ヌリカエ住宅のアスベストの危険と除去するための3つの工事方法

住宅のアスベストの危険と除去するための3つの工事方法

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こんにちは!ヌリカエコラム編集部です。
「我が家の外壁にはアスベストが使われているけれど…、リフォームして危険はないの?」
「え、外壁にアスベストが使われている⁉それってものすごく危険なのでは…?」

アスベストがその重大な健康被害を原因として建材として使用することを禁止されたのは2006年のことです。つまりそれ以前に建てられた建物にはアスベストが使用されている恐れがあります。

このような住宅のリフォームや工事を行おうとする際、アスベストによるリスクが気にかかるはずです。また、そもそもアスベストが使われた住宅に住み続けることに危険はないのでしょうか?

今回の記事では、

・アスベストの性質
・具体的な健康被害
・アスベストのリスクが顕在化するシチュエーション
・アスベストが対策となる3つの工事方法

を紹介します。

危険性について、結論としては住むだけなら危険はありませんが、リフォームや工事には一定の注意が必要となります。あなたもアスベストの性質を知り、リスクを顕在化させないための対策を身につけましょう。

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1.アスベストとは

はじめにアスベストの性質をチェックしましょう。性質を知ることで、アスベストが健康被害に繋がる理由および被害を発生させないための方法を理解することができます。

和名は石綿

アスベストの和名は「石綿(いしわた)」です。2006年に建材としての使用が禁止されるまでは、耐久性・耐火性・耐熱性に優れていながら安価であり「奇跡の鉱物」とまで呼ばれていました。特に3つの耐性は建材として使う上で非常に価値のあるものだったのです。

アスベストは石綿という名から想像できるとおり、鉱石が繊維状に変形したものです。まさに石の綿なのです。アスベストの繊維1本は直径0.03マイクロミリメートルであり、これは髪の毛の約5,000分の1の細さとなります。

アスベストの危険性

このように非常に細い繊維状のアスベストが空気中に飛散しても視認することはできません。それどころか人が呼吸と共に自然と吸い込んでしまうのです。吸い込まれたアスベストは、あくまで細く鋭い石なので肺の表面に突き刺さります。

もちろん石であるため身体に吸収されることもありません。こうして飛散したアスベストを吸い続けた人の肺に蓄積していくのです。

これが以下の健康被害の原因となります。

・石綿肺
・肺がん
・悪性中皮腫

石綿肺は肺の細胞が線維化して、日常生活もままならないほどに肺の機能が低下するものです。肺がんおよび悪性中皮腫は悪性の腫瘍であり、どちらも癌です。

いずれの病も最悪の場合は命を落とすことに繋がります。現にアスベストの危険性が大々的に取り上げられ始めた2005年には、長年にわたるアスベストの吸引が原因となって発症した病で命を落とした人が数多く出ていました。

このようにアスベスト自体に毒性は存在しませんが、あまりに軽くあまりに細い点が呼吸を必要とする人体にとって有害なのです。つまりアスベストは飛散させなければ大きな危険はないということになります。アスベストが使われた住宅に住み続けても、そのことだけで特段の健康被害は発生しないのです。

2.アスベストが健康被害をもたらす具体的なシチュエーション

アスベストの性質がわかったところで、建材として使われている場合、具体的にどのようなシチュエーションで健康被害をもたらすのかを確認しましょう。

アスベストが使われている建物

先ほども軽く触れましたが、アスベストが全面的に禁止されたのは2006年です。つまり、それ以前に建てられた建物にはアスベストが使われている恐れがあります。

またアスベストが具体的に使われる箇所としては以下の部分が代表的です。

・屋根
・外壁
・集合住宅の柱
・内装

つまり2006年以前に建てられた住宅であれば、どの箇所にアスベストが使われていてもおかしくないのです。そのためリフォームや工事をする場合は、そもそもアスベストが使用されているかの確認を必ずしなければなりません。

アスベストの被害が起こるシチュエーション

繰り返しになりますが、アスベストは空気中に飛散することで健康被害をもたらします。そのため建材として使用されている住宅に住んでいるだけでは特に被害はありません。

しかしアスベストを飛散させる恐れのある工事およびリフォームをする際は注意が必要です。具体的には以下のようなシチュエーションです。

・外装の解体
・高圧洗浄で汚れを落とす場合
・災害による建物の倒壊

つまりアスベストが使われている部分に大きな力が加えられた際に飛散の恐れが発生するのです。解体や高圧洗浄はあなたの注意でリスクをコントロールすることができますが、地震などの災害については全てを予防することは不可能です。

アスベストが使われている外壁を塗装するだけの場合も、高圧洗浄で汚れを落としたり、劣化した部分を撤去したりすることがあるため一定の注意が必要となります。


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3.建物にアスベストが使われているかの調査

ここまで説明したとおり、アスベストは空気中に飛散することで健康被害に繋がります。そして地震によって建物が倒壊することがあると、アスベスト飛散の恐れが出てきます。

そのためあなたの住宅にアスベストが使われている場合は、そのリスクを低くするか、もしくは消滅させる対策をとる必要があります。まずはあなたの住宅にアスベストが使われているか調査を行うべきでしょう。

アスベストの調査方法には以下の2つの手段があります。

・自ら設計図で調査
・専門業者に依頼

それぞれの手段について解説します。

自ら設計図で調査する

設計図からアスベストを見抜く場合、以下の2つの建材に注意が必要です。

・屋根のストレート瓦
・外壁のサイディング壁

この2つは過去によくアスベストが使われたものです。設計図にこれら2つの建材の使用が記載されている場合、アスベストが使用されている可能性が高くなります。

専門業者に依頼

より正確にアスベストの使用を調査したい場合、「建築物石綿含有建材調査者」の資格を持っている専門業者に調査を依頼することになります。注意すべきは、一般的な建築業者に依頼をしても無駄になる恐れがある点です。

アスベストの調査については、必ず専門業者に依頼しましょう。調査の際は外壁や内装はもちろんのこと、しっかりと屋根に上がって屋根や屋根裏まで調査をしてもらう必要があります。

その上であなたの住宅のどの部分にアスベストが使われているかの報告を受けます。これであなたがアスベストを除去するために具体的にとるべき手段が見えてきます。

補助金が出るかもしれない

あなたが住んでいる市区町村によってはアスベストの調査および除去をする際に補助金が出る場合があります。役場に電話をして、建築課に問い合わせると確実でしょう。

注意すべきはあなたが住んでいるのがマンションや集合住宅である場合、補助金は所有者に支払われるということです。あなたが所有する住宅であればあなたに補助金が入るため、それを利用してアスベストの除去に臨むことができます。

4.アスベストのリスクを除去する3つの工事方法

あなたの住宅にアスベストが使われていることがわかったら、その危険を除去する工事をしていくこととなります。工事方法には具体的に以下の3つがあります。

・アスベストの上に塗装
・アスベストの上に新たな外壁材を設置
・アスベストが使われている建材を撤去し、張り替える

それぞれについて詳しくみていきましょう。

アスベストの上に塗装

アスベストが使われている部分について、上から塗装を行う手法は最も安価に済ませることができますが、アスベスト自体を除去しているわけではないためリスクが残ります。

しかし塗装することでアスベストが外部に剥き出しになった状態ではなくなるため、一定のリスク軽減効果があります。ただし塗装が剥がれるような事態が起こると、結局はまた対策をしなければなりません。塗装はあくまで間に合わせの対策といった印象です。

アスベストの上に新たな外壁材を設置

塗装だけでは心配だという場合、アスベストが使われている部分について、上から新しい外壁材を張り付けるという対策もあります。こちらは新たな建材を使うため塗装よりも強度が高いところにメリットがあります。

一方でやはりアスベスト自体は残るため建材の劣化により飛散のリスクが高まるのも事実です。次に紹介する張り替えと塗装の中間的な性質を持つ対策といえるでしょう。

アスベストが使われている建材を撤去し、張り替える

こちらの張り替えはアスベストが使われている建材を撤去し、そこに新しい建材を設置するものです。そのためアスベストの対策としては最も高い効果があります。

一方で建物の一部を骨組みの状態から造り直すことになるため費用も高くなります。またアスベストが使用されている廃材を処理するための費用も発生します。

このように張り替えは最もコストのかかる対策ですが、アスベストの危険を完全に除去することができるため劣化した外壁の張り替えなどと併せて積極的に実行すべきでしょう。

いずれの工事であっても専門業者の依頼

以上のようにアスベスト対策としては3つの方法がありますが、いずれを選ぶとしても工事を任せる業者は専門のものを選ぶことを心がけましょう。アスベストに関する工事を行う専門業者は以下の3つを実施しています。

・石綿作業主任者の専任
・労働者全員に石綿特別教育を実施
・特別管理産業廃棄物管理責任者の設置

これら3つが適切に実施されていることで、工事中も工事後もアスベストの被害が発生しなくなるのです。工事を依頼する際はアスベストが使われている建物についてのものであることを明示し、適切な専門業者を選びましょう。


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5.まとめ

いかがだったでしょうか。今回はアスベストの危険性とそれを除去するための対策について解説しました。アスベストは人体に有害なものですが、適切な対策をとることでリスクを消すことができます。

以下は今回の記事のポイントです。

・飛散したアスベストを吸い込むことで健康被害が発生する
・アスベストが使われた住宅に住んでいるだけで特段の被害はない
・2006年以前の建物にはアスベストが使われている恐れがある
・リフォームや地震でアスベストが飛散する恐れがあるため、建材の調査をしよう
・アスベストの危険除去の効果が最も高い工事は建材の撤去と張り替え
・工事は専門業者に依頼しよう

地震による飛散の危険がある以上、アスベストが使われた建材は可能な限り撤去すべきです。あなたも住宅の調査を行い、アスベストが使われている場合は外壁のリフォームなどと併せてコストを惜しまずに撤去を検討してみてください。

アスベストに限らず、外壁が劣化している方には下記記事でまずは理解を深めることがオススメです。
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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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