ジョリパットの特徴とパターンごとの費用を徹底解説!

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ジョリパットという仕上げ材をご存じでしょうか?ジョリパットは新しい製品ではありませんが、独特の温かく優しい風合いがあり、個性的でおしゃれな家や店舗の外壁をつくります。また耐久性や機能性に優れることでも定評があり、近年再び注目を集めています。

今回はジョリパットの特徴やデザインの種類、塗装上の注意点、費用などをご紹介します。

Point
  • ・ジョリパットはひび割れしにくいモルタル用の塗材!
  • ・ジョリパットはデザインが豊富で個性あふれる外観になる!
  • ・ただしジョリパットは職人に技術力がないと仕上がりに差が出る!

ジョリパットは塗り壁の代表商品

ジョリパットとは、塗料に砂などを混ぜたモルタル外壁用意匠性塗材のことで、「ジョリパット」はアイカ工業の商品名です。

意匠性塗材はフランスで生まれ、日本では1975(昭和50)年にアイカ工業から発売されました。

ジョリパットは40年以上の実績があり、今日までカラーバリエーションや仕上げ・機能性・さまざまな骨材を使用した意匠開発など、改良が重ねられている信頼性の高い仕上げ塗材です。
まさに、塗り壁の代表的な存在と言っても良い歴史と実績があります。


シーンで選べる様々な機能タイプ

外壁用だけでなく、内壁に使用するタイプや内外壁両方に使用できるタイプなどがあります。
外壁用では冬季施工可能なタイプや高耐候性タイプ・コストパフォーマンスに優れたリシンタイプなどがあり、内壁用では消臭抗菌タイプ・ソフトな手触りのタイプ・磨き壁タイプ・天然土配合タイプなどがラインナップされています。


豊富なカラーバリエーションとデザインから選べる

180以上のカラー、100以上のデザインから自由に選ぶことができ、意匠性に優れオリジナリティー溢れた外壁をつくり出します。粘性のある塗材のため、ローラー工法やコテ仕上げに最適ですが、水に薄めての吹き付け工法も可能です。

ジョリパットは大変パターンが豊富な上、混ぜる骨材の量や大きさによっても仕上がりが異なり、無限のデザインが広がります。

以下はジョリパットの外装用のパターンです。

パターン名 デザイン例 特徴
ボーダーパターン
校倉(¥5,000~/㎡)
ボーダー状の整然としたパターン。オーセンティックでありながらモダンで落ち着いた雰囲気です。
クリフパターン
サンディング(¥4,700~/㎡)
無機質でクールな質感がトラディショナルな品格や重厚感を演出します。
スクラッチパターン
クォータームーン(¥4,500~/㎡)
ざっくりと素朴な表情が人気。どんなテイストにもマッチするパターンです。
ラフパターン
ワイルドランダム(¥4,200~/㎡)
職人の手作業による味わい深く塗り壁ならではの表情を醸し出します。
スプレーパターン
ゆず肌(¥3,200~/㎡)
親しみやすく普遍性の高い吹き付け仕上げです。
ソフトパターン
シンフォニー(¥4,700~/㎡)
職人の手作業によるしなかやでソフト、リズミカルなパターンです。
ローラーパターン
あやめ(¥3,800~/㎡)
ローラーを用いて表現するリズミカルな連続模様や深い陰影を表現します。
マテリアルパターン
スムースフレーク(¥4,600~/㎡)
さまざまな骨材を混ぜ、素材の風合いを漂わせた温かみのある表情にグレ―ドアップ。洗い出しなどの伝統的な左官技法も取り入れられています。
<引用:ジョリパット商品ページ

これらの外装用パターンの他に、内外装用の「ニューエイジングアート」、内装用の「ジョリパット消臭抗菌」「ジョリパットシルキーパレット」「ジョリパットイタリア―トⅡ」「ジョリパット爽土」「ジョリパットゼロ」などのパターンがあり、さらにそれぞれのパターンの中にも、多彩なカラーや模様が揃っています。

