ヌリカエ外壁をイメージ通りに仕上げるには?理想の塗装を実現する3つの方法

外壁をイメージ通りに仕上げるには?理想の塗装を実現する3つの方法

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塗料メーカーの小さな見本を見ても、実際に外壁全体に塗ったらどのような感じになるのかをイメージすることは難しいものです。理想通りの外壁を仕上げる方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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1. 外壁をイメージするために1:工法を把握する

イメージ通りの理想の外壁を完成させるには、まずは「どのような工法を選べばイメージに近い外壁ができあがるか」を知っておく必要があります。戸建て住宅の外壁の工法としては、レンガとタイル・サイディングボード・板張り・モルタル(塗り壁)の5つが挙げられます。このうち、タイルとサイディングボード、板張りの3つは、下地を作ってから張るタイプの外壁です。

1.1. レンガ



重厚感あるレンガ造りの家にあこがれる人も少なくありません。東京駅や京都市文化博物館などの文化財として指定されている建物もレンガ造りであることが多く、見た目の重厚感だけでなく長持ちすることも魅力と言えます。

1.2. タイル



下地の壁を作ってモルタルを塗り、タイルを張っていく工法の外壁もあります。立体的な仕上がりになりますので、高級感が出るというメリットがあります。釉薬を塗ったタイルを張れば、外壁全体にツヤが出てモダンな印象になります。反対に釉薬を塗らない素焼きのままのタイルやレンガを張れば、ナチュラルな印象を演出できます。

1.3. サイディングボード



近年もっとも人気の外壁が、サイディングボードを使った工法です。下地の壁を作りサイディングボードを張っていくだけですので、工期が短い点も魅力ですが、ほとんどすべての外壁業者で扱っているのも魅力です。サイディングボードの種類は多いので、さまざまなイメージを具体化できます。

1.4. 板張り



下地の壁を作って木の板を張って仕上げる工法もあります。素朴な印象の外壁に仕上がりますので、シンプルで可愛らしい家を作りたい方にはオススメの方法です。しかし湿気が多い場所に建てると家に藻がついたり、カビがついたりする恐れもあります。また、木が湿気を吸い込んで結露の原因になることもあります。

1.5. モルタル



サイディングボードが普及するまでは、モルタル外壁がもっとも戸建て用住宅として一般的でした。下地の壁を作ってモルタルと呼ばれる素材を塗っていきます。サイディングボードは下地に張りますが、モルタルは下地に塗りますので「塗り壁」の一種です。塗り壁には土壁やコンクリートのものもあります。

2. 外壁をイメージするために2:素材を把握する

工期と工法、外観だけで選んでしまうと、理想的な住みやすさを得られない恐れがあります。かならず外壁に使われる素材の特徴をよく知ってから選ぶようにしましょう。レンガとサイディングボード、モルタル、タイルの4つの素材について説明します。

2.1. レンガの素材としての特徴

レンガ造りの家には3つのデメリットがあります。1つは時間がかかりすぎることで、建物の大きさにもよりますが、積み上げてモルタルなどを塗るという工程を繰り返すだけで数ヶ月かかることもあります。モルタル等で下地となる壁を作ってから通常のレンガよりも薄いレンガを張り付ける方法もありますが、その場合でも数ヶ月はかかってしまいます。

2つ目のデメリットは、費用が高くなりすぎるという点です。積み上げ形式で作ると建坪30坪ほどの住宅で1万個ほどのレンガが必要になり、レンガ代がかさみます。また工期が数ヶ月に及ぶため、人件費もかさみます。最近はレンガを扱える業者や作業員が減っていますので、作業員の日程を抑えるだけでも一苦労することがあります。

3つ目のデメリットは熱がこもりやすいということです。レンガはレンガ自体に気泡を含むため蓄熱性の高さが特徴で、冬は暖かくてよいのですが、夏は熱がこもって室内が過ごしにくくなることがあります。特に猛暑になりやすい地域では、レンガ造りの外壁はオススメできません。

レンガ仕立てのサイディングボードもある

魅力的な外観のレンガ造りですが、費用の高さや施工時期の長さ、夏の暑さなどを考えると万人に向いている工法とは言えません。しかしレンガに似たデザインのサイディングボードを利用すれば、費用も工期も大幅に抑えられます。さらに、サイディングボードの上から赤外線を反射する塗料を塗れば、真夏も室温上昇を効果的に抑えることができます。

2.2. サイディングボードの素材としての特徴

サイディングボードは窯業系や樹脂系、金属系とさまざまな素材から選べ、好みの質感を選べるという特徴があります。例えば窯業系のサイディングボードなら、防火性と耐震性に強いため災害に強い住宅を作れます。また樹脂系のサイディングボードなら耐久性と耐候性に優れ、しかも価格が安いため住宅の価格を抑えることができます。

