ヌリカエ屋根の色選びのポイントは?色選び時に知っておくべきことを解説

屋根の色選びのポイントは?色選び時に知っておくべきことを解説

【投稿日】

【更新日】

外壁や屋根の塗り替えを行う際、迷ってしまうのが外壁と屋根の配色です。 実は、建物の印象は外壁と屋根の色の組み合わせで大きく異なります。
以下の図はカラーシミュレーションアプリで屋根の色を比較したものです。

出典:日本ペイント


屋根の色をイメージ通りにするには、色だけでなく様々なことに注意する必要があります。 なぜなら、屋根の印象は色だけでなく、屋根の形状や外壁の色によっても変わるからです。

この記事では、前半では屋根の色選びのポイントと人気のカラーについて解説し、後半では屋根の形状を踏まえたオススメの屋根塗料を紹介します。

本記事を読むことで知っておくべき屋根の色選びのポイントについて理解することができます。


最短1分!チャットに答えるだけ

最短1分!チャットに答えるだけ



この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役 長谷川佳広

塗装経験年数29年
千葉を中心に地域に根ざした創業100年を誇る老舗の塗装店の経営をしながら自らも現場に携わる。戸建、アパート、集合住宅、工場、店舗等の外装一切を請け負い、年間施工件数は200件にのぼる

1. 屋根の色選びのポイント


住宅の屋根の色といえば昔から多いのが、黒やダークグレー・ダークブラウンなどの濃い色・暗めの色です。

これは、外壁に多く採用される淡い色(ベージュ・グレーなど)やサッシの色とも合わせやすく、屋根に重みを持たせることで安定感が生じるためです。


また、汚れなどが目立ちにくいことも選ばれる理由でしょう。


しかし、屋根の色選びにルールはありません。

さまざまなデザインやカラーの住宅も増えたことから、屋根の色も自由な発想で選んでもいいのではないでしょうか。とはいえ、塗装後に後悔しないように色選びの際は以下のようなポイントに注意しましょう。

1.1. 外壁の色やサッシの色との調和

外壁の色やサッシの色と調和する色選びを重視しましょう。
例えば、
・ベージュ系やブラウン系の外壁にはダークブラウンの屋根
・淡いブルー系の外壁にはダークブルーやネイビーの屋根
というように、同系色の濃淡にすると、調和のとれた配色になります。

屋根の色は壁面よりも濃い色を採用すると、家全体が締まった印象を受けます。
反対に屋根の色を薄くすると軽いイメージになってしまいます。

1.2. 色の面積効果に配慮

色の面積効果とは、同じ色でも面積によって違った見え方をする現象のことをいいます。
明るい色は大きな面積になるほどより鮮やかに見え、暗い色は大きな面積になるほどより暗く見えます。
小さな色見本で見た色は、実際に屋根に塗ってみると違った色に見えるため、明るい色を選ぶ場合は1~2トーン暗くする、暗い色を選ぶ場合は1~2トーン明るくするとイメージ通りに仕上がりやすいでしょう。

1.3. 汚れや色褪せも考慮

屋根は大変汚れが付きやすく、屋根の色によっては汚れが目立つこともあります。また鮮やかな色ほど色褪せしやすくなります。

1.4. 周囲の環境との調和

周囲の環境に調和した配色をすることも大切です。
好きな色を選んでしまうと、悪い意味で目立つ家になってしまうこともあります。

2. 屋根の色の人気カラー


住宅の外観やスタイルは、インテリアやファッションと同じでトレンドがあります。
近年の住宅のスタイルは、シンプルモダンや和モダン、コンテンポラリースタイルが人気になっています。

屋根の人気カラーは、上記のスタイルに合わせやすい、ダークグレー系・ブラック系・ダークブラウン系・ダークグリーン系など。
さらに近年は、遮熱効果を考慮してライトグレー・ライトブラウンなど明るめのカラーが選ばれることも多くなっています。

3. 屋根の色のイメージと実物が異ならないために


塗装後にイメージと全く違ったと感じる人は意外に多く、トラブルの原因にもなっています。
塗装は簡単に塗り替えができるものではありませんから、イメージと実際の仕上がりが大きく異ならないよう、塗装前には以下のようなポイントに注意しておきましょう。

3.1. カラーシミュレーションで確認する

塗装業者や塗料メーカーのホームページなどで、カラーシミュレーションができるようになっています。カラーシミュレーションも使用するパソコン機器などの種類によって表現できる色域が異なるため、実際の仕上がりとは違ってきますが、だいたいのイメージを確認するのには役立ちます。

例えば、日本ペイントではカラーシミュレーション機能を提供しています。

参考:日本ペイントのカラーシミュレーション

カラーシミュレーションについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
外壁のカラーシミュレーション