ジョリパットは和風にも洋風にも対応できる

ジョリパットの強みは、和風にも洋風にも合ったデザインがあるということでしょう。
以下で和風洋風それぞれにおすすめなデザインのパターンをご紹介します。

和風のおすすめデザインパターン例
       
パターン名 和風デザイン例
ラフパターン
連波2色(¥4,200~/㎡)
ボーダーパターン
横こだち(¥3,800~/㎡)
ソフトパターン
乱流2色(¥4,700~/㎡)
<引用:ジョリパット商品ページ

洋風のおすすめデザインパターン例
       
パターン名 洋風デザイン例
クリフパターン
ランドブリック(¥5,700~/㎡
ソフトパターン
さざ波(¥3,800~/㎡)
ソフトパターン
乱流(¥3,800~/㎡)
<引用:ジョリパット商品ページ

ジョリパットの5つの優れた特徴


ジョリパットは、以下のような多くの優れた機能を有しています。

①耐候性に優れている

色褪せがしにくく、耐候性に大変優れています。
特に外装用の高耐候性タイプ「ジョリパットインフィニティ∞JQ-500」は、促進耐候性試験によって、30年相当が経過してもあまり変わらない色合いを保っていることが実証されています。


②ひび割れがしにくい

柔剛性や可とう性があるため下地の動きに追従し、ひび割れしにくい塗材です。

柔剛性とは:硬いけれども柔らかいという性質のことを柔剛性と言います。素材は硬いですが、柔軟性があります。
可とう性とは:柔軟があり、折り曲げることが出来る性質のことです。

③防カビ、防藻性がありメンテナンスが簡単

ジョリパットは防藻・防カビ性能があり、メンテナンスも簡単です。普通の汚れは水をかけてブラシなどでこするだけで落ちますが、水洗いで落ちない油汚れなどは中性洗剤を使用します。


④環境に優しい塗材

ジョリパットはホルムアルデヒドの放散量が最も少ない等級のF☆☆☆☆(フォースター)を取得、健康に配慮した環境対応型塗材です。


~人体に悪影響を及ぼすホルムアルデヒド~
ホルムアルデヒドとは、室内空気汚染源の一つです。
大量に吸い込んでしまうと、鼻水や咳、めまいや頭痛などのアレルギー症状を引き起こすことがある、危険な物質です。

⑤15~20年の高い耐久性

ジョリパットの外壁は15~20年程度経過しても、耐久性を維持しているといわれています。
しかしながら、色褪せや汚れなど美観的な問題から15年~20年程度で塗り替える人が多くなっています。
ジョリパットの独特の風合いを残したまま塗装したい場合は、改修専用タイプの「ジョリパットフレッシュ」「ジョリパットフレッシュクール」「ジョリパットフレッシュ∞」などを使用することで、ジョリパットのデザイン性を損なうことなく再塗装が可能です。


ジョリパットのパターン別費用

ジョリパットの施工費用は、パターン(模様)によって塗材の使用量や手間が異なってくるため、費用にも違いがあります。以下はパターン別費用価格です。

パターン(模様) 費用
ボーダーパターン 3,800円/㎡~
クリフパターン 4,000円/㎡~
スクラッチパターン 3,800円/㎡~
ラフパターン 4,100円/㎡~
スプレーパターン 2,800円/㎡~
ソフトパターン 3,800円/㎡~
ローラーパターン 3,800円/㎡~
マテリアル 4,100円/㎡~

以上が外壁用ジョリパットのパターンになりますが、内壁用として使用される高意匠タイプの磨き壁風「ジョリパットイタリアートⅡ」は、最も安いミラノライムストーン調で5,000円/㎡~、最も高いフィレンツェトラバーチン調は16,500円/㎡~になっています。

また、奥深い質感と本格派の味わいを持つ天然土混合タイプの「ジョリパット爽土」は、最も安いもので6,000円/㎡~、最も高いものは9,700円/㎡~になります。


ジョリパットの6つの注意点!!

