ヌリカエアルミ塗装の剥がれの補修方法とは?リフォームで知っておきたい基礎知識

アルミ塗装の剥がれの補修方法とは?リフォームで知っておきたい基礎知識

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「アルミに塗った塗装がすぐに剥がれてしまった」
「アルミサッシをリフォームしたいけど、塗装の仕方が分からない」
アルミ塗装は剥がれやすいゆえに、DIYで塗装するにはどのようにすればいいのか悩まれている方が多いです。

実際に、アルミ素材は塗装が剥がれやすい性質を持っています。アルミサッシを塗装してキレイにしたくても、正しい方法で塗装しなければすぐに塗料が剥がれてしまいます 。

この記事の前半では、アルミ塗装が剥がれやすい原因について、記事の後半ではアルミ塗装の剥がれの補修方法について解説いたします。

アルミ塗装の剥がれの原因や正しいアルミ塗装の方法を知ることで、綺麗にアルミ塗装ができるようになります。DIYやリフォームにもぜひ活用してください。


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1. アルミ塗装は剥がれやすい

アルミのような非鉄金属は、塗装してもすぐに剥がれてしまう性質があります。そのため、自分ではうまく塗れなかったり、塗装できてもすぐには剥がれてしまうという問題が起きてしまいます。

1.1. そもそもアルミってなに?

身近なアルミ素材と言えば、1円玉です。料理に使うアルミ箔もよく知られています。住宅にはアルミサッシをはじめ、手すりや階段、バルコニー、玄関ドアなどにもよく使われる素材です。

アルミは軽量で加工も容易であることから、様々な建材として利用されています。しかし、アルミは少しの摩擦でも傷つきやすく、傷がついたところから錆びつくという弱点を持っています。さらに、色褪せや腐食などが起きると、耐久性や強度に問題が起こります。

身近にあるアルミ素材には樹脂コーティングや表面処理が施され、劣化しにくくはなっていますが、それでもやはり経年劣化は免れません。住宅に使われているアルミ素材に劣化が見られたら、塗り替えや建て直しが必要になります。

1.2. アルミ塗装のDIYは難易度が高い

最近では、DIYで自宅のクロスを塗り直したり家具を作ったりと、セルフ塗装が増えています。例えばアルミサッシのリフォームを考える場合は、サッシをわざわざ取り外して丸ごと新しいものに変更よりも、塗装したほうが安くすみます。そのため、アルミサッシを自分で塗装する人が多いようです。

しかし、アルミのDIY塗装は、丁寧に塗ったとしても正しい工程を踏まなければ、すぐに剥がれてきてしまいます。爪で引っ掻いただけでも簡単に落ちてしまうこともあるほどです。プロの塗装業者でも、アルミサッシの塗装は対応してくれない場合も多くあります。

1.3. アルミ塗装は電着塗装されている

アルミ塗装は剥がれやすいと言われていますが、専門技術を使えば耐久性の高いアルミ塗装は可能です。

一般的に出回っている塗装されたアルミサッシは、電着塗装という方法が使われています。電着塗装とは、電流を流しながら塗装する方法です。この技術を使えばアルミ塗装でも25~40年と長持ちします。

しかし、電着塗装は専門の工場でなければ行えません。自分でDIYする時はもちろんのこと、地元の小さな工務店や塗装業者でもできないのです。

1.4. アルミ専用塗料が続々と登場している

難易度の高いアルミ塗装ですが、最近ではアルミ専用の塗料が増えてきています。DIYが流行り出してから、リメイク缶に使う専門塗料をはじめ、アルミサッシやアルミホイールなどに自分で塗装できる道具がたくさん販売されています。

アルミ塗装を剥がれにくくするには、塗料だけでなく下処理する道具、仕上げ剤なども必須アイテムです。これらの使い方や補修方法については後述しています。

2. アルミ塗装が剥がれる原因

アルミ塗装の剥がれに悩んでいたら、まずはアルミ塗装が剥がれてしまった原因について知っておく必要があります。

原因は主に3つあります。

・汚れや錆びつきが残っている
・下処理ができていない
・下塗り塗料を使っていない

では、ひとつずつ詳しく見てみましょう。

2.1. 汚れや錆びつきが残っている

アルミを塗装する場合、そのままの状態で塗料を塗るのはNGです。新しいアルミ素材以外は、汚れやホコリが付着していると思います。特に自宅のリフォームでアルミに塗装する場合は、汚れやサビがついているでしょう。

アルミ素材の表面に異物が付いている状態では、専門塗料を使っても定着しにくくなります。アルミ塗装する際は、まずはきれいに掃除をしなければなりません。もともと塗ってあった古い塗料が残っている場合も、きれいに削り落とす必要があります。

2.2. 下処理ができていない

下処理とは、塗装する前の下準備のことです。アルミ塗装する際には、塗料が定着しやすくなるように下処理をします。一般家庭で下処理をする場合は、軽く表面に傷をつける方法がよく用いられます。

アルミ表面に傷を作り細かな凹凸ができることで、塗料の密着度が高まります。ツルツルしたアルミよりも、ザラザラしたアルミのほうが剥がれにくくなるのです。

2.3. 下塗りをしていない

一般的に、アルミに塗装する場合は、剥がれにくくするために下塗り用塗料で下塗りをします。下塗り用塗料はプライマーとも呼ばれていて、液体タイプとスプレータイプがあります。

