【外壁塗装】メンテナンス費用はいくら?見積計算方法と損しないコツ

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こんにちは!ヌリカエコラム編集部です。
新築から10年たつと「そろそろ外壁のメンテナンスを!」という声を聞いたり、セールスを受けるようになりますね。 そこで気になるのは「費用の相場」ですが、初めてのことなので「品質に見合った価格=相場」の見当がつかないのが正直なところではありませんか ?
外壁のメンテナンスでは悪徳業者が横行しているという話もよく聞きます。法外な費用を払ったり、粗悪工事で泣くことがないように用心しなければいけません。
そんなあなたに、外壁メンテナンスのおおよその費用と、見積もりで損しないコツをお教えします。

↓↓「まずは外壁塗装の見積もり・相場の基礎知識を知りたい」という方は、こちらの記事も併せてお読みください↓↓



目次




1. 外壁メンテナンス費用は相場の幅が大きい

新築の費用は、家の大きさが決まれば坪単価にそれほど大きな幅はありません。坪単価60万円前後で、延床面積30坪(99㎡)なら1,800~2,000万円が”標準”です。

しかし、外壁の塗り替えの見積もりでは倍くらい差が出る場合があります。例えば30坪の家の外壁塗装が80万円の見積もりもあれば160万円の見積もりもあります。同じ大きさの家で、どうしてこんなに差があるのでしょうか?


金額の差だけではわからない見積もりの正当性

工事費の見積もりが高いのは悪徳業者で、安いのが良心的な業者とは限りません。外装メンテナンスの費用の差には、納得できる正当なものと、認めてしまうと損をする不当なものがあります。

見積もりで損をしないためには、不当に高い部分や粗悪工事につながる不当に安い部分を見抜くことが必要です。

外壁メンテナンスのおおよその価格を知るために、まず費用に大きなばらつきがある理由を見ていきましょう。


マイホームのおおよその外壁面積を知っておこう



延べ床面積(坪) 延べ床面積(㎡) 外壁面積
25坪 82㎡ 115㎡前後
30坪 99㎡ 124平米前後
40坪 132平米 145平米前後


【延べ床面積(㎠)×1.1~1.4=おおよその外壁面積】になります。
床面積が大きいほど係数(掛ける数値)が小さくなります。





2. 外壁メンテナンスの費用にばらつきがある理由は?

外壁メンテナンスの費用に差が出る理由には次のようなものがあります。

A. 塗料や外壁材にいくつかの種類があり、耐久性や価格が大きく異なる
B. 外壁の状態・ダメージによって必要な工事が異なる
C. 施工業者によって見積もりが大きく異なる

それぞれについて、もうすこし詳しく見ていきましょう。


A. 塗料にはどんな種類があり、価格はどれくらい違うの?

築後10年の外壁メンテナンスは、ほとんどの場合、外壁塗装 になります。外壁は大きく分けると「モルタルなどの塗り壁」と「サイディングと呼ばれる貼り壁」の2種類で、どちらも定期的な塗りかえが必要です。

塗料は種類によって耐用年数が違い、耐用年数が長いものほど価格が高くなります。つまり、塗料選びは「次のメンテナンスまでの期間が長い塗料を選ぶか、とりあえず今回の費用が安い塗料を選ぶか」という選択になります。

長い目で見ると、耐用年数の長い塗料がコストパフォーマンスが良くなります。メンテナンス回数が少なくなり、足場の費用や職人の手間賃がトータルでは割安になるからです。しかし、家が建つ環境によって耐用年数には幅があるので、いちがいには言えません。

塗料の費用をざっくりイメージするために、次の表をご覧ください。

塗料の種類 耐久年数 平米単価 30坪の場合
アクリル 5~7年 1,400円~1,600円 173,600~198,400円
ウレタン 8~10年 1,700円~2,200円 210,800~272,800円
シリコン 10~15年 2,300円~3,000円 285,200~372,000円
フッ素 12~15年 3,800円~4,800円 471,200~595,200円
光触媒無機系 15~20年 5,000円~5,500円 620,000~682,000円
遮熱・断熱系 15~20年 5,000円~5,500円 620,000~682,000円


※どの塗料もモルタルにもサイディングにも塗装できます
※中塗りと上塗りの2度塗りの費用です(下塗りは別の塗料で行ないます)


あくまで概算ですが、同じ124㎡の外壁でも塗料によって材料費が12万円~68万円と大きな幅がありますね。この中で施工例が多く一般的なシリコン系塗料と、最近増えてきた耐用年数の長いフッ素系でも、1.5倍ほどの差があります。


B. 外壁の状態・ダメージによって費用に差が出る理由は?

築10年といっても家によって外壁の状態やダメージの程度は異なります。地震で外壁にひび割れ(クラック)ができていれば、塗り直す前に割れ目を補修しなければならず、その費用がかかります。

強い紫外線を浴びる、寒暖の差が激しいなどの立地条件によって外壁の傷み具合が違います。それによって、外壁と窓枠の境目のコーキングが早く劣化して雨が浸みこむ、などの損傷が生じます。

新築したときの職人の仕事のレベルによっても、外壁の状態に差が出ることがあります。例えばサイディングボード の接着が悪く一部に浮きが生じるなどです。

築10年で補修に大きな費用がかかるケースは多くはありませんが、費用に差が出る一因になります。


<サイディングとは ?>

サイディングは「貼りつける外壁材」です。モルタルなどの塗り壁に代わって現在は主流になっています。工場で作られるサイディングボードを貼るだけなので、工期が短くて済みます。

レンガ調、木目調など、風合い・デザイン・色が豊富なことが特徴です。サイディングの材質には窯業系・金属系・木質系・樹脂系があり、もっとも多く使われているのが窯業系です。


C. 外壁メンテナンス費用の業者による差はどれくらい?

大手ハウスメーカーのリフォーム部門も外壁メンテナンスを手掛けていますが、実際に工事をするのは地元の業者です。ハウスメーカーは30%以上の中間マージンを取るので、直接地元業者に発注するのに比べると費用は大幅に高くなります。

外壁の塗装には足場が必要で、足場の設置費用も業者によって差があります。あまり粗末な足場では、費用はおさえられても作業がしにくくなり仕上がりの品質に影響します。逆に不必要に立派な足場を組むのはコストアップにつながります。

「足場設置費無料」とセールスする業者もありますが、ふつうは総費用の20%前後にもなる足場が無料というのは変ですね。その分は他の名目で計上されているはずで、業者の誠実さを疑わせるセールス手法です。とうぜん仕事の質も信用できなくなります。

そのほか、塗る前の壁の洗浄費用、窓枠などに塗料が付かないようにテープ貼りをする養生の費用なども、業者によって見積にかなりの差があります。

訪問セールスを特徴とする悪徳業者は、法外な見積もりを提示して大幅に値引きする、今なら安いと言って契約を急がせるなど、とにかくやることがでたらめです。外壁メンテナンスの訪問セールスは、見積もり金額のいかんに関わらず相手にしないのが賢明です 。





外壁メンテナンス費用はどうやって算出するの?

外壁メンテナンス費用の算出方法を知るには、工事の流れを知る必要があります。各工程のそれぞれに費用がかかり、見積もりに反映されます。


外壁塗装の工事の流れは?

工事の流れは次のようになります。工事スタートから終了までの期間は、天候に左右されますが7日~14日が標準です。

    1. 足場の組み立て
    2. 高圧洗浄(高圧の水流で汚れ、カビ、苔などを洗い流す)
    3. 養生(窓枠サッシなどに塗料が付かないようにテープを貼る)
    4. 補修(ひび割れなどがあるとき)
    5. 下塗り
    6. 上塗り(2度塗りが標準)
    7. 足場の撤去
    8. 清掃・残材廃棄

それぞれの工程の費用は?

それぞれの工程の費用の概算を見てみましょう。実際に見積もりに記入される金額は、材料費、人件費、利益が合算された数字なので、ここでもそれに従います。
※金額は費用をイメージしていただくための概算です。平米単価だけでは総額をイメージしにくいので、標準的な大きさの家(延べ床面積30坪)の費用も示しています 。



以上を合計したものが外壁塗装費用の総額です。


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外壁メンテナンス費用の実例

では、ここまでの説明をふまえて外壁の塗りかえに実際どれくらい費用がかかるかをシュミレーションしてみましょう。

外装塗装を考えているAさんの家は2階建てで、標準的な延べ床面積30坪(99㎡)、外壁面積124㎡です。

Aさんは庭で遊んでいた長男の服にチョークのような白い粉がべったりとついているのを見つけました。「どうしたの?」と聞くと、家の壁でこすったということです。これがチョーキングという外壁の塗装の劣化のサインだと知ったAさんは、塗りかえを決意しました。

