屋根の修理費用はいくら?屋根リフォームの相場価格や業者の選び方も解説

  • 【更新日】2023-09-13
屋根の修理費用はいくら?屋根リフォームの相場価格や業者の選び方も解説

最低でも数万円、高ければ数十万円以上にもなる屋根修理の費用ですが、住人にとっては費用相場や適正金額は分からないものです。

そこで本記事では、屋根の部位・トラブルごとに修理費用の相場帯をわかりやすく掲載しました。
特に雨漏りに関しては、程度ごとに分けて費用相場を複数記載しています。

また、費用の次に不安に思う方の多いであろう「業者の言う修理内容が適正か」がわかるチャートも用意しています。

屋根のトラブルでお困りの方が少しでも早く、適正価格で屋根修理を開始できるようお役立ていただければ幸いです。

Point
  • 屋根の部分修理ならば「20万円~35万円以内」が目安
  • 屋根全体の修理になると「120万円~200万円」になることも
  • 業者により金額の差が大きいため、「相見積もり」をとるのが無難

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小林成光(コバヤシマサミツ)さんのプロフィール写真 監修者:外装劣化診断士 小林 成光

600件以上の現地調査を実施する過程で得た専門性を生かし、日本発のネット見積もりシステムでビジネスモデル特許を取得。ヌリカエにて、外装工事の専門家として、顧客・加盟企業のサポート・コラムの監修に従事。 ▼略歴・プロフィール
「監修者|小林 成光(株式会社Speee)」

屋根修理の費用相場一覧

屋根修理の費用は、部分的な修理の場合は「20万円~35万円」、修理が屋根全体に及ぶ場合は「100万円以上」が相場になります。

この金額には、屋根修理に使う足場代(約15万円~20万円)の費用も含まれています。

もし部分修理であれば費用のほとんどを足場代が占めてしまうことになりますが、屋根修理は高所作業となるため、ほとんどの工事で足場代は必須です。

※表内の修理工事の名称を押下すると、解説へジャンプします。

修理工事 費用相場
屋根の塗装 35万円~60万円
屋根の葺き替え 140万円~200万円
屋根の葺き直し 100万円~180万円
屋根のカバー工法 80万円~120万円
雨漏りの修理 20万円~35万円
屋根棟の修理 20万円~35万円
屋根材の部分修理・一部交換 5万円~30万円
雨樋・軒天の修理・交換 10万円~30万円

屋根の塗装の費用|35万円~60万円

屋根塗装の費用は35万円~60万円が相場です。工期は10~15日が目安になります。

屋根の塗り替えは、屋根表面を洗浄後、傷んだ箇所を補修して再塗装する工事です。修理というよりも、定期的なメンテナンスとして採られる方法です。

一般的には、10年前後で再塗装が必要になります。

なお、塗装は使用する塗料によって費用が倍近く変わることがあるので、気になる方は下記の記事もご覧ください。

▼「屋根塗装の費用」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 【2023年最新】屋根塗装の費用相場は?内訳の単価相場や見積もり事例も解説

屋根塗装の塗料について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
>>「屋根塗料の種類は多種多様!それぞれの特徴を解説」

屋根の葺き替えの費用|140万円~200万円

屋根葺き替えの費用は140万円~200万円が相場です。工期は7~15日が目安になります。

「葺き替え(ふきかえ)」とは屋根材を新しいものに交換する工事になります。また、「野地板(のじいた)」と呼ばれる下地が傷んでいる場合は、張替えます。

屋根の葺き直しの費用|100万円~180万円

屋根の葺き直しの費用は100万円~180万円が相場です。工期は7~10日が目安になります。

屋根の葺き直しとは、既存の瓦を再利用して屋根の補修を行う工事です。

もともとの屋根材が「和瓦・洋瓦」で、瓦自体に問題がなく、下地のみの補修で済む場合に最適となります。

屋根のカバー工法の費用| 80万円~120万円

屋根のカバー工法の費用は80万円~120万円が相場です。工期は7~15日が目安になります。

屋根のカバー工法とは、既存の屋根の上に新しい屋根を作って覆う工事であり、重ね葺きとも呼ばれます。

屋根の中にアスベストが使われている場合は、撤去費用がかかるのを避けるため、カバー工法が採られることが多くあります。

耐震性などの問題から、元にあったものより重量が大きい瓦が選ばれることはあまりありません。

▼「屋根のカバー工法・重ね葺き」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 【初心者向け】カバー工法ってどんな工事?メリット・デメリット、費用相場まで徹底解説

