【2022年最新版】屋根色を選ぶときのポイントと事例を紹介!

  • 【更新日】2022-06-02
【2022年最新版】屋根色を選ぶときのポイントと事例を紹介!

外壁や屋根の塗り替えを行う際、迷ってしまうのが外壁と屋根の配色です。

実は、建物の印象は外壁と屋根の色の組み合わせで大きく異なります。

屋根の色選びのポイントを抑えているので、参考にしてください!

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屋根色人気カラーまとめ

住宅の外観やスタイルは、インテリアやファッションと同じでトレンドがあります。

近年の住宅では、シンプルモダンや和モダン、コンテンポラリースタイルが人気です。

屋根色も同様のスタイルが最新の人気となっている傾向が見受けられます。

屋根色に迷ったら暗色系がおすすめ

カバー工法で使用される屋根材(ガルバリウム鋼鈑とアスファルトシングル)

代表の屋根色例 ダークグレー系
ブラック系
ダークブラウン系
ダークグリーン系 など

屋根の人気カラーは、どのスタイルに合わせやすい暗色系。

時代を問わずいつでも人気で、迷った時におすすめしたい屋根色となっています。

画像出典:エスケー化研株式会社

外壁色がどんな色でも締め色として、暗色の屋根色がアクセントとなり、映えやすい印象の外観になりやすいです。

また、汚れなどが目立ちにくいことも、長年支持されている理由として挙げられるでしょう。

昔から暗色系が人気の理由

画像出典:北海道住宅新聞社

住宅の屋根の色といえば、黒やダークグレー・ダークブラウンなどの濃い色・暗めの色が、昔から支持されている傾向が見受けられます。

画像出典:北海道住宅新聞社

その理由として、外壁に多く採用される淡い色(ベージュ・グレーなど)やサッシの色とも合わせやすく、屋根に重みを持たせることで安定感が生じるためです。

遮断効果を鑑みて明るい色も近年のトレンド

リッジウェイ施工例

代表の屋根色例 ライトグレー
ライトブラウン
ホワイト など

さらに近年は、遮熱効果を考慮して明るめのカラーが選ばれることも多くなっています。

コロニアルグラッサの施工事例

その中でも特に、ライトグレーやライトブラウンなど、どの外壁色にも合わせやすい色に人気が集まっているようです。

画像出典:マナカリフォーム株式会社

他にも遮熱効果を考慮して、明るめのカラーが選ばれることも多くなっている模様。

ただし、住宅街で特に白系の屋根色を選んでしまうと悪目立ちしてしまうデメリットもあるので、よく検討しましょう。

もちろんビビット系の屋根色もアリ!

画像出典:ファインスチール

代表の屋根色例 グリーン系・レッド系・ブルー系 など

先程例に挙げた色は、どの外壁色にもあわせやすい色を紹介しました。

しかし他にも赤や緑・青など、似合う外壁色は少し限られてしまいますが、ビビットなカラーも個性的でアリです!

画像出典:住宅塗替え館.com

他の家と少し違った色にしたい方や、アクセントとして利用するのもいいですね。

ただし、失敗するリスクもやや高めな屋根色なので、選ぶ際は注意しましょう。

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おすすめの屋根色配色例

屋根茶色×外壁白

赤茶色 白

画像出典:北海道住宅新聞社

屋根色が茶色で外壁が白の組み合わせは、定番感もあり、目立ちすぎない組み合わせです。

特に、赤みがかった茶色がよくマッチするので、おすすめ。

外壁と同系色

赤茶色 薄茶色

茶色の同系色の一戸建て

外壁と同系統の色でも、明るさや色味を変えれば3色以上でも違和感なくマッチしやすいです。

特に茶色は汎用性が効く屋根色のひとつ。

同じ茶色でも、レンガ調や石材調の外壁材をチョイスすることで、より高級感があるデザインに近づけます。

屋根色グリーン×外壁茶色

深緑 赤茶色

赤茶色と深緑色の一戸建て

画像出典:ケイミュー

自然に多く存在する色同士を組み合わせることで、親しみやすさとおしゃれを両立したイメージになります。

屋根色の緑は、原色に近いものよりも、少しくすんだ深緑系かモスグリーンがよく似合います。

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屋根の色選びのポイント

外壁の色やサッシの色との調和

外壁の色やサッシの色と調和する色選びを重視しましょう。

例えば、
・ベージュ系やブラウン系の外壁にはダークブラウンの屋根
・淡いブルー系の外壁にはダークブルーやネイビーの屋根

というように、同系色の濃淡にすると、調和のとれた配色になります。

屋根の色は壁面よりも濃い色を採用すると、家全体が締まった印象を受けます。 反対に屋根の色を薄くすると軽いイメージになってしまいます。

色の面積効果に配慮

色の面積効果とは、同じ色でも面積によって違った見え方をする現象のことをいいます。

明るい色は大きな面積になるほどより鮮やかに見え、暗い色は大きな面積になるほどより暗く見えます。

小さな色見本で見た色は、実際に屋根に塗ってみると違った色に見えやすいです。

そのため、明るい色を選ぶ場合は1~2トーン暗くする、暗い色を選ぶ場合は1~2トーン明るくするとイメージ通りに仕上がりやすいでしょう。

汚れや色褪せも考慮

屋根は大変汚れが付きやすく、屋根の色によっては汚れが目立つこともあります。

また鮮やかな色ほど色褪せしやすくなります。

周囲の環境との調和

周囲の環境に調和した配色をすることも大切です。

好きな色を選んでしまうと、悪い意味で目立つ家になってしまうこともあります。

周りの環境を加味した色合いにすることで、より良い仕上がりになるでしょう。

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屋根の色のイメージと実物が異ならないために

塗装後にイメージと全く違ったと感じる人は意外に多く、トラブルの原因にもなっています。

イメージと実際の仕上がりが大きく異ならないよう、塗装前には以下のようなポイントに注意しておきましょう。

カラーシミュレーションで確認する

塗装業者や塗料メーカーのホームページなどで、カラーシミュレーションができるようになっています。

使用するパソコン機器などの種類によって表現できる色域が異なるため、実際の仕上がりとは違ってきますが、だいたいのイメージを確認するのには役立ちます。

例えば、日本ペイントではカラーシミュレーション機能を提供しています。

参考:日本ペイントのカラーシミュレーション

カラーシミュレーションについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
調査してわかった!外壁カラーシミュレーションのおすすめ4選+α

塗装業者に希望する色を的確に伝える

イメージする希望の色を口頭で的確に伝えることは難しいとは思います。

業者と一緒にカラーシミュレーションを行ってイメージを伝えるのも有力です。

もしくは、近隣で希望する色の塗装している建物があれば、業者に見てもらうとイメージの色が伝わりやすいでしょう。

親切な業者なら、業者側から施工事例や近隣の施工例を見せてくれることもあります。

色の見え方を知る

色の見え方は、前記した面積効果の他にも、周囲の環境や条件によって異なります。

例えば、良く晴れた日と曇った日では色が違って見えるし、背景色や隣り合う色の影響で違った見え方をすることもあります。

また、同じ色の塗料を使用しても、外壁や屋根の素材によっても見え方が変わります。

さらに、色の知覚には個人差があることも認識しておきましょう。

見る人の年齢や健康状態、心理状態によっても色の見え方は違ってきます。

このようなことからも、希望する色を完璧に表現するのはかなり難しいことといえるでしょう。

まとめ

屋根の塗り替え時の色選びについて解説しましたが、イメージした家の外観にすることは当然ながらとても大切なことです。
しかし、屋根の材質によっては色だけを重視するのではなく、居住性や環境への配慮、メンテナンス性など複合的に考慮した色選び及び塗料選びをオススメします。

↓↓外壁の色について知りたい方は、こちらの記事もどうぞ↓↓
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