塗料によって次の塗りかえまでの期間が変わると聞いたAさんは、再メンテナンスの時期を長男が大学を卒業してからと考え、10年以上の耐久性がある塗料を選ぶことにしました。

3件の業者から見積もりを取ったAさんが、業者の現場調査のときの印象などもふまえて最終的に決めたのは次のようなプランです。

上塗りに使ったクリーンマイルドシリコンは、施工例の多い塗料で、耐用年数は12~15年を見込めます。Aさんの「次のメンテナンスは下の子が大学を卒業してから」という希望に十分かないますね。

今回は屋根の塗りかえはありませんでしたが、次のメンテナンスでは屋根の塗りかえも必要な時期になります。





外壁メンテナンスの見積もりで損しないコツ

さて、いよいよこれからは実際にあなたが見積もりを取って検討する段階になります。

上記のシミュレーションはあくまで概算で、実際は人件費などの地域差があり、業者による差も大きいので、お住まいの近くの業者に見積もりを取ってみないと具体的な検討はできません。

見積もりの取り方、損をしないコツとは何でしょうか?

訪問セールスは相手にしない

言うまでもありませんが「今近所で外壁の塗りかをしている者ですが」などという訪問セールスは相手にしてはいけません。

いきなりかかってくる電話のセールスも悪徳業者がよく使う手段なので、相手にするのはリスクが大きいと言えるでしょう。 。

知り合いの塗装業者に依頼するのはあり?

知り合いの業者は頼りになるようですが、マイナス面もあります。それは相手に気をつかって言いたいことが言えないケースが非常に多いからです。

あなたの性格やお互いの人間関係にもよりますが、日本人は「友人だから言えない」とか「頭から信用して失敗した」という例がたいへん多いようです。

大手ハウスメーカーなら安心?

大手ハウスメーカーは信頼感はありますが、見積もり額が「およよ」と言いたくなるくらい高いのが現実です。

ハウスメーカーに発注しても実際に施工をするのは地元業者なので、とうぜん中間マージンが発生します。同じ工事内容でも直接業者に依頼するより1.5~2倍にもなることが珍しくありません。

なぜ複数の見積もりを取る必要があるの?

外壁リフォームは100万円前後の大きな買い物なので、1社の見積もりで即決するのでは損をする可能性があります。

3社くらいから見積もりを取ると「地元の相場」が見えてきます。また金額だけでなく、現場調査などで各社の対応を比較することで、誠実な業者かどうか判断する目安にもなります。

見積もりを検討するときのチェックポイントは?

業者から届いた見積もりを比較検討するときは、総額だけでなく次のような点に気を付けましょう。

  • 足場、養生、高圧洗浄、塗料などの費用が項目別にちゃんと書かれているか。
  •  →「○○一式」という書き方では判断しようがありませんね。とくに塗料が具体的に書かれていることは重要です。
  • 見積もりに大きな値引き額が書かれているのは要注意。
  •  →見積もりによっては、いちばん下に最初から値引き額が書かれているものがあります。 その額が30万円とか40万円などと大きなものは、かえって各項目の見積もりの信用性が疑わしくなります。
  • 「諸経費」の内容を聞いてみよう
  •  →諸経費が3~4万円ならあえて聞く必要はありませんが、20万円とか30万などとなっている場合は、その内容を聞いておきましょう。業者によっては値引きされることを想定した金額の場合があります。





    まとめ

    いかがでしたでしょうか? 初めての外壁リフォームについての概要をイメージしていただけたら嬉しく思います。

    外壁塗装は、家の立地に合わせて美観や機能、耐用年数を考慮に入れた塗料選びが大切です。地元の複数の業者から相見積もりを取り、比較検討することも重要です。

    ヌリカエは、初めての外壁リフォームをサポートする国内最大級のポータルサイトです。年間1万件以上の地元優良業者のご紹介を行い、これまでに5千件以上のご契約実績があります。

    ヌリカエに見積もりをご依頼いただくと、複数の厳選された地元優良業者からあなたに連絡が入り、見積もりが届きます。ヌリカエのご利用料金は完全無料で、業者から不要なセールスもありません。また、見積もり後の業者へのキャンセルをヌリカエが代行することもできます(無料)。

    ぜひこの機会にヌリカエをご利用ください。


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