サイディングリフォームの費用やメリット・デメリット。4種の素材も徹底比較

  • 【更新日】2023-04-28
これで安心!サイディングへの外壁リフォーム

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小林成光(コバヤシマサミツ)さんのプロフィール写真 監修者:外壁劣化診断士 小林 成光

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。 ▼略歴・プロフィール
「監修者|小林 成光(株式会社Speee)」

サイディングリフォームの基礎知識

サイディングパネルのイメージ

サイディングにリフォームする前にこれだけは知っておきたい重要知識を、ピンポイントでご紹介します。

そもそもサイディングとは何?

サイディングとは、1枚3m×2mほどの工場で成形・加工されたパネル状の外壁材です。
工事は、従来のように現場でモルタル等を塗り上げるのではなく、デザイン済みのものを張り付けていく作業となります。

外壁をサイディングにするメリット・デメリットは?

外壁をサイディングでリフォームすることで「工事品質が安定する」「デザインが豊富」といったメリットがあります。
反対に「コーキングの補修が必要」「手作りの味に欠ける」といったデメリットもあります。

くわしくはサイディング外壁にリフォームするメリット・デメリットをご覧ください。

外壁をサイディングにするのにかかる費用は?

一般的な30坪住宅・外壁面積125㎡前後の戸建てで、サイディング張り替えの場合は200~250万円、サイディングカバー工法(重ね張り)の場合は160~220万円が目安です。

くわしくはサイディング外壁へリフォームする費用をご覧ください。

サイディングにはどんな種類・製品がある?

素材によって「窯業(ようぎょう)系」「金属系」「木質系」「樹脂系」の4種類に分かれます。
種類によって価格・耐震性(軽さ)・メンテナンス性・防火性などが多少異なります。

くわしくはサイディング外壁の種類と性能比較の解説をご覧ください。

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サイディング外壁にリフォームするメリット・デメリット

サイディング外壁のメリット

デザインやカラーバリエーションが豊富

工場で製造されるサイディングボードは、鮮やかさ・明るさの異なる色味が出せたり、無地・木目調・タイル風・レンガ風・石造り風など様々なデザインが施せたりと、装飾の幅がとても広いです。

木材、タイル、レンガといった素材の本物を用意するには非常に高いコストがかかってしまいますが、サイディングであれば、それらの質感を表現することができます。

工期が短い

サイディングは工場で表面塗装まで行われたパネルを使用するため、リフォームにかかる工期を短くすることができます。 施工においてはモルタルのような吹付作業を必要とせず、現地での細かな作業は少なく済みます。

工事価格が安い

サイディングは工場で大量生産されるため、サイディングボートにかかる原価を抑えやすくなっています。さらに、工期を短く済ませられることから人件費を抑制することが可能です。

このような背景から、サイディングは工事価格全体を安くすることができます。

デザインやカラーバリエーションが豊富なので、「自宅の雰囲気をガラリと変えたい」という方には、サイディングへのリフォームは向いています。

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サイディング外壁のデメリット

サイディングにリフォームするメリット・デメリット

一方で、外壁にサイディングを使用することで発生するデメリットもあります。
上記は、サイディングボードを張り付けるときに作業が必要な「コーキング部分」の写真です。コーキングとは、外壁材同士にできる隙間を埋めるために充填材を入れることです。

以下では、「コーキング」の観点を中心にデメリットを紹介します。

コーキングのメンテナンスが必要

サイディングそのものと同じように、コーキングにもメンテンナスが必要になります。特に懸念になるのが、コーキングの耐用年数は5~7年と短く、傷むとひびが入ったり剥がれたりして雨漏りや害虫の侵入などが生じてしまう点です。
1mあたり1,000円ほどで補修できるものの、定期的にコーキングの劣化具合をチェックする必要があります。