いずれのサイディングボードも寿命が7~20年ほどと長く、サイディングボードの上から塗料を塗装すれば、さらに寿命を長くすることも可能です。万が一、取り換え工事が必要になっても、下地に問題がないなら、ボードを剥がして新しいボードを張るだけですので短期間で工事が終わります。

工事がずさんだとシーリング部分が悪目立ちする

サイディングボードは簡単に工事が終わるというメリットがありますが、ボードとボードの間に継ぎ目ができてしまいます。例えばレンガ調のサイディングボードでも、継ぎ目があるとどうしても本物のレンガには見えませんので、イメージ通りの外観が実現しない恐れがあります。また継ぎ目部分をコーキング剤などでシーリングする際に工事がずさんだと、短期間でシーリング部分に亀裂が入り、外観が劣化することもあります。

2.3. モルタルの素材としての特徴

モルタルは下地に直接モルタルを塗りますので、サイディングボードのように継ぎ目が出ないというメリットがあります。また、塗装方法も刷毛やローラー、スプレーなどさまざまな方法から選べます。

サイディングボードはすでに工場で生産されたものですので、作業員が変わっても外壁素材自体には何の影響も与えません。しかし、モルタルは技術の高い作業員が塗る場合と技術の低い作業員が塗る場合で仕上がりに大きな差が出てしまいます。作業員のスキルによっては、著しく外観が悪くなることもありますし、耐久性が劣ることもあります。モルタル外壁を業者に依頼するときは、実績のある業者を選ぶようにしましょう。

2.4. タイルの素材としての特徴

タイルは高温で焼いて作られますので、耐久性があり衝撃に対して丈夫であることが特徴です。耐候性もありますので、雪や風などの自然環境が過酷な場所でも使われます。ただし、タイルはサイディングボードなどと比べると重量があるため、家自体に荷重がかかってしまいます。地震などの強い衝撃が来たときに家自体に負荷を与えてしまう恐れがあり、土台の補強をする必要が生じることもあります。

3. 外壁をイメージするために3:色を把握する

工法と素材のイメージをつかんだら、最後は色です。色見本を見せてもらうという方法もありますが、やはりパソコンの画面や紙に印刷されたものではイメージがつかみにくいです。モルタルは実物見本を見せてもらうことは難しいですが、サイディングボードを選ぶときは、かならず本物のボードの一部を見せてもらうようにしましょう。

4. イメージ通りの外壁を実現する3つの方法

外壁の素材や色を見るだけでは、実際に外壁が完成したときのイメージはつかみにくいかもしれません。理想通りの外壁を実現するためにも、次の3つの方法を使って外壁が完成したときの様子をイメージしてください。

4.1. コンピュータでシミュレーションしてもらう

施工業者がコンピュータで外壁完成図をシミュレーションしてくれることがあります。また、塗料メーカーの公式サイトでも、外壁が完成したときの様子をシミュレーションできることがあります。まずは施工業者に「完成図をシミュレーションしてください」とお願いしてみましょう。

ケイミュー「外観シミュレーション」
三協アルミ「住宅外観カラーシミュレーション」

4.2. 見本を屋外に持っていく

施工業者やメーカーサイトでシミュレーションができないときは、想像力を膨らませるしか方法はありません。外壁は常に屋外にあるものですから、色や素材の見本も外に持って行って質感や色味を確認してください。特に淡色系のサイディングボードは、室内で見るときと屋外で見るときと色調が大きく異なります。

4.3. 理想の外壁モデルを見つける

見本だけではイメージしづらいときは、住宅地を散歩して理想の外壁を見つけてください。理想の外壁が見つかったときは、あまりじっくりと見ると不審に思われますので、施工業者に「〇町の〇番地の家が理想的だった」と伝えてください。施工業者が家主の了解を取って、どのメーカーのどの品番の外壁なのか調べてくれるでしょう。

5. 外壁で迷ったときはどうする?3つの解決策

外壁メーカーだけでもたくさんありますし、それぞれのメーカーで数えきれないほどの素材や色の外壁材や塗料を販売しています。選択肢が多すぎて1つに選べないという方も多いでしょう。外壁で迷ったときは、次の3つの方法も検討してください。

・施工業者に最近の人気の外壁素材や色を紹介してもらう
・施工業者がすすめる外壁素材や色を紹介してもらう
・汚れが目立ちにくいものを紹介してもらう

6. 外壁は住宅の顔!イメージできるまでとことん業者に相談しよう

外壁は住宅の顔です。外壁が少し変わるだけで、住宅の印象も大きく変わります。安易に素材や色を選ぶのではなく、具体的なイメージが確立するまでとことん業者に相談してください。

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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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