屋根の雨漏り修理の費用|20万円~35万円

屋根の雨漏りには原因や劣化範囲の広さにさまざまなパターンがあるため、費用の目安もやや特殊になります。

小規模のもので20万円~35万円(足場代込み。以下同様)、中規模のもので25万円~55万円、大規模なものは全体のリフォームになり、費用も60万円~250万円になります。

小規模とは屋根天井にシミを見つけたなど屋根表面の部分修理で済む場合です。中規模とは、天井から水滴が落ちてきたなど、表面に加え下地も部分的に傷んでいる場合になります。

また大規模とは、雨の日は必ず水滴が落ちてくる、雨漏りが複数箇所から起こっているなど内部の下地を含む全体的な工事になる場合です。

▼「雨漏りの修理費用」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 屋根の雨漏りを修理する方法とは? 3つの注意点と費用相場!

屋根棟の修理の費用|20万円~35万円

屋根の山や谷部分にあたる「棟」部分の修理費用は20万円~35万円(足場代込み)が目安です。

修理費用は、修理する範囲(長さ)と使用する屋根材のグレード(価格)で変動します。洋瓦・金属の屋根の修理と比較すると、和瓦屋根の修理はやや高額になります。

▼「屋根棟・漆喰の修理費用」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 屋根棟の修理費用の相場は? ウチの見積もりは適正? 火災保険で直せるの?

屋根材の部分修理・一部交換の費用|5万円~30万円

屋根表面の瓦・スレート・金属の「割れ・めくれ・ズレ」などの部分破損は、費用の目安は5万円~15万円(足場代込み)です。

屋根瓦の交換は、交換する屋根材の種類や枚数によって費用が異なりますが、10枚程度なら10万円~30万円程度です。

屋根材の部分修理や一部交換は、屋根修理の中では比較的安く修理することができます。

▼「屋根材(瓦)の種類」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 屋根瓦はどれを選べばいい?種類別メリット・デメリットを徹底比較

雨樋・軒天の修理・交換の費用|10万円~30万円

屋根の「付帯部分」と呼ばれる、雨どいや軒天の修理費用は10万円~30万円(足場代込み)、全体工事の場合でも60万円以下が目安です。

雨樋の足場の不要な箇所のみの修理であれば、足場代がかからないため、3000円~5000円/m程度の費用で施工ができます。

雨樋・軒天の修理・交換の費用
  • 雨どいの一部交換・修理 15万円~20万円
  • 雨どいの塗り替え 20万円~30万円
  • 雨どいの全体交換 20万円~60万円
  • 軒天修理(20cm四方以下) 10万円~15万円
  • 軒天修理(20cm四方以上) 15万円~30万円

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屋根修理の方法と費用 判別チャート

この記事をお読みの方の中には、既に業者から見積を取得している方もおられるかと思います。

業者の提案した工事方法や金額に不安が残る場合、下記のチャートに従って最適な工事を判断できます。

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屋根修理には「足場代」が9割方必要

屋根修理をするにあたって、修理の実作業代よりも高い「足場代」が気になった方も多いと思います。

まず、屋根に関する9割以上の工事では足場は必須です。

足場の設置は、作業の精度の向上だけでなく、高所作業の安全確保のために厚労省による規定があります。

足場の設置に関わる規定: 規定では「2m以上の高所作業の際は安全な足場を設ける必要がある」となっています。
家の屋根は通常、平屋でも3m以上、2階建てならば6m以上の高さがありますから、ほとんどの場合で足場が必要な高さに達します。
▼「足場の費用」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 足場料金の費用はいくら?見積もりで損しないコツとは?