10年に一度はメンテナンスしなければならない

サイディング材自体には防水性がないことがほとんど。そのため、サイディング材の表面塗装が剥がれていくと、雨漏りや浸水する恐れが出てきます。

このような経年劣化の周期は約10年に一度といわれており、メンテナンスが必要不可欠です。

しかしながらメンテナンスの必要性は、どの外壁材にも共通するもの。

サイディングは、現在もっとも使用されている外壁材であることからわかる通り、コストパフォーマンスとバランスに優れた外壁材です。

だからこそコーキング部分のメンテナンスを定期的に行い、不測の事態に備えることが重要なのです。

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サイディング外壁へリフォームする費用

外壁をサイディング材にリフォームする方法は、「張り替え」と「重ね張り(カバー工法)」の2つがあります。

サイディング張り替えの費用

サイディング張り替え工事の様子

画像出典:近藤栄一塗装店

張り替えとは、既存の外壁をすべて剥がした後に、新品のサイディング材を張り付けるリフォーム工事です。

サイディング張り替えの費用は180~280万円、工期は約14~20日間ほどかかります。

外壁の傷みが激しかったり残りの寿命が短かったりする場合には、カバー工法ではなく張り替えリフォームが行われます。

▼「サイディングの張り替え」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

サイディング重ね張りの費用

サイディングカバー工法の様子

画像出典:情熱リノベーション

外壁重ね張り工事は、既存の外壁を撤去せず、上から新しいサイディング材張り付けるリフォーム工事です。

外壁カバー工法にかかる費用は施工費用は120~180万円ほど、工期は約10~14日間が目安です。

既存外壁の撤去が発生しないため、張り替えよりも費用をおさえられるのがメリットです。
カバー工法は、費用をなるべく節約したい場合や、外壁下地にあまり傷みがなく、新しい外壁材の重ね張りに耐えられる場合に選ばれます。

重ね張りでは金属系サイディングのみ使用可

重ね張り工事では、外壁材の重みの増加による耐震性低下をなるべく避けるため、軽量な金属系サイディングしか選べないことがほとんどです。ご注意ください

▼「サイディングのカバー工法」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

サイディングに外壁をリフォームした事例

それでは実際にサイディングをリフォームすると、どのような仕上がりになるのでしょうか。

事例①:モルタル外壁を金属系サイディングにリフォームした場合

モルタル外壁から金属系サイディングへのリフォーム例(玄関部)

画像出典:MISUZU(千葉市)

築20年近く経ちヒビが増えてきたモルタル外壁を、金属系サイディング(アイジー工業「SF-ガルスパンJ」)でリフォーム。
塗装工事によるヒビの抑制・再発防止には限界があるため、サイディングカバー工法を選択しました。

かかった費用は、同時に行った雨樋・玄関ドア・バルコニーの工事と合わせて350~400万円です。

事例②:窯業系サイディングにリフォームした場合

画像出典:ニチハ

色あせや亀裂の目立っていたモルタル外壁を、くしびき柄の温かみのある窯業系サイディング(ニチハ「モエンサイディングW14 ハッシュウォール調」)で一新した事例です。
隣家や駐車場との距離が近くプライバシー確保が気になっていたため、外壁張り替えと同時にバルコニーの配置も変えました。

外壁リフォームについてもっと知りたい方は下記の記事をご覧ください。

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サイディング外壁の種類と性能比較

サイディング外壁は、原材料により「窯業系」「金属系」「木質系」「樹脂系」の4種類に分かれます。
種類によって、価格(施工費用)や耐久性、汚れにくさや防水性などの性能がおおむね以下のように変わります。

サイディングの種類 費用 耐久性 汚れにくさ 傷つきにくさ 耐火性 遮音性 断熱性 防水性
窯業系サイディング
窯業系サイディング
金属系サイディング
金属系サイディング
木質系サイディング
木質系サイディング
×
樹脂系サイディング
樹脂系サイディング
データ出典:経済調査会『積算資料ポケット版 リフォーム編2022』P.380 ほか。耐火性は下地との組み合わせにより変わります。

各種類のサイディング個別の解説の前に、一番気になるコストパフォーマンスや維持費の比較を行います。

寿命までにかかる費用の比較

サイディングの寿命までにかかる費用は、工事時に発生するサイディングの価格と、使い終わるまでのメンテナンスへの出費の合計で求められます。
価格が高いサイディングでも、メンテナンスにかかる費用が少なければ、トータルコストは安くなります。