3.2. 塗装業者に希望する色を的確に伝える

イメージする希望の色を口頭で的確に伝えることは難しいとは思います。業者と一緒にカラーシミュレーションを行ってイメージを伝えるか、もし近隣で希望する色の塗装している建物があれば、業者に見てもらうとイメージの色が伝わりやすいでしょう。
親切な業者なら、業者側から施工事例や近隣の施工例を見せてくれることもあります。

3.3. 色の見え方を知る

色の見え方は、前記した面積効果の他にも、周囲の環境や条件によって異なります。
例えば、良く晴れた日と曇った日では色が違って見えるし、背景色や隣り合う色の影響で違った見え方をすることもあります。また、同じ色の塗料を使用しても、外壁や屋根の素材によっても見え方が変わります。
さらに、色の知覚には個人差があることも認識しておきましょう。見る人の年齢や健康状態、心理状態によっても色の見え方は違ってきます。このようなことからも、希望する色を完璧に表現するのはかなり難しいことといえるでしょう。


最短1分!チャットに答えるだけ

最短1分!チャットに答えるだけ


4. 屋根の形状により遮熱性の高い色がオススメ



折板屋根とは、工場や体育館などの鉄骨の建物に多く採用され、大型・長尺屋根に調和する意匠性・強度・経済性を考慮して開発された、金属屋根の代表的な屋根工法です。近年は、一般の木造住宅にも採用されるようになってきました。

折板屋根は、軽い・強度がある・低コストなどのメリットがありますが、金属屋根は熱伝導率が高く、表面が高温になりやすいというデメリットがあります。さらに薄い素材のため屋根裏や室内にも温度が伝わりやすくなります。

屋根は住宅の中で最も厳しい温度変化を受ける箇所です。真夏の炎天下には80℃を超える高温になり、真冬は0℃以下にもなります。金属屋根の場合は、冷暖房効率を高めるためにも遮熱性の高い色を選ぶことをオススメします。

最も遮熱性(日射反射率)の高い色は白ですが、明度の高い(白に近い)色ほど、遮熱性が高くなり、遮熱性の高い順にブルー>グリーン>チャコール>ブラックとなります。

また、近赤外線(波長領域780nm~2500nmの電磁波)を効率よく反射する遮熱塗料の採用もオススメです。屋根に遮熱塗料を塗ることで、屋根の表面温度は最大-20℃低減できます。さらに、遮熱塗料は耐候性や耐久性にも優れています。

遮熱塗料の場合も、色によって性能が異なり濃い色よりも淡い色の方が遮熱性能は高くなります。しかしながら、ブラック系カラーでも一般的な塗料と比較して、60%以上の日射反射率を有しています。

4.1. 代表的な屋根用遮熱塗料



環境省が進める「環境技術実証事業」において「高反射率塗料」(第三者機関による客観的な評価)として実証されている3大メーカーの屋根用遮熱塗料を以下にご紹介します。

4.2. 【日本ペイント】

・サーモアイ4F

サーモアイ4Fは、日本ペイントの4フッ化フッ素技術によって、長期に渡り遮熱性能を保持する、弱溶剤タイプの2液形屋根用遮熱塗料です。サーモアイシリーズの中で最も耐候性・光沢保持性に優れています。

> サーモアイについて解説した記事はこちら

4.3. 【エスケー化研】

・クールタイトSi

クールタイトSiは、優れた遮熱性とともに低汚染機能を発揮し、汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎ、長期に渡り高い遮熱性能を維持します。

> クールタイトについて解説した記事はこちら

4.4. 【関西ペイント】

アレスクール2液F

アレスクール2液Fは、耐候性に優れ効率よく近赤外線を反射するフッ素樹脂遮熱塗料です。金属屋根に最適ですが、窯業系屋根材にも使用できます。色彩が鮮やかでツヤのある美しい仕上がりが得られます。

5. 最後に:後悔のない屋根塗装を目指して


屋根の塗り替え時の色選びについて解説しましたが、イメージした家の外観にすることは当然ながらとても大切なことです。
しかし、屋根の材質によっては色だけを重視するのではなく、居住性や環境への配慮、メンテナンス性など複合的に考慮した色選び及び塗料選びをオススメします。


↓↓外壁の色について知りたい方は、こちらの記事もどうぞ↓↓
関連記事
外壁・屋根塗装 の相場を知りたい方はこちら
外壁塗装
相見積もり」が重要
【ヌリカエの特徴】
無料で複数業者から一括見積もり可能
中立の立場からスタッフがご相談対応
優良業者紹介・キャンセル代行も可能
この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

外壁・屋根塗装あなたの地域の相場は?
TOPへカエル