ヌリカエ資格ナシに注意!塗装業の資格一覧と優良業者を選びに役立つ2つの資格

資格ナシに注意!塗装業の資格一覧と優良業者を選びに役立つ2つの資格

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「見積もりを取ったけれど、本当にこの塗装業者に任せていいのかな」
「複数ある業者から、どうやって塗装業者を選べばいいんだろう」

と、塗装業者の選び方についてお困りの方も多いのではないでしょうか。

そこで優良業者を見極めるオススメの方法が、塗装工事業許可と一級塗装技能士という塗装業に関する資格を持っているかどうかです。

もちろん、それさえ持っていれば優良業者と決めつけることはできませんがどんな資格を持っているかで業者選びの一つの目安になります。
本記事では塗装業に関する資格を詳しく解説しました。業者選びの参考になれば幸いです。

Point
  • ・塗装業の資格で注目すべきは、塗装工事業許可一級塗装技能士
  • ・社長と現場管理責任者が資格を持っていると安心できる!
  • ・外壁塗装でトラブルが絶えない一因は、無資格でも開業できてしまうこと!

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1. 塗装業に関する資格一覧

塗装業に関する資格は非常に多く存在しています。概要を一緒に見ていきましょう。

一級塗装技能士


塗装技能士の資格は一級~三級までありますが、もちろん一級塗装技能士はその中で最難関です。合格率も50%程度で、実技試験と学科試験に合格しないと取得できません。これを持っていれば、塗装の知識や経験、技術は一定水準を超えていると考えてよいでしょう。

塗装工事業許可


建設業許可は29の工事の種類で分類しています。その中の1つが塗装業です。5年ごとに更新が必要な資格です。塗装部門において建設業許可を取得していない業者は、500万円以上の施工は禁止されています。
自己資本が500万円以上、過去の一定期間に法律違反したことがない等の厳しい条件もあり、経験だけではなく経営面でもプロフェッショナルである必要があり、全ての条件を満たすのはかなり難易度が高いでしょう。

二級塗装技能士


塗装業の実務経験が2年以上ある、もしくは三級合格者が受験資格になります。一級と同じく学科試験と実技試験で構成されています。職業訓練校などに通うことでも取得は可能です。

塗装科・職業訓練指導員


塗装業で15年以上の実務経験、もしくは一級塗装技能士を持っている必要があります。職業訓練校などで塗装業に関して指導できる資格です。
常に現場にいる職人にとってはあまり重要な資格ではないのですが、一級塗装技能士よりも上の資格になるので職人としてかなり信用度は上がるでしょう。

塗装科・職業訓練指導員は15年以上の実務経験もしくは一級塗装技能士の資格が必要となるものであり、いわば一級塗装技能士の上位にある資格です。
しかし取得した場合は職業訓練指導員として講師の役割を果たすようになるため、普段はあまりお目にかかることのない資格となっています。
そのため塗装業者の質は塗装工事業許可と一級塗装技能士から見抜いていくのがオススメです。

有機溶剤作業主任者


有機溶剤による健康被害を防止するため監督ができる資格です。特に現場責任者が持っているとよいでしょう。講習を受けることで取得可能です。

足場作業主任者


塗装工事をするとき、高いところは足を置ける場所がないと作業が出来ません。そこで足場というものを作りますが、この資格はその足場を組み立てる際、作業主任者として指揮・監督できます。
取得は講習を受けることで可能ですが、受講するにはある程度塗装業の経験が必須です。

石綿作業主任者


アスベストを含む建材を取り扱うことができる資格です。受講資格は特になく、講習のみで取得可能です。

外壁診断士


実務経験5年以上が必要ですが、筆記試験のみなのでどれだけ外壁の性能やメンテナンスに関する知識を有しているかが試される資格です。

外壁劣化診断士


既存の外壁に適切な診断をし、適切な提案ができる資格です。

リウォール診断士


大手塗装メーカーの日本ペイントが販売する塗料「ダイヤモンドコート」の認定施工店に発行される資格です。

外壁塗装マイスター


国家資格をはじめとする複数の資格を有しているのが資格の条件で、外壁に関する設計・施行の知識と技術があることが証明できます。

窯業サイディング塗替診断士


日本の住宅に80%近く使われている外壁材の窯業サイディングに関する知識に関する資格です。

塗装業資格のポイント

  • 「一級塗装技能士」と「塗装工事業許可」は取得難関な塗装業の国家資格
  • 「一級塗装技能士」は塗装の知識や実務経験を証明する資格
  • 「塗装工事業許可」は塗装の技術と経営能力を証明する資格