4種類のサイディングについて、それぞれの寿命(耐用年数)のワンサイクルにかかる合計費用の計算結果は以下のとおりです。

サイディング4種のトータルコスト比較

参考:みんなの建材倶楽部『使える!!内外装活用シート 2016-2017』2016年 エクスナレッジ

素材の価格と維持費の合計は、樹脂系サイディングが「約75万円」ともっとも安い結果となりました。
使用中、塗装やコーキングが基本的には発生しないことが大きな要因です。

一方で、サイディングの張り付け工事にかかる初期費用の安さを求める方には、木質系サイディングや金属系サイディングはあまりオススメできません。

なお素材の耐用年数は、金属系サイディングは40年、窯業系・木質系・樹脂系は30年と、期待年数のおおよそ上限まで長持ちした場合で計算しました。

使用開始時には、サイディング材料費とは別に張り替え工事の人件費(足場代、撤去代、諸経費など)が4種類ともかかります。

寿命1年あたりにかかる費用の比較

サイディングのコストパフォーマンスを重視する方には、発生する費用の合計よりも、使用中にかかる費用が1年あたりいくらかが重要かと思います。

そこで、前項の初期費用とメンテナンス費の合計をサイディングごとの耐用年数で割り算した金額も調べました。

サイディング4種のコストパフォーマンス比較

結果は、ここでも樹脂系サイディングの圧勝。
トータルコストが安いうえにメンテナンスも基本的に不要のため、他の素材は太刀打ちできませんでした。

一方、もっともコストパフォーマンスが低かったのは初期費用の高さが響いた木質系サイディングでした。

窯業系と金属系は金額が近くどちらを使うか迷いますが、寿命の長い金属系サイディングのほうが長い目で見て張り替え工事が少なくなるため、手をわずらわせる回数は減るでしょう。


ではここからは、サイディングの種類ごとの特徴やメンテナンス等について解説します。

「窯業系サイディング」の特徴・寿命・メンテナンス

窯業系サイディングの性能・特徴
原材料 セメント
費用 5,000~8,500円/㎡
寿命 20~30年
メンテナンス周期 5~10年
よくあるトラブル
  • コーキングのヒビ、やせ
  • 凍害
特徴
  • 普及率が高い
  • デザインが豊富
  • 工事費用が手頃

窯業系サイディングとは?

窯業系サイディングはセメントや繊維系の材料をボード状に成形し、高温・高圧の窯の内部で固めたものです。
日本の戸建てで現在もっとも使用されている外壁材で、その普及率は70%を超えます。

窯業系サイディングの特徴

一言でいうと…
  • 価格が手頃で、耐久性は必要十分(そこそこ)な外壁材

窯業系サイディングの特徴は、デザインパターンが豊富なことです。
木目調、レンガ調、タイル調など表面の質感の種類がサイディングの中では最も多く存在します。

また、施工費用が比較的安いこと、耐火性に優れることもメリットとして挙げられます。

一方で、目地のコーキングが雨水の侵入口になりやすくメンテナンスが欠かせないこと、水分の凍結膨張による劣化が起きやすいことがデメリットです。

窯業系サイディングの耐用年数

窯業系サイディングの耐用年数(寿命)は20~30年です。
サイディング外壁としては、金属系・樹脂系に劣る年数です。

窯業系サイディングのメンテナンス方法

窯業系サイディングは耐用年数の30年目までの間、メンテナンスとして5~8年おきにコーキングの打ち替えと、約10年おきに外壁塗装が発生します。

なるべく長持ちさせたければ、ご自身で半年~1年に1回程度の間隔で「表面の洗浄」を行うとよいでしょう。
ただし、あまり強い力でこすったり、高すぎる圧力で洗浄機を使うと表面の劣化を早めてしまう場合がありますので、ご注意ください。

メンテナンスが必要かどうかに迷ったらプロの業者に任せるのが無難かつおすすめです。

「窯業系サイディング」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

「金属系サイディング」の特徴・寿命・メンテナンス

金属系サイディングの性能・特徴
原材料 金属(鉄、アルミ、ステンレス等)
費用 6,000~10,000円/㎡
寿命 30~40年
メンテナンス周期 5~10年
よくあるトラブル
  • 衝撃によるへこみ
  • 釘部からのもらいサビ
特徴
  • 軽量で丈夫
  • 耐用年数が長め
  • リフォームで現在一番人気

金属系サイディングとは?

