ヌリカエ部位ごとの名称と特徴をカンタン理解!住宅を塗装するための基礎知識

部位ごとの名称と特徴をカンタン理解!住宅を塗装するための基礎知識

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「住宅が劣化してきている。全体的に塗装をしたいけど部位の名称がわからない‥‥」
「軒天ってどこ?雨樋って何?そもそも塗装できるの?」

住宅は経年劣化するものなので、築20年にもなると全体的に塗装が劣化していきます。そこで思いつくのが全体を自ら塗装することです。しかし、インターネットで塗装方法を調べようにも、そもそも住宅の各部位の名称がわかりません。住宅の部位については専門的な名称が存在するためです。

そこで今回の記事では、塗装をする際に必要な知識となる住宅の部位について解説していきます。それぞれの役割に加えて、塗装する際に注意すべき点も紹介するので参考にしてください。中には素人が自ら塗装することが難しいものもあるため、危険を避ける意味でも知識は備えておくべきです。

あなたもこの記事を読み、自宅の塗装を自ら行うか否かを判断できるようになりましょう。


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1. 住宅全壊から各部位を知ろう

はじめに住宅の全体図から各部位をみていきましょう。一般名称として使われているものもありますが、普段は耳にしないものもあるので住宅の全体像と合わせて理解しておくのがおすすめです。
それでは、以下の図を見てください。



この画像からは住宅の7つの部位がわかります。この中で一般的に使われないものは「軒天」「雨樋・とゆ」でしょうか。

しかしどちらも経年劣化により塗装の剥がれが目立つものです。これを機に理解していきましょう。以下では、7つの部位について塗装と合わせて解説していきます。

2. 屋根

はじめに屋根について解説していきます。屋根は一般名称であるためどこを指すかは当然に理解しているでしょう。しかし屋根の塗装自体は素人には非常に難しいものとなっています。その理由としては以下のものが挙げられます。

・高所作業であるため
・屋根の種類により塗装作業が異なるため

まず屋根の塗装をする際は当然ながら高所作業をすることとなります。たとえ1階建ての住宅の屋根であっても、一般的に地面から4~5メートルは高所になります。つまり屋根の塗装中に誤って落下すると、死の危険があるということです。これが2階建て、3階建てとなると死の危険はさらに高まります。

次に現代住宅の屋根は複数の種類があります。代表的なものとしては以下の3つが挙げられます。

・ストレート屋根
・トタン屋根
・モニエル屋根

中でも最もよく使われているのがストレート屋根となります。屋根はそもそも外壁とともに住宅を守るものであり、断熱・防水といった様々な機能を要します。つまり屋根といっても単に一枚のプレートが載せられているわけではないのです。そのため素人が塗装すると、かえって屋根の機能を損なう恐れがあります。

また上述した3つの屋根では、具体的な塗装手順に違いがあります。そのため素人が半端な知識で塗装をするのはリスクが高いのです。以上のように、屋根の塗装は素人が安易に手を出すべきではありません。


3. 軒天

軒天は一般的に馴染みのない部位でしょう。具体的な場所は、屋根の下に入って見上げたときに目に入る屋根の裏面です。多くの建物は屋根が外壁よりも外側にせり出しているため、軒天という部位が存在するのです。ただし屋根と外壁が完全な直方体で構成されているような住宅の場合は軒天が存在しないこともあります。

軒天の塗装も屋根と並んで難しいものとなります。理由は高所作業となり危険なためです。さらに軒天の状態から屋根裏の湿気の溜まり具合などを判断できる場合もあります。そのため軒天の点検と塗装も素人が安易に行うべきではありません。

例外としては、ベランダから塗ることのできる部分については素人であっても大きな危険なく塗装することができます。その際もベランダに脚立を立てるような危険な行為をせず、無理のない範囲で軒天を塗りましょう。

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4. 雨樋

雨樋は屋根に落ちた雨水を地上に流すための管を指します。また「とい」「とゆ」と呼ばれることもあります。普段は特に意識しない部位ですが、外壁に沿う形で管があり屋根と地上をつないでいるはずです。この雨樋があることで、屋根に落ちた雨水が外壁を伝わずに地上に落ちるのです。

雨には強い腐食作用があるため、雨樋がなければ外壁の小さな傷から雨が内部に侵入し、住宅そのものを腐食させる恐れがあります。このように雨樋は地味な部位ですが、住宅を長持ちさせるための重要な役割を担っているのです。

雨樋の塗装は意外なことに決して簡単ではありません。なぜならば平面ではなく立体構造をしているため、塗りムラなく塗装するに手間がかかるためです。また屋根まで繋がっていることから高所作業となる場合もあるため、無理は禁物です。雨樋の塗装は一般的に10年に一度は必要になるため、定期的に状態をチェックしつつ、自分で塗装できない場合は専門業者に依頼しましょう。

