サイディング外壁に塗装は必要!知らなきゃマズい塗装の基礎知識

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サイディングの塗装についてメンテナンスを検討し始めても、正直「何から調べたらいいの?」と分からないことだらけですよね。
「サイディングに塗装って必要なの?」という方から、
「そろそろメンテナンスの時期というのは分かっているけど塗装についての知識が全くなくて不安!」という方まで、本記事で丁寧にサイディングの塗装について解説していきます。


Point ・サイディングに塗装は必要です!
・塗装のタイミングは最後のメンテナンスより10年経ってたら一つの目安!
・サイディングとシーリングの劣化症状があれば年数関係なく検討段階!
・業者に見積もり取るのは半年~1年前が一番おすすめ!

自宅の場合はいくら?

自宅の場合はいくら?


サイディングに塗装は必要?

サイディングにも塗装は必要です!

新築のときは、メーカーの方で元から塗装してあるサイディングボードを使用するため、「塗装」という概念について考えたことがなかった、という方も多いかもしれません。

ですがサイディングにも目的や役割の面から見て、塗装は必須です。
また元から、メーカーによって施されている塗料は安価で最低限の機能である場合が多く、持ちがそこまで良くないので、リフォームの時こそしっかりとした塗装をすることが結果的に家を長持ちさせることに繋がるのです。

「メンテナンス不要」と言われたことがある!?

新築のときにこのサイディングはメンテナンスフリーですと言われた方もいらっしゃると思います。
巷でメンテナンスフリーと謳われているものは、「難付着サイディング」といって、フッ素や無機塗料、光触媒の塗料を元から塗ってあるサイディングボードのことを指します。
これらの塗料は、確かに耐久年数が長く普通の塗料より持ちますが、やはり劣化は免れないため、塗装が完全に必要ないということではありません。
「難付着サイディング」であるという判断も知識がないと難しいので、普通の塗料を塗ってしまうケースも多く、ミスが発生しやすい事案でもあります。
また汚れが付きにくい機能性があるため、塗料すらも密着がしにくく、通常よりも技術や経験に左右されます。それゆえ、あえて「このサイディングに塗装は必要ない」と言ってしまう業者も少なくないようです。

塗装の目的・役割とは

塗装の必要性として、大きく分けて2つの目的と役割があります。

①美観を保つため

外壁は家の印象を決める、まさに顔の部分です。
汚れ、苔、色褪せ、ひび割れなどによって外観が悪くなってきてしまっても塗装をすることで、新築のように生まれ変わることが出来ます。

またセルフクリーニング効果がある塗料を使った塗装をすることによって、付着してしまった汚れを雨で洗い流すことが出来るので、美しさを保ちながら汚れにくい外壁にすることも可能です。

②家を長持ちさせるため

家の経年が進むにつれて、紫外線や天候、災害などによる環境から外壁の劣化は免れません。
しかし、塗装をすることでこういった外的要因からサイディングや家を守ることができます。長く暮らせる家にするためにも、保護的役割を果たしてくれる塗装は欠かせません。

サイディングの劣化症状で塗装時期を判断しよう

サイディングを塗装する時期は、築10年が目安と言われています。
サイディングはメーカーで生産されたときに塗装されますが、その防水効果はだいたい5年~10年くらいで切れてくるためです。
塗料の効き目が切れてくると、だんだんサイディングに劣化症状が出てきます。以下で紹介する症状が見られた場合は、塗装を検討する段階です。

実際にみなさんのお住まいの外壁と比べながら、確認してみてください。

サイディングボードの劣化

症状 写真 詳細
変色 新築時の艶がなくなり、色味も薄くなってきたように感じてくると、変色してきた証拠です。早急ではありませんが、そろそろ塗装を検討し始める段階です。
チョーキング 手で外壁を触ると白い粉がつく現象をチョーキングと言います。これは防水効果がなくなってきたサインですので、ちょうど塗装をすべきタイミングとなります。
剥がれ・ひび 塗装が剥がれたり、ひびが入ることで内部分に雨水が侵入することがあります。ひびの入り具合によっては塗装以外のリフォームも検討する必要があるので、なるべく早急に対応しましょう。
苔・カビ・藻 湿気が多い地域はコケや藻、カビに注意しなければなりません。もし発生していたら、塗装だけではなく、洗浄の必要もあります。また、塗料も「防止効果」があるものを選択するのがオススメです。
こちらは金属系のサイディングにみられる劣化症状です。雨の多い地域など気候の影響で錆びてきてしまうことがあります。こちらは放っておくと、錆が進行し寿命を大幅に縮めてしまいかねません。