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2. 塗装業において重要な2つの国家資格

ここまで塗装業に関する資格を見てきましたが、この中で非常に重要な資格が2つあります。
その資格が一級塗装技能士塗装工事業許可です。なぜこの2つの資格が重要なのでしょうか。

それは、取得のハードルの高さにあります。講習のみで取得できる資格がある中、一級塗装技能士は実務経験が7年以上必要(もしくは二級取得後2年以上、三級取得後4年以上の実務経験)、塗装工事業許可は塗装業に関する経験が5年以上必要と、両方とも長い実務経験が必要とされる資格です。

誰が資格を持っているか から優良業者を選ぶ

一級塗装技能士と塗装工事業許可が重要だと説明してきましたが、一級塗装技能士については保有しているのが誰かという点にも注意が必要です。なぜならば、営業の上手い業者が下請け業者の持っている資格をアピールしているだけの場合があるためです。これを信じて契約したところ、工事作業は資格を持たない他の業者が担当したという場合もあります。

そのため一級塗装技能士の資格は社長、現場の管理責任者が保持していると安心です。

当然ながら上記に加えて、現場の作業員一人ひとりが一級塗装技能士の資格を持っているとさらに安心ですが、取得が難しいものであるため全員の保有は難しいのが現状です。

3. なぜ悪徳な塗装業者に騙される人が多いのか?

実は、塗装業自体は資格なしでも開業することができます。
極端な話をすると、今まで一度も塗装をしたことがない人物であっても名刺に「外壁塗装業」と記載することで、塗装業者を名乗ることができてしまうのです。

昨今は30~50年前に建てられた住宅のリフォームが流行っており、それに便乗する形で技術を持たない名前だけの塗装業者も増えてきています。
そのため外壁塗装についての詐欺やトラブルが増えているのですね。

以下は公共財団法人「住宅リフォーム・紛争処理支援センター」に寄せられた相談件数のグラフです。


住宅相談と紛争処理の状況 2017

一見してわかるとおり、住宅に関する相談は右肩上がりに増えてきています。この中に塗装業に関するトラブルも含まれているのです。こういったトラブルを避けるためにも、塗装業についての資格をあらかじめ知っておく必要があるでしょう。

ここまで説明してきたように、塗装工事業許可と一級塗装技能士の資格は優良業者を選ぶ際の一つの目安となります。
しかし、それでも塗装工事で騙される人が多いのはなぜなのでしょうか。

これは顧客の奪い合いで、上述した資格を保有している業者ではなく「営業の上手い業者」が勝っていることに由来しています。
つまり言葉は悪いですが、口の上手い業者がより多くの契約をとりつけているのです。

そして消費者の満足のいく工事ができず、トラブルに発展しているのです。以下では営業の上手い業者が優位になる2つの構造を紹介します。

1. 訪問販売

営業の上手い業者の中には「通りがかった時に、あなたの住宅の外壁が崩れかかっているのを発見しました。
修理をしないと倒壊する危険があると考え、こうして訪問させて頂いた次第です」といって、訪問販売の形であなたに修理を持ちかけるものがあります。

また最初に異常に高い料金を設定しておき、そこから「お客様だけ特別に50%割引させて頂きます」といって大きな割引を行う場合もあります。
これはそもそもの料金が高いため、割引した後の価格でも十分に利益が出る仕組みになっているのです。こういった営業の上手い業者は、有している資格の種類にかかわらず一定の顧客を手に入れます。
そのため消費者であるあなたが優良業者を選ぶ目を養わなければならないのです。

外壁塗装の訪問販売についてこちら↓

2. 下請け構造

また営業の上手い業者が優位になるものとして、下請け構造があります。 つまり営業の上手い業者が仕事をとり、その仕事を塗装業に優れた業者に下請けの形で流すのです。

もちろん営業の上手い業者は自社の利益を十分にとってしまうため、塗装業に優れた業者は少ない予算で何とか仕事を完成させなければならなくなります。
つまりどんなに優れた業者であっても、そもそもの予算が少ないため十分な時間と手間をかけて塗装工事をすることができなくなってしまうのです。

こういった下請け構造にも消費者が損をする理由が隠されています。


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4. まとめ

以下は今回の記事のポイントです。


誰でも簡単に始めることのできてしまう塗装業であるからこそ、取得の難しい資格を通して優良業者を見抜いていく必要があります。
あなたも不要なトラブルを回避するためにも、塗装工事業許可と一級塗装技能士の資格に注目してみてください。


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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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