給は、多くの自治体では先着順もしくは抽選制になっており、予算も限られています。 助成金を検討するなら、見積もりや申請にかかる時間を見越して、早めに取り掛からなくてはならないのです。

実際の助成金の申請の流れは、おおむね次のようになっています。

Step 1：外壁塗装の見積もりを取る

申請の際には、業者の工事見積もり書が必要なことがほとんどです。
見積もり取得にかかる時間を考えると、まずは見積もり依頼から取り掛かるほうがよいでしょう。

また、見積もり書だけではなく、塗料の性能を証明するカタログの提出をもとめられる場合もあるので注意しましょう。

Step 2：自治体のサイトから必要書類を入手

自治体のHPにいくと申請書書がダウンロードできます。
記入をすすめ、必要な添付資料などの準備をはじめます。

Step 3：必要書類を提出

窓口か郵送で提出します。自治体によっては郵送不可の場合もあります。

Step 4：審査結果の連絡（2週間前後）

多くの自治体は先着順になっています。新年度から募集が始まるため、早めに応募することが大切です。

Step 5：外壁塗装の契約・工事

外壁塗装に着工します。
途中経過や完了後の記録写真が必要な自治体もありますので、改めて要項を確認しましょう。

Step 6：実績報告書と請求書を提出

工事が完了したら、実績報告書と請求書を作成し、提出します。

助成金以外で佐賀県の外壁塗装を安くする方法

本記事では佐賀県で外壁塗装の費用制度がある市町村をご紹介しました。
佐賀県では計16の市町村が助成金制度を設けておりますが、残念ながら助成金が貰えない市町村も存在します。

お住まいの市町村で助成金が貰えない場合でも、安くする方法は存在します。

安くする方法についてはこちらの記事もご覧ください。

外壁塗装の費用を安くする方法11選を解説！

外壁や屋根を塗り替えるとなると、100万円程度の費用がかかります。少しでも安い費用で高品質な塗装工事をするために、どの業者を選ぶべきか？どんな方法があるのか？徹底解説します

まとめ

以上、佐賀県の外壁塗装の助成金の知識と、申請前に気をつけたい注意事項についての解説でした。

外壁塗装や補修をお考えの際は、新築時のハウスメーカーよりも、地元の施工業者に相談するほうが、安くて高品質な工事を受けられるためオススメです。
当ページからも、あなたの家のリフォーム適正金額をチェックしたり、業者からの相見積りを取り寄せることができますので、この機会にご利用いただければ幸いです。

最後に、記事の要点を振り返ってみましょう。

佐賀県の市町村で、外壁塗装に助成金がおりるのはどこ？

令和5年5月現在、唐津市・多久市・伊万里市・鹿島市・小城市・嬉野市・神埼市・神埼郡吉野ヶ里町・三養基郡基山町・三養基郡上峰町・三養基郡みやき町・東松浦郡玄海町・西松浦郡有田町・杵島郡大町町・杵島郡白石町・藤津郡太良町で外壁塗装を対象にした助成制度があります。詳しく知りたい方は佐賀県で外壁塗装に助成金がおりる市町村一覧をご覧ください。

外壁塗装で助成金が受け取れる条件は？

よくある条件には「塗装の着工前に申請すること」「市町村内の中小業者で施工をすること」の2つがあります。詳しくは外壁塗装で助成金を受け取るための条件をご覧ください。

助成金の申請はどのような流れで行うの？

多くの場合「見積もり依頼」→「必要書類入手」→「申請」→「審査結果連絡」→「着工」→「実績報告」の流れです。詳しくは佐賀県の外壁塗装助成金の申請の流れをご覧下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。