同じ家でも劣化状況が異なる

方角によって日の当たり具合や湿気の度合いで、症状が変わってくる場合があるので確認するには注意が必要です。
点検するときも家全体をしっかり確認しましょう。


南側

南側は特に紫外線の影響を受けやすいため、ひび割れ、チョーキングが起こりやすくなります。

北側

北側は湿気が多いので水分を吸収しやすく、カビや藻が発生しやすいです。

シーリングの劣化

シーリングとは、サイディングボードの間の隙間を埋めるゴム状の素材のことを言います。
シーリングが劣化することで外壁の隙間から雨水が侵入してしまうため、シーリングは外壁と切っても切り離せない存在です。

こちらも劣化症状の写真と合わせて見ていきましょう。

症状 写真 詳細
ひび割れ シーリングに細かいひびが入ってしまっている状態です。
肉やせ シーリングが薄くなってサイディングボードとの間にすき間ができてしまっている状態です。
欠落 シーリングが剥離してしまったり、欠落してしまったりすると早めの補修が必要です。

シーリングだけのリフォームは費用対効果が悪い

シーリングだけ補修するというのはあまり経済的ではありません。
なぜならシーリングだけをリフォームする場合でも、2階以上は足場を組まないといけないからです。

数年のうちにシーリングと外壁を分けてリフォームすると、足場代が2回かかってしまうことになるので基本的にはシーリングに劣化が見られたら一度に施工してしまった方がお得です。

足場に関して詳しくはこちら↓

もし塗装のタイミングなのに放置してしまったら?

先ほどご紹介した劣化症状が見られていても、放置してしまった場合は、塗装では賄いきれずそれ以外の方法でメンテナンスする必要が出てきます。
もしサイディングボードの張り替えやカバー工法となった場合は、塗装より費用がかさんでしまうことがあります。
特に全面張り替えの場合だと、既存の撤去代もかかるので塗装のときに比べ100万近く費用があがってしまう恐れがありますので、塗装でカバー出来る段階でリフォームしてしまった方が結果的にお得と言えるでしょう。

カバー工法についてはこちら↓


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費用相場をざっくり抑えよう

一軒家のサイディング塗装の費用相場は100万円前後

今までヌリカエをご利用いただいた1000件以上の実績データを元に、平均すると一軒家のサイディング塗装の費用相場は80万~120万円です。
なぜこのように費用に幅が生じるのかというと、サイディング塗装というのは複合的な要素が絡んでくるため、はっきりとした料金を出すのはとても難しいからです。

ポイント:費用が変動する主な要因

坪数塗料の種類補修内容(築年数や劣化状況による)

費用はご自宅の大きさや、使用する塗料の種類、劣化状況次第で変わってきます。
特に劣化状況は、築年数やお住まいの地域の環境などさまざまな要素によって影響が出るので実際に外壁を見てみないと何とも言えないのが現状です。
このように定価というものがあってないような業界なので、結局は業者の言い値が全てになってしまいます。
そこで大切なのは悪徳業者に騙されないためにも、見積もりを依頼する前にざっくりと費用相場を抑えておくことです。

それでは以下で坪数別の費用相場をご紹介していきます。同じ坪数でも外壁面積は異なるのでご注意ください。

30坪(平均外壁面積125㎡)の費用相場

30坪住宅の費用相場は60万円~100万円

30坪は、間取りだと3LDK、4LDKの住宅のイメージです。
日本住宅の平均坪数は35坪程度と言われているので、多くの方は30坪、40坪の費用相場内に入るでしょう。

40坪(平均外壁面積145㎡)の費用相場

40坪住宅の費用相場は70万円~110万円

40坪は、間取りだと4LDK、5LDKの住宅のイメージです。

50坪(平均外壁面積175㎡)の費用相場

50坪住宅の費用相場は85万円~130万円

50坪は、間取りだと5LDK、6LDKの住宅のイメージです。

シミュレーション別に相場をヒアリング

ここからは実際にヌリカエの監修を行っている専門家に「サイディング塗装をする場合、どのような提案をすることが多いのか」シミュレーション別にヒアリングを行ってみました。
※今までの塗装経験を元に、築年数と坪数に合わせて提案する事例をお聞きしました。

