遮熱塗料の選び方ガイド。意外に知られていない重要ポイントは?

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遮熱塗料とは、熱を反射する塗料のことで、省エネ効果のある塗料として人気があります。
本記事では、遮熱塗料の特徴やメリット・デメリット、オススメの遮熱塗料を解説していきます。

先読み!この記事の結論
  • 遮熱塗料は室内温度を2~3℃下げる
  • 遮熱塗料には屋根・外壁の寿命を延ばす効果がある


1. 遮熱塗料のメリット・デメリット



1.1. メリット

1. 建物内の温度上昇を抑え、光熱費を削減できる

遮熱塗料の効果は、メーカー発表のデータによると、気温が30℃を超えた室内での気温差は-1.7℃~-2.2℃エアコンの稼働実験による電力削減結果は7%超となってます。
一般に、室内温度を2℃下げれば10%の電気代を節約できるといわれていることから、かなりの節電効果が期待できるでしょう。また、マイナス2~3℃といえば室内でそれなりの効果は体感できます。

2. 塗膜の耐用年数が長い

普及品の塗料の寿命が5~10年であるのに対し、遮熱塗料の寿命は15~20年と普及品と比べて1.5倍~2倍ほどと、非常に耐用年数が長いです。そのため、メンテナンスの手間やトータルコストを抑えることができます。

3. 外壁の熱損傷を防止できる

一般に、屋根材や外壁材は熱する・冷める際の温度幅が大きいと乾燥収縮を繰り返すことになるので、ひび割れなどの劣化が進みます。遮熱塗料を塗ることで、温度上昇を抑え、外壁材の損傷を和らげることができます。
特に金属製の屋根や外壁に塗布すると、温度差による金属の熱膨張を防ぐことができて効果的です。

4. 補助金を受けられる場合がある

遮熱塗料はCO2削減につながるため、自治体によっては給付金の補助が入ることがあります。この場合、シリコンのような普及塗料を使うよりも安く抑えることができる場合があります。
遮熱塗料で塗装を行うことを検討している場合には、各自治体の窓口で相談してみるとよいでしょう。

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1.2. デメリット

1. 冬季は建物内が寒くなりやすい

冬季は遮熱効果によって赤外線を反射してしまい、建物内の熱がたまりにくくなります。
そのため、冬が長く寒さが厳しい地域にはあまり適さないといえます。

2. 価格が高い

耐用年数は長いものの、1平米当たりの価格はやはり高くなります。例えば、一般的なシリコン塗料の価格が2000円前後/㎡であるのに対し、遮熱塗料は4000~5000円/㎡ほどで、費用が約2倍にかさむことになります。

3. 塗膜汚れにより遮熱効果が薄れることがある

塗膜表面が汚れていると、反射効果が薄れ、熱を吸収しやすくなってしまいます。
そのため、遮熱塗料を選ぶ際は、親水性の高い塗料(水に溶けやすい塗料)がおすすめです。

4. 色合いにより効果が異なる

白系・クリーム系の色は遮熱効果が高く、グレー、茶色、黒等の色は熱反射率が低いです。
淡色外壁はもともとの遮熱効果が高いので、あまり意味がありません。
逆にもともとの遮熱効果が低い、黒などの濃色系外壁の場合は、遮熱効果を最大化することができます。


2. オススメの遮熱塗料3選



3.1. 超低汚染リファイン(アステックペイントジャパン)


Point

建物の「美観保持機能」に特化した超低汚染塗料です。 遮熱無機顔料の使用により、退色しにくく近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成することで、室内の温度上昇を抑え、屋内環境の快適化に貢献します。

3.2. キルコート(シンマテリアルワン)


Point

太陽熱を反射して表面温度を下げる遮熱効果と、熱を伝えにくくすることで熱・冷気を遮断する断熱効果を備え、夏・冬ともに効果を発揮します。 またフッ素塗料とほぼ同程度の耐久性の高さを持っています。

3.3. アドグリーンコート(日本中央研究所)


Point

放熱にこだわって開発された冷めやすい塗料です。
太陽光の近赤外線の効果的な「反射」と「放熱」の効果で、塗装した建物外皮を外温度と同温程度に推移させ、「熱だまり」を起こしません。
特殊セラミックを原料としているため、耐久性にも優れています。

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