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屋根修理の時期やタイミング

こちらの章では、屋根修理の時期・タイミングについて、ご説明させていただきます。

目安は10~15年。屋根材別のメンテナンス時期・年数

屋根修理の時期・タイミングは、屋根材によって異なり、目安は10~15年になります。各屋根材の耐用年数(寿命)・メンテナンス周期は以下の表をご覧ください。

メンテナンスの目安としては、スレート屋根・アスファルトシングルは5年、トタン屋根やセメント瓦は10年、ガルバリウム鋼板・和瓦は15年になります。

屋根材 耐用年数(寿命) メンテナンス周期
スレート屋根
スレート屋根
30年 5年
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板
30~40年 15年
トタン屋根
トタン屋根
20~30年 10年
和瓦
和瓦
30~40年 15年
アスファルトシングル
アスファルトシングル
30~40年 5年
セメント瓦
セメント瓦
30年 10年

屋根修理が必要な劣化症状

屋根修理が必要な劣化症状としては、主に屋根材のズレ割れ破損などが挙げられます。屋根修理が必要な症状を放置すると、屋根の隙間から雨水が侵入し、雨漏りの原因になりますので、早めに対処をご検討ください。

屋根材 劣化症状
ズレ

割れ

破損

 

金属 割れ・欠け
ボロボロ

画像出典:ガイソー所沢店

また屋根の症状は見えづらいですが、ご自身で屋根の上に登るのは危険です。専門の業者を呼び、劣化診断・状況確認してもらうことをおすすめします。

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火災保険で屋根の修理費用が抑えられる

自然災害の場合、火災保険を利用できることがある

屋根修理の規模によっては、費用が高額になってしまいがち。

しかし、以下のような自然災害の場合、火災保険が使えることが多いです。

火災保険が使える条件

自然災害(風災・雪災・雹災など)による屋根破損

ただし、補償内容は保険会社によって異なりますので、利用を検討している方は加入先へ相談しましょう。

屋根修理費用における火災保険利用のメリット・デメリット

メリット

火災保険を使えた時のメリット

全額負担してもらえることもある

屋根修理における火災保険利用のメリットとしては、全額負担してもらえることが挙げられます。

ただし、申請時は、いつ・どのような災害で被災したか明確にしたうえで、見積もりをもらう必要があります。

火災保険の申請をしたい場合、依頼する屋根修理業者を選ぶ時点で、火災保険を使った見積もりができる業者選びが大切なポイントです。

デメリット

火災保険を使った時のデメリット

場合によっては複雑なトラブルが発生する

また、全額負担できるのは火災保険のプラン次第である点も注意したいポイントです。

この点を踏まえていないと、以下のようなトラブルが発生する可能性が高くなります。

・虚偽のある申告の推奨
・代理で保険申請すると言われる
・不要な工事の追加

上記のようなトラブルを起こす悪徳業者も、残念ながら存在しています。

トラブル回避のためにも、訪問勧誘などの契約は極力避け、優良業者数社から合い見積もりをもらい、比較して検討することを推奨します。

▼「屋根修理の火災保険」について詳しく知りたい方はコチラ
>> 屋根修理に火災保険が使える条件は?

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屋根修理に使える助成金・補助金

屋根の修理には補助金を使えるケースがあり、主に省エネ目的と耐震目的の2種類に分かれています。また基本的に修理前に申請が必要な点にも、ご注意いただければと思います。

自治体により制度内容や制度有無は異なりますので、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトからお住まいの自治体情報をご確認ください。

アスベスト除去の助成金・補助金

アスベストを含む屋根を修理する場合は、アスベスト除去の補助金を使える場合があります。

例えば葺き替えをする場合は法令により特別な撤去方法が必要となり、別途10万円~30万円の費用がかかります。特に2004年以前に建築のスレート屋根やセメント瓦のケースにご注意ください。