【築7年、30坪の場合】

劣化症状:変色
塗装内容:高圧洗浄、クリヤー塗装
費用相場:40~90万円

築7年であればそこまで劣化症状は見られないので、元のデザインを活かすためにクリヤー塗装をされる方が多いです。
クリヤー塗装をする前に、高圧洗浄で汚れを落とす必要があります。塗料は、UVプロテクトクリヤー(日本ペイント)や無機ハイブリッドクリヤー(アステックペイントジャパン)が人気です。

【築15年、30坪の場合】

劣化症状:シーリングのひび割れ、チョーキング
塗装内容:シーリング打ち替え、高圧洗浄、シリコン塗料
費用:60~100万円

築15年だとチョーキングやちょっとしたひび割れは経年劣化により発生してくることが多いです。
また、シーリングの寿命も5~10年ほどで来てしまうため、シーリングのリフォーム一緒にしてしまった方が良いでしょう。
塗料に関しては、チョーキングが発生していると、クリヤー塗装は難しいので、色が付いた塗料を塗る必要があります。
今後も塗装の機会があるかもしれないという方は、シリコン塗料やウレタン塗料でなるべく費用を抑えられるようにする方もいらっしゃいます。

【築20年、30坪の場合】

劣化症状:シーリングのひび割れ、チョーキング、サイディングのひび割れ
塗装内容:シーリング打ち替え、高圧洗浄、ひび割れ補修、フッ素塗料、多彩仕上げ
費用:80~150万円

築20年で初めての塗装ですと、ひび割れだけでなく、サイディングボードに反りが発生していることがあるため、一部分は張り替えでその他を塗装といったような形で場所によって施工を変えることがあります。
また、今後も10年以上住まれる予定であれば、長持ちするフッ素塗料をおすすめしています。今後長く住まれるからこそ、多彩仕上げでお気に入りのデザインになるよう美観の意味でもこだわる方もいらっしゃいます。

外壁塗装の費用相場に関してもっと詳しく↓

サイディング塗装工事の期間と手順

業者に足元を見られないためにもサイディングの塗装がどのような手順で行われるのか把握しておきましょう。
サイディングの塗装をするには、10日前後の日数がかかります。
もし各工程で日数が省略されていれば、手抜き工事されている可能性があるので各工程の流れを確認しましょう。

挨拶・足場設置 1~2日
下地処理 2日
下塗り 1日
中塗り 1日
上塗り 1日
足場解体 1日

下地処理

仕上がりや耐久性に最も関わってくる重要な作業になります。
下地処理と一言で言っても、以下の内訳が基本です。

高圧洗浄機
高圧洗浄機を使って、外壁に付着した汚れを洗い落とします。汚れが付いたまま上から塗料を塗ってもしっかり密着しなくなってしまうので、大変重要な作業です。

ケレン作業
ヤスリや電気工具を使用し、錆や剥げている古い塗膜を剥がしていく作業です。ケレン作業の目的は塗布面を整えて、塗料の付着力をあげるためです。ケレン作業をすることで、塗料が最大限の効果を発揮できるのです。

補修作業
外壁のひび割れはこの段階で補修していきます。ひび割れの数だけ作業数が増えるので、工数が一番左右される部分です。

下塗り

下地処理が終わるといよいよ塗装に入ります。
プライマーやフィラーという接着剤のような下塗り材を使って、下地を保護する工程です。

中塗り・上塗り

中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。中塗りで塗膜の厚みをアップさせ、上塗りで最後に仕上げていくことで、耐久性や外観のクオリティを上げていきます。
業者の手抜き工事を防ぐため、中塗りと上塗りの色を変える方もいらっしゃいます。

塗料の種類と選び方

塗料は種類が多すぎて、素人が自分に合った塗料を選ぶのは至難の業です。
ほとんどの場合は、業者が提案した塗料の中から選ぶことになるでしょう。
しかし塗料は何を選ぶかによって、費用や機能が大きく変わります。そこで最低限知っておいてほしい塗料の知識をこの章では紹介します。
まずサイディングが何の種類かによって、合う塗料、合わない塗料があるので、ご自宅のサイディングの種類を確認してみましょう。

まずは自宅のサイディングの種類を確認しよう

サイディングには、窯業系、金属系、樹脂系、木質系と4種類あります。
この中で窯業系サイディングが現在の主流ですが、それぞれ特徴が異なります。
以下の表を参考にご自宅のサイディングがどの種類なのか判別してみましょう。

種類 特徴
窯業系サイディング セメント質と繊維質などの原料を板状に形成したもので、タイル柄、木目調、石柄などほとんどのデザインに対応できる自由度が高い外壁材です。 外壁材のシェア70%以上を占めているので、ご自宅の外壁も窯業系サイディングである可能性は高いです。 業系サイディングのボードは縦が3メートルなので水平方向に目地があります。
金属系サイディング 金属サイディングはステンレス、アルミなどの金属板を加工して作られています。
シェアは10%程度ですが、根強い人気があります。見た目は金属系ということから無機質でモダンな印象になりますが、最近ではインクジェット塗装された金属系サイディングも増えてきました。
樹脂系サイディング 塩化ビニル樹脂で作られた耐久性が高い外壁材です。北米で主流の外壁材ですが、日本では施工できる業者が少ないことからシェアはかなり少ないです。シーリングがないのが特徴です。
木質系サイディング 天然の木材を使用したサイディングなので、メンテナンスに手間もかかることからシェアは1%程度です。見た目はログハウスのような温もりあるデザインになるので、こだわりがある方に選ばれることが多いです。

塗料の種類について最低限知ろう

塗料は基本4つのグレードに分けられる

塗料は成分に含まれる樹脂によって、グレード(費用)が決まります。
グレードは耐用年数に比例し、現在塗料のグレードは大まかに4つに分けられます。

耐久年数 費用目安
アクリル 5年~7年 1,400円~1,600円
ウレタン 8~10年 1,700~2,200円
シリコン 10~15年 2,300~3,000円
フッ素 12~15年 3,800~4,800円

※費用目安は㎡単価です。

価格重視であればウレタン、シリコン、耐久性重視であればフッ素から検討してみましょう。
実際の傾向としてはウレタンは少々耐久性と防汚性に劣ることから、機能性と費用のバランスが取れたシリコン塗料を選ぶ人が多いです。
アクリルは耐用年数の短さから、プロの業者が使うことはほとんどありません。
フッ素は耐久性に優れているだけではなく、紫外線の影響を受けにくい、汚れにくいといった機能もあります。

特殊な機能を持った塗料もある

4つのグレードの塗料以外にも、耐久性に優れた高機能な塗料や特殊な機能を持った塗料が増えてきています。
この中でいくつか人気のある塗料を紹介します。

光触媒塗料 無機塗料 遮熱塗料
耐久年数 15~20年 20~25年 15~20年
費用目安 4,000~5,000円 4,500~5,500円 5,000~5,500円
詳細 太陽光を吸収することで、汚れを分解し、雨で流してくれるセルフクリーニング機能があるのが特徴です。またカビや藻、苔を防ぐ効果もあり、汚れ対策に優れた塗料です。しかし施工を行う職人によってクオリティが変わってきてしまうのがネックな点です。 無機塗料とは、セラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料の総称になります。効果ではありますが、耐久性にかなり優れ、その実力はフッ素をも超えると言われております。またカビや苔が発生しにくく、火事の際も燃えにくいといった側面もあり、機能性ではトップクラスと言えます。 表面に当たる太陽光を反射する技術を持っているので、室温を抑えられる効果があります。エアコンの節電やエコに繋がるので、暑い地域や日射が強い地域に最適な塗料です。ただし耐久性自体は特に優れているという訳ではないので、注意が必要です。

※費用は㎡単価です。

価格が先ほどのアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素より上がるので、業者側も積極的に勧めてくることがあります。
しかしそれぞれの塗料の特性を最低限知っておくことで、安易に高価な塗料を選ばなくて済みます。もし勧められたら、業者からの情報だけを鵜呑みにせず、まずは調べてみることが大切です。

もし塗料の相談先に困ったらヌリカエをご利用ください。業者ではないので中立な立場でご相談やアドバイスをさせていただいております。

光触媒塗料、無機塗料、遮熱塗料についてもっと詳しい記事はコチラです。

塗料の選び方をおさえよう

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて塗ります。
下塗り材は、中塗りと上塗りで使用する塗料との相性から選択するので、まず塗料から決める必要があります。
そこで塗料を選ぶ基準をいくつか知っておくことが大切です。基準を1つだけ決めるのではなく、様々な基準を知り多くの角度から検討して賢い塗料選択をしましょう。

塗料を選ぶ基準

  • 耐用年数
  • メーカー
  • 機能面
  • 色・艶・デザイン性

1つずつ以下で詳しく説明していきます。

耐用年数で選ぶ

耐用年数は、次の塗り替えの時期、予算、将来的にその家にどれくらい住むのかのバランスで決めましょう。
例えば10年以上住む予定がなければ耐用年数5~10年の塗料、10年以上住む予定であれば耐用年数15~30年の塗料を選ぶなど、逆算してトータルコストがお得になる方を選ぶのがオススメです。
しかし、ライフサイクルによって1回の塗装につき用意できる予算との兼ね合いも考慮する必要があります。優良業者であれば、その人に合った提案をしてくれるので迷ったときは思い切って業者に相談してみるのも手です。

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メーカーで選ぶ

各塗料メーカーにはブランド力、技術力、実績があります。「多くの人が選んでいる」という信頼性の意味では大手メーカーの塗料は安心です。
以下は塗料の主なメーカー9社になります。


外壁用の塗料で「日本ペイント」、「関西ペイント」、「エスケー化研」のシェア率は高く、迷ったら3社の中から選べばまず大丈夫でしょう。

もちろんそれ以外にも「日進産業」の断熱性に優れたガイナ、フッ素塗料なのに低価格を実現させた「ロックペイント」などがあり、それぞれ特化した機能を持っています。

しかしここで注意してほしいのが、先ほど挙げた主要9社以外でオリジナル塗料を販売している業者です。
全てが粗悪だというわけではありませんが、塗料の開発には多くの費用や年月がかかることから大手メーカーの同性能塗料に比べ、多額の費用を請求されている場合があります。
「自社だけのオリジナル機能を持っている」と謳っていても、消費者側は確かめる術がありませんので、オリジナル塗料を勧めてくる業者は選ばないのが賢明です。

機能面で選ぶ

同じ施工条件の家でも地域の気候や立地条件によって、悩みや問題は変わってきます。
機能性の高い塗料を選ぶことで、その悩みを改善出来る場合があるので、目的に応じて選ぶことが大事です。
下の表で、機能のポイント別にご紹介します。
塗料によって複数の機能が付加されていることがあるので、優先順位を付けたり、必要のない機能を確認したりするのがオススメです。

塗料名 機能 こんな方におすすめ
高耐候型塗料 耐用年数が15~20年 長持ちすることが大切
防水型塗料 雨水の侵入を防ぐ 雨漏り対策をしたい
低汚染型塗料 排気ガスなどの汚れが付着しにくい 外観を綺麗に保ちたい
防カビ型塗料 長時間カビの発生を防ぐ カビ対策をしたい

色・艶・デザイン性で選ぶ

外壁は見た目が一番気になるという方も多いでしょう。
塗料を選ぶ上で、色はもちろん艶の度合いを決めることができます。
艶があると文字通り、ツヤツヤでピカピカな印象になり、新築のような見た目に生まれ変わります。
艶なしは、マットで落ち着いた印象になります。艶の度合いも3分、5分、7分と調整ができます。
また、一般的な塗料は1色でべた塗りした印象になりますが、多彩模様塗料といって2色以上を混ぜた塗料もあります。

サイディングに人気なクリア塗装

クリア塗装とは、透明な塗料を使った塗装のことです。
サイディングボードのデザインを生かしたまま、塗装できるので人気な塗装方法となっております。
しかし透明な塗料のため既存のサイディングの状況が悪いと施工できません。また元から光触媒や無機、フッ素で塗られた外壁には施工できないので、業者に自宅は施工可能か確認してみましょう。。


クリア塗装についてのもっと詳しい記事はコチラです。

サイディングに合わない塗料に注意しましょう

サイディングに伸縮性のある弾性塗料は禁物です。
なぜならサイディングにゴムのように伸縮性のある塗料を塗ってしまうと塗膜が膨れてしまう恐れがあり、サイディングとかなり相性が悪い塗料だからです。
サイディング塗装に弾性塗料や伸縮性のある塗料を勧めてくる業者は絶対に選んではいけません。

塗料の選び方や補修塗料に関して、もっと詳しく知りたいという方はこちらの記事をオススメします。

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サイディングの塗装業者の選び方

サイディングの塗装工事を行うにあたって、成功の鍵を握るのは業者選びです。
きちんと業者選びをしなければ、悪徳業者に騙されてしまい、相場より高額を請求されたり、手抜き工事をされたりする可能性があるからです。

初めてサイディングの塗装をする方こそ、業者選びのコツを知っておく必要がありますので、一緒に見ていきましょう。

悪徳業者を避ける3つのポイント

塗装業界は「定価が存在しない」、「品質が分かりにくく手抜き工事をしてもバレにくい」といった理由から、悪徳業者が多い業界だと言われています。
消費者を騙しやすいが業界がゆえ、優良業者をすぐに見つけるのは難しいですが、悪徳業者によくある特徴を持った業者を避けてリスクを抑えることは可能です。

以下が悪徳業者によく見られる特徴なのでこういった業者が近づいて来たら注意しましょう。

・訪問業者
・大幅な値引きをしてくる
・見積書が詳細でない

訪問業者は全てが悪徳というわけではないのですが、毎年訪問販売によるリフォーム工事でのトラブルは絶えません。そのため最初から避けた方が安全です。
次に大幅な値引きをしてくる業者も消費者に特別感を抱かせるため、悪徳業者がよく使う手法です。
また「一式」といった表現を多用していて、工事の詳細が分からない見積書を提出してくる業者にも注意が必要です。単価を誤魔化したり、工事内容を隠していたりしている可能性があるためです。

リフォーム業界や塗装業界の訪問販売の実態について詳しい記事はコチラです↓

地元の塗装業者がオススメ

塗装ができる業者には主に、大手ハウスメーカー、工務店、地域の塗装業者という3タイプが存在します。
この中でもオススメは地域の塗装業者です。なぜなら下請け構造ではなく、業者と直接の契約になるので、無駄な中間手数料を取られず最も低コストで工事できるからです。
地域に密着して長年営業している業者なら、塗装の技術面でも安心できるでしょう。

理想は緊急事態のときに相談できて、長くお付き合いできるかかりつけ医のような信頼できる業者を探せるといいでしょう。

業者探しに迷ったら一括見積サービスを利用しよう

数多くある塗装業者の中から自力で優良業者を探すのは手間も時間もかかってしまいます。
そこでオススメなのは複数業者から見積もりを取得できる一括見積サービスを利用することです。
ヌリカエでは一人一人の状況をヒアリングし、審査基準を満たした優良塗装店から複数ご紹介しております。

塗装のベストタイミングは春夏

塗装に適した季節は天気が崩れにくく、塗料の乾燥が早い湿度である春夏です。
しかし予約が取りづらい時期でもあるので、少なくとも半年前までには業者に見積もりを取り、業者選びを始めていきましょう。

まとめ

サイディングの塗装について、みなさまが疑問を持ちそうな点を中心に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「塗料にこんな沢山の種類があるなんて」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
しかしだいたいでも「こんな塗料があるんだ」と頭の片隅に入れておくことで、業者に足元を見られる可能性も低くなり、リフォームを成功させる第一歩に繋がります。
ぜひ基礎知識として身に付けておきましょう。


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▼インターネット
ニシダ健装株式会社 公式ホームページ
ニチハ株式会社 公式ホームページ
日本窯業外装協会 公式ホームページ
▼書籍
外装リフォームの教科書2019完全保存版(株式会社ザメディアジョン)
外壁・屋根リフォーム専門書GAISO Vol.2(株式会社メディアジョン)
▼専門家(ヒアリング)
株式会社POD 代表 長谷川佳広 氏
外壁塗装
相見積もり」が重要
【ヌリカエの特徴】
無料で複数業者から一括見積もり可能
中立の立場からスタッフがご相談対応
優良業者紹介・キャンセル代行も可能
この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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