5. 玄関ドア

玄関ドアはまさに住宅の顔となる部位です。そして開け閉めの際に物をぶつけたり、風にさらされたりすることから経年劣化しやすい部位でもあります。そして玄関ドアは以下の材質の違いにより塗装の難易度が大きく変わります。

・金属製
・木製

金属製の玄関ドアについて、鉄以外のものは素人による塗装が難しくなっています。なぜかというとアルミをはじめとした金属は塗料が付着しにくいためです。それこそ一昔前まで「アルミは塗装できない金属である」とすら言われていたほどです。

このように金属製の玄関ドアは塗装が難しいですが、木製であれば素人も比較的簡単に美しく塗装できます。塗装の際は三度塗りによってムラをなくすことを意識しながら丁寧に塗ってください。また油性塗料を使用する際は有機溶剤の臭いで体調を崩す恐れがあるので注意が必要です。特に小さな子供や妊婦や臭いに敏感であるため、塗装現場から遠ざけておく必要があります。

6. 外壁

現在の住宅の外壁の多くはサイディングという工法を利用して形成されています。新築住宅の外壁でレンガを模したものがありますが、あれがサイディングボードとなります。つまり複数のサイディングボードを繋ぎ合わせて外壁にしていくのです。

このようなサイディングボードは様々な柄や質感を表現しやすく、所有者の好みに合わせた外壁を作りやすいことから重宝されています。そしてサイディングによる外壁は以下の2つの部分に分けることができます。



ボードとボードを繋ぐ部分は「目地・コーキング」と呼ばれ、柔らかいシーリング剤を充填して形成されます。このような外壁の塗装は以下の3つの理由から素人にはおすすめできません。

・高所作業の危険
・時間がかかりすぎる
・プロの塗料を使えないことにより、塗装のもちが悪い

外壁は住宅の中で最も面積が広い部分であるため、業者であっても塗装の全工程を終えるために2週間以上かかる場合があります。これを素人が行おうとすると、2か月以上の時間がかかるのです。2か月間の全ての休日が潰れてしまうよりは、金銭的コストはかかっても業者に依頼すべきでしょう。

さらにホームセンターで購入できる塗料はプロが使うものに比べて耐久性が低くなります。つまり塗装してからそれほど間を置かずに再塗装が必要となる恐れがあるのです。短い期間で塗装繰り返すよりは、はじめから業者に依頼して長持ちする塗装をお願いした方が最終的に支出を安く済ませることができる場合があります。

7. シャッター・雨戸

雨戸は防犯、防風、目隠し等の目的で住宅の窓や開口部に設置される部位です。台風の多い地域や住宅同士の距離が近い都心部でよく用いられています。また一昔前の住宅の雨戸は木製のものが多かったですが、昨今は金属製のシャッターが用いられることも多くなっています。

7.1. 木製の雨戸

木製の雨戸は取り外すことで比較的簡単に塗装することができます。しかし塗料を厚塗りし過ぎると雨戸を収納することができなくなる恐れがあるため注意が必要です。また木製であることから腐食の恐れもあるため、下塗り塗料は防腐効果を持つものを選ぶのがおすすめです。

7.2. シャッター

シャッター塗装も材質がアルミ製のものは塗料を付着させるのが難しい側面を持ちます。また可動させて利用するものであるため、洗浄や塗装が杜撰だと開閉ができなくなる恐れがあります。特に電動シャッターは水濡れによって故障する恐れがあるため注意が必要です。

シャッターを上手く塗装するためには、錆びや汚れをしっかりと落とす必要があります。そうすることで下塗り塗料を満遍なく塗ることができ、それが仕上げ塗料の付着を良くするためです。塗装が難しく、劣化がひどい場合は無理をせず交換するのがおすすめです。


8. サッシ

サッシは窓枠として用いられる部位であり、以下のような様々な材料で作られます。

・アルミ
・樹脂
・木製

この中でアルミは何度も繰り返しているとおり、塗装が難しくなります。またサッシは窓とあいまって防犯上の重要な役割を持つため、破損がある場合は塗装でごまかすのではなく、丸ごと交換するのがおすすめです。

仮に自ら塗装する場合は外側のみならず、内側も綺麗に仕上げましょう。周囲の壁や床に塗料が飛び散らないためにマスキングを丁寧に行うのがポイントです。サッシには窓の鍵も組み込まれているためマスキングで適切に保護する必要があります。

9. 基本的な塗装手順

ここまで住宅の各部位について説明してきました。自ら塗装する際は「高所作業」と「機能の破損」に十分注意してください。特に高所作業については決して無理をしないことが重要です。住