①ジョリパットの外壁は高圧洗浄に適さない

ジョリパットの凹凸のある模様が高圧洗浄によって崩れてしまう可能性があります。
また、ジョリパットの外壁は水圧の高い洗浄をかけると壁の内部まで浸透し、水分を溜め込みやすくなってしまいます。高圧洗浄使用時には水圧に注意が必要です。


②職人の高い技術が必要

ジョリパットは思いのままのデザインが可能ですが、施工には職人さんの技術力が問われます。
技術力の乏しい業者さんに依頼すると、思ったイメージの外壁に仕上がらないこともあるため、依頼先を決める際はジョリパット施工実績が多く施工事例などを確認した上で依頼しましょう。


③塗料の選定に注意

既存壁がジョリパットの場合、塗り替えの際に弾性塗料などの伸縮性のある塗料を使用すると、せっかくのジョリパットの風合いをなくしてしまいます。
ジョリパットの塗装にはジョリパット専用の塗料(アイカ工業の「ジョリパットフレッシュ」)の使用をオススメします。ジョリパットの塗り替えは、ほとんどがテクスチャを変えずに色を変えるというものです。


④汚れが付きやすい

ジョリパットは表面が浮き出るような凸凹のデザインのものが多いです。
そのため、どうしてもホコリなどの汚れが溝の部分に溜まりやすく、黒くなってしまいます。
綺麗な外壁を保つためには、定期的な洗浄が必要となってきます。

汚れが心配ならジョリパットのトップコートが有効

汚れ防止に効果的なのが、光触媒トップコート「ジョリパットクリーンマジック」や低汚染トップコートの「ジョリパットクリーンウォッシュ」です。
これらのトップコートは、光触媒作用や帯電防止作用・高親水性などによってジョリパット外壁を汚れから守り長期に渡り美観を保持します。

「ジョリパットは汚れが心配・・・」という方には、是非上記のトップコートの使用をオススメします。


⑤業者選びはジョリパットの施工経験を重視!

ジョリパットを施工するにあたり、業者選びはかなり重要です。
なぜなら、ジョリパットの仕上がりは、職人の技術力に大きく左右されるからです。
そのため、ジョリパットの施工経験が豊富な業者に依頼するのが一番安全です。

そこで、業者を決める際は、実際の施工事例の写真を見せてもらったり、興味のあるデザインパターンの施工有無があるかを確認するのをおすすめします。


⑥再塗装の費用は自宅の状況によって変わる

①ジョリパット→そのままのデザインで塗装する場合

改修専用タイプの「ジョリパットフレッシュ」「ジョリパットフレッシュクール」「ジョリパットフレッシュ∞」などを使用すると、既存のデザインを活かしたまま、塗装が出来ます。
その上、費用も2,400円/㎡~で塗装が出来るので、一度気に入ったジョリパットのデザインパターンにしてしまえば、メンテナンスの費用は安く済ませることができます。

②モルタル外壁→ジョリパットに塗装する場合

モルタルの外壁からジョリパットに塗装をする場合は、まず外壁の土台をカオチンフィラーなどを使ってこて塗りし、平滑にする必要があります。そのため、塗装費用とは別に、1,000円~/㎡の費用がかかります。

③ジョリパット→違うデザインのジョリパットに塗装する場合

ジョリパットでもデザインパターンを変えたいというときは、上記と同じく、土台を平滑にしなければなりません。
同じデザインの方がトータルコストは安く済みますが、デザインパターンを変更する方も一定数いるので好みによるでしょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

ジョリパットは、デザイン性の高さや耐久性に優れる人気の仕上げ塗材ですが、凹凸模様のあるものは汚れやすいというデメリットがあります。

また、ジョリパットはアイカ工業の製品ですが、大手塗料メーカーでも同等の製品が出ています。日本ペイントではインディアート、エスケー化研ではベルアートなどがこれに該当し、それぞれに塗り替え塗料も豊富にラインナップされています。

一つの塗料だけでなく、さまざまな塗料を検討しながら、ご自身の外壁に合った塗料を選んでみて下さい。



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