窯業系サイディングは、0.2~0.5mmほどの薄い金属板に、断熱材を貼り合わせたパネル状の外壁材です。
使われている金属は、アルミニウム・ステンレスなど各種ありますが、近年ではスチール(鉄)に亜鉛・フッ素などのメッキを施したガルバリウム鋼板が主流となっています。

窯業系サイディングに次いで、日本で2番目に使用されているサイディングです。

金属系サイディングの特徴

一言でいうと…
  • 工事が早く済んで防水性抜群。リフォームで一番人気。

金属系サイディングは、耐用年数も長く、軽さ・防水性・断熱性にも優れた外壁材です。
軽量で作業が早く済むこと、重ね張り(外壁カバー工法)をしても住宅の耐震性を下げにくいことから、とくにリフォームで人気です。

窯業系サイディングと比較して費用は高いですが、耐用年数が長いこと、メンテナンスの手間が少なく済むことからトータルで見るとお得・ラクであるという意見が主流となっています。

また、メタリックな外見になるため流行中のモダンデザインを実現しやすく、スタイリッシュな家にしたい人にもよく選ばれます。

金属系サイディングの耐用年数

金属系サイディングの耐用年数(寿命)は30~40年です。
サイディング外壁としては樹脂系と同程度で、窯業系・木質系には勝ります。

金属系サイディングのメンテナンス方法

金属系サイディングは寿命までの間、メンテナンスとして5~8年おきにコーキングの打ち替えと、約10年おきに外壁塗装が必要となります。

このタイミング以外にも、表面に凹みや傷ができてしまったときも、そこからサビができて広がることがあるため業者の点検・補修を受けましょう。

ご自身で半年~1年に1回程度表面の水洗して汚れを落とすと長持ちします。

「金属系サイディング」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

「木質系サイディング」の特徴・寿命・メンテナンス

木質系サイディングの性能・特徴
原材料 天然木
費用 6,700~19,000円/㎡
寿命 20~30年
メンテナンス周期 3~10年
よくあるトラブル
  • 水分による劣化、腐食
  • カビやコケの発生
特徴
  • 価格が高く、対応業者も少なめ
  • 他では得られない質感・温かみ
  • 長持ちさせるにはマメなメンテが必要

木質系サイディングとは?

木質系サイディングとは、天然の無垢材等をパネル状に成形した外壁材です。

木質系サイディングの特徴

一言でいうと…
  • 天然素材や木の温かみにこだわる人向けの高級品。

木質系サイディングの特徴は、なんといってもそのデザインです。
天然木材ならではの質感・温かみは他のサイディングでは出せない唯一のものとなっています。

また、木材であることから耐火性を不安に思う方がいらっしゃるかもしれませんが、不燃処理を加えた製品も登場しており、心配は減っています。

一方で、デザイン・防火性ともにこだわりを追求すると材料費や工賃が高額になることがデメリットとして挙げられます。

そのため木質系サイディングは、予算に余裕があり、天然木をつかったデザインにどうしてもこだわりたい方向けの外壁材と言えます。

木質系サイディングの耐用年数

木質系サイディングの耐用年数(寿命)は20~30年です。
サイディング外壁としては、窯業系と同等で、金属系・樹脂系には劣る年数です。

木質系サイディングのメンテナンス方法

木質系サイディングは、木材の腐食がなければメンテナンスは必須ではありません。

ただし、雨漏りを起こさないようにしながら年月の味わいを増すように住むのはやや大変です。
日頃のチェックや、長くとも10年おきに塗料や防腐剤の再塗装が欠かせません。
なお木質系サイディングの塗り替え時は、素地の木目を活かせる「オイルステイン塗装」や「クリア塗装」を選ぶとよいでしょう。

また、木質系サイディングで有名な「高広木材」社の代表によれば10年ごとに全体の1割程度の交換(40~50万円の工事)が必要です。

寿命までしっかりもたせるためにも、素人判断はせず、洗浄や点検メンテナンスは業者に任せるのがよいでしょう。

「クリア塗装」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

「樹脂系サイディング」の特徴・寿命・メンテナンス

樹脂系サイディングの性能・特徴
原材料 塩化ビニル樹脂
費用 4,500~7,400円/㎡
寿命 約30年
メンテナンス周期 ほぼ不要
よくあるトラブル
  • 遮音・断熱が気になる
  • 紫外線による劣化
特徴
  • 塗装やコーキングが不要
  • 安価で耐久性が高い
  • 色やデザインの選択肢は少なめ

樹脂系サイディングとは?

樹脂系サイディングは、塩化ビニルなどのプラスチックで出来たパネル状の外壁材です。
日本ではまだ普及していませんが、北米では6割近くのシェアをもつ人気の外壁材で、国内でもこれから注目されると見られれています。

樹脂系サイディングの特徴

一言でいうと…
  • コストパフォーマンス最高。デザインにはあまりこだわれない

樹脂系サイディングはプラスチック製のため水を含まず、風化しづらく水にも強い丈夫な外壁材です。
継ぎ目のコーキングも元々ないので、他の外壁材にくらべてメンテナンス回数が少なく済むうえに、施工費用も安価のが最大のメリットです。

一方で、断熱性と遮音性は他のサイディングより劣ること、色やデザインのバリエーションが少ないことがデメリットとなります。
また、国内のシェアがまだまだ少ないため、施工できる業者を探すのにも苦労するかもしれません。

樹脂系サイディングの耐用年数

樹脂系サイディングの耐用年数(寿命)は30~40年、環境によってはそれ以上もつとされています。
サイディング外壁としては、金属系と同等もしくはそれに勝る、最長年数です。

樹脂系サイディングのメンテナンス方法

樹脂系サイディングのメンテナンスは、基本的には不要とされています。

まず、樹脂系サイディングは顔料が塗り込んであるため再塗装がいりません
加えてパネル同士のコーキングもないので、コーキングの打ち替えメンテナンスも必要ないのです

コケ等の汚れが気になった時に自分で水洗い・高圧洗浄をするか、唯一の弱点である紫外線で弾性が失われるのに備えて業者にコーティングをしてもらうとよいでしょう。

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サイディングリフォーム業者の探し方

サイディングには素材やデザイン・工法が数多くあり、リフォームプランを決めるのは大変です。
そこで、経験豊富で信頼のおける業者を探すことが重要になります。

あなたの希望するリフォームの上手に進めてくれる業者を見つけるには、相見積もりの取得が有効です。

相見積もりにより、

  • 自分の場合の適正費用が見えてくる
  • 応対の態度も比べられる
  • 値段の高すぎる業者がわかる、避けられる

 

といったメリットがあります。

見積もりを頼める業者にあまり心当たりがない…という方は、全国の優良業者の情報をもつサイディング工事に関する無料の相談窓口 へお気軽にお問い合わせください。

サイディング工事の進め方や、あなたの場合の適正価格についてもご相談にのることができますよ(無理に工事をすすめることはありません)。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

▼書籍
  • 菊池克弘『住宅リフォーム重要事項32選』都市環境建設 2015
  • 建築工事研究会『積算資料ポケット版 リフォーム編 2022年度版』一般社団法人経済調査会 2021
  • みんなの建材倶楽部『使える!!内外装活用シート 2016-2017』エクスナレッジ 2016
  • 田村誠邦・甲田珠子『プロのための住宅・不動産の新常識』エクスナレッジ 2019
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