最近ではDIY需要の高まりから、初心者でも扱いやすい下塗り塗料が多く開発されています。工程が増えて手間はかかりますが、このひと手間を加えることで塗料が剥がれにくくなります。

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3. アルミ塗装の剥がれの補修方法

では、アルミ塗装した部分が剥がれてきてしまった時の補修方法を見てみましょう。状況により方法は異なりますが、ここでは基本の補修方法をご紹介します。

アルミ塗装剥がれの補修方法は以下のような流れで行います。

1、剥がれてしまった古い塗料を剥がす
2、アルミを研磨する
3、へこみや大きな傷はアルミパテで補修する
4、下塗りを行う
5、水性ペンキで本塗りを行う
6、コーティング剤で仕上げる

3.1.剥がれてしまった古い塗料を剥がす

剥がれてしまった塗装はきれいに剥がします。剥がれた塗装を取らずに重ね塗りをすると、塗料が剥がれていない箇所と剥がれている箇所との段差によって、表面がボコボコになります。見栄えが悪くなるなるばかりか劣化も早くなるため、補修の効果が低くなるのです。

古い塗料がまばらになっている時は、ワイヤーブラシなどで削り落とします。細かい部分を作業する際はサンドペーパーがいいでしょう。しかし、塗膜が厚く削るのが不便である時は、塗料はがし剤がおすすめです。

塗料はがし剤は塗るタイプとスプレータイプがあります。自宅のリフォームで使うなら、刺激の少ない水性のはがし剤が良いでしょう。

3.2.アルミを研磨する

塗料が剥がれやすい理由のひとつに、アルミ素材と塗料の密着性の低さがあります。密着性を高めるためには、ツルツルしたアルミ表面を研磨します。

古い塗料を剥がす時と同様に、ワイヤーブラシやサンドペーパーを使ってアルミ表面に細かい傷をつけていきます。光沢感がなくなりザラザラして表面には小さな凹凸ができます。この時、深く傷をつけてしまうと、塗装した際に凹凸が浮かんできてしまうので、均等に細かい傷がつくように研磨しましょう。

3.3.へこみや大きな傷はアルミパテで補修する

アルミ素材に大きなへこみや傷は塗料が密着しにくく、そこから剥がれの原因になります。へこみや大きな凹凸などがある場合は、アルミパテで凹凸を平らに埋めていきます。

アルミパテとは、アルミやステンレス・鋼板などの金属素材のへこみや傷を補修するアイテムです。粘土状のアルミパテでへこみを埋めて、乾燥させると硬化します。

【一般的なアルミパテの使い方】
1. へこみ周辺をサンドペーパーで研磨して密着度を高めておきます。
2. 油分や汚れを十分に取り除きます。
3. へこみにアルミパテを埋め込み、平らにならします。
4. 4~5時間ほど乾燥させて固めます。
5. 固まったことが確認できたら、表面をサンドペーパーで平らに調整します。

3.4.下塗りを行う

先述したように、アルミ塗装には下塗りが必須です。アルミ用の下塗り用塗料は、プライマーまたは非鉄バインダーとも呼ばれます。
商品名としてはメタルプライマー、アルミ用プライマー、アルミ下塗り剤などと書いてあるものが該当します。

まずは、下塗りを行う前にマスキングテープで養生しましょう。塗装するもの以外に塗料が付くのを防ぐためです。壁やサッシ、手すりなどを塗装する時は、床の養生も忘れないようにしましょう。

養生ができたら、下塗りを始めます。小さな部品などはスプレータイプが便利ですが、バルコニーの手すりや階段を塗る時は、液体タイプが使いやすいです。

3.5.水性ペンキで本塗りを行う

下塗りが乾いたら、本塗りを行います。水性ペンキは扱いやすい反面、色ムラにもなりやすいため、2~3回ほど重ね塗りするのが理想です。

3.6.コーティング剤で仕上がる

コーティング剤とは、アルミ特有の光沢感を出したり、錆びや劣化を防ぐものです。アルミは紫外線や酸性雨、潮風などによって変色・腐食が起きやすい素材です。表面をコーティングすることで、塗装の剥がれや様々な劣化から守ります。

4. アルミ塗装の剥がれは正しい下処理で防げる!

アルミ塗装の剥がれが起きる主な原因は、適切な下処理を行わなかったためと思われます。汚れや錆び・傷を除去した後に下塗り剤を施すことで、水性ペンキでも綺麗に塗装することが可能です。

しかし、それでも経年劣化は防げません。一般的な塗料でアルミ塗装するのは、やはり難易度が高いと言えます。

「何度塗り直しても剥がれが気になる」「自分では綺麗に仕上がらない」という方は、塗装専門業者に相談することをおすすめします。

4.1. 大がかりなリフォームはプロに依頼しよう

家具や棚を塗装するなら、大きな問題になりにくいのですが、外壁やアルミサッシ、バルコニーなどを塗り直す場合は、やはりプロに依頼すると安心です。塗装の質によって自宅の美しさに差が出るためです。

塗装に失敗して後戻りできなくなる前に、専門業者に相談してみましょう。ただ、専門業者でも、アルミ塗装が苦手なことがあります。相談する際には、アルミ塗装を依頼したい旨を先に伝えましょう。

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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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