例として、東京都台東区の「民間建築物アスベスト対策費助成制度」でご説明します。

個人住宅にアスベストが露出された状態で使用されている場合、補助額は調査や工事の費用の50%で、上限額は調査:10万円、工事:30万円です。 ※共同住宅の場合は限度額100万円

アスベストが露出した状態であることが条件なので、カバー工法も対象工事に該当します。具体的な条件としては、以下があります。

  • 区内に住所を有する個人であること
  • アスベスト含有の可能性がある吹き付け材が露出した状態で使用されていること
  • 解体を伴う工事ではないこと
  • 工事前に事前相談や申請をすること

◆お問合せ先◆

台東区役所 建築課監察担当
東京都台東区東上野4-5-6
03-5246-1340

参考:補助金制度 – 石綿総合情報ポータルサイト (厚生労働省)

省エネリフォームの補助金・助成金

省エネリフォームは環境への負荷低減を目的としたリフォームです。屋根修理のついでに太陽光パネルや断熱材の設置などの工事が当てはまります。

例として、東京都大田区の「住宅リフォーム助成事業」でご説明します。環境へ配慮を目的に工事した場合、補助額は工事費用の10%で上限額20万円です。具体的な条件としては、以下があります。

  • 令和4年1月1日時点から工事対象住宅に継続して居住する区民
  • 工事を行う個人住宅の所有者
  • 特別区民税・都民税を滞納していないこと
  • 区の他の助成制度・保険給付制度を利用した場合でも自己負担額が発生すること
  • 過去にこの助成金の交付を受けていないこと

◆お問合せ先◆

大田区役所 住宅相談窓口(建築調整課住宅担当内)
東京都大田区蒲田5-13-14
03-5744-1343

耐震リフォームの補助金・助成金

耐震リフォームは名称通り耐震性向上を目的とした制度です。屋根修理の際に、現在より軽量な屋根材に変更した場合などが当てはまります。

例として、東京都葛飾区の「耐震改修の促進・助成制度」でご説明します。耐震改修を実施した場合、補助額は工事費用の2/3、最大160万円です。建物の具体的な条件としては、以下があります。

  • 葛飾区内の2階建以下の木造住宅等(長屋、共同住宅含む)
  • 昭和56年5月31日以前に建築されている
  • 耐震診断の結果、構造評点が1.0未満
  • 敷地が建築基準法の道路等に2m以上接している
  • 過去に同じ要綱上の助成を受けていない
  • 道路整備・区画整理など、都市計画事業等による補償を受けていない

◆お問合せ先◆

葛飾区役所 建築課建築安全係
東京都葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階 305番窓口
03-5654-8552

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屋根修理の費用をおさえるには相見積り

屋根修理の費用になぜ幅が生まれてしまうのか

屋根修理費用の幅が広がってしまうのは、同じ坪数の家でも、屋根の形状や傾斜によって面積が大きく変わるため

また、その結果、家の大きさが工事費用の目安にならないからです。

業者の得意・不得意により、同じ工事でも見積もり費用が倍近く変わることも珍しくありません。

相見積もりで最大10万円の費用削減が望める

複数の業者から見積もりを取り寄せる「相見積もり」をすることで、外壁塗装の場合で約3万円~10万円の費用削減が期待できます。

相見積もりで削減できる額は、工事の5%~10%ほどと言われているので、これを平均的な戸建ての塗装費用に当てはめると「3万円~10万円」の節約となります。

相見積もりをとるときのポイント
  • 3社以上からとること

  • 工事の条件(塗装箇所や使用塗料)を揃えること

相見積もりをすることで最適な工事が望める

そこで、できるだけ複数の業者から相見積もりを取り、一番費用や工事内容に納得のいく業者を選ぶことで、コスト的にも効果的にも最適な工事を行うことができます。

当サービス「ヌリカエ」でも、無料の一括見積りサービスをご提供しています。

他の業者からも見積もりを取り寄せたいという場合に、ご活用いただけると大変幸いです。

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屋根修理業者の選び方

屋根修理を業者に依頼する際には相見積もりに加え、以下のポイントを踏まえて選ぶとよいでしょう。

屋根修理業者選びのポイント ①実績が豊富な専門業者に依頼する
②根本原因の解決を提案してくれる
③破損箇所の写真を用いて、わかりやすく説明してくれる

①実績が豊富な専門業者に依頼する

屋根修理をする際は悪質業者を避けるために、「瓦葺業者」「板金業者」といった屋根の専門業者を探して依頼しましょう。
「瓦葺業者」は瓦屋根、「板金業者」はトタン・ガルバリウム鋼板など、業者によって得意な屋根材が異なっています。

また相談や見積もりの依頼前には業者のホームページで施工実績の件数施工事例も確認し、実績が豊富な業者を選ぶようにしてください。

②根本原因の解決を提案してくれる

屋根修理では、劣化の根本的原因の解決が最重要になります。表面的な対処では、すぐ再修理が必要になって費用がかさんでしまいます。

例えば屋根が劣化して雨漏りしている時、150万円かけて重ね葺きで修理したものの、実は屋根内部の劣化が進行していて200万円の葺き替えがすぐ後に必要になった、という事態にもなりかねません。

屋根は内部まで詳しく見えない状況での判断が必要になるため、業者の経験や技術力が物を言います。根本原因を突き止めて、解決方法を提案してくれる業者を選ぶようにしましょう。

③破損箇所の写真を用いて、わかりやすく説明してくれる

屋根業者は必ず、破損箇所の写真を見せてくれて、説明がわかりやすい業者を選びましょう。屋根は登らないと状況が詳しくわからないうえに、内部までよく見えません。

よって施主はよく見えない部分について業者の説明をもとに修理を決める必要があるため、説明の誠実さや丁寧さも業者選びのポイントになります。

屋根の破損状況については業者が屋根に上ったときに撮影した写真を見せてくれたり、どんな原因でどんな修理方法がいいのかわかりやすく説明してくれる業者を選んでください。

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まとめ

最後に、ここまでご説明してきた事をまとめてみましょう。

屋根の修理にかかる費用は?
修理部位や範囲の広さによって変わります。金額は以下が目安です。

・瓦の部分修理:15万円~30万円
・スレートの部分修理:15万円~30万円
・棟の修理20万円~35万円
・雨漏りの修理:20万円~35万円
・雨樋の修理:10万円~30万円
・塗装の塗り替え:35万円~60万円
・全体の改修:120万円~200万円

屋根修理の費用は後払いできる?
金額が大きいほど後払いが認められやすくなります。傾向は以下のとおりです。

・100万円以上:「3回以上の分割払い」の見込みアリ
・50万円~70万円:「工事前・工事後の2分割」の見込みアリ
・30万円~40万円:ほぼ「前金一括払い」のみ

後払いできる業者だけに絞って依頼先を探したい場合は、お気軽にご相談ください。

屋根修理客を狙った悪徳業者への対策は?
訪問営業の業者は悪徳業者の確率が高いことが、消費者センターの発表により判明しています。
契約したり、屋根に登らせたりしないことを強くお勧めします。その他にも、以下のような業者は避けるべきです。・無料点検をアピール
・足場代の無料化をアピール
・不安、緊急性をあおる
・値引き等を理由に成約を急がせる

他にも、屋根修理について分からないことや、業者に条件や希望のある場合などもヌリカエにぜひお気軽にご相談ください。
本記事が、屋根修理をお考えの方のお役に立てば幸いです。

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▼専門家(ヒアリング)
株式会社POD 代表 長谷川佳広 氏
「失敗しない屋根修理」シリーズ記事
1章【トラブルを知る】 屋根の雨漏りと修理
2章【最適な工事を知る】 屋根瓦を修理する方法とは?5つの注意点
3章【費用を知る】 [当記事] 屋根修理の費用相場はいくら? 雨漏り、台風、瓦の修繕…部位・トラブル別に全解説
4章【不安をなくす】 屋根修理のプロを見分ける5つの鍵!悪質業者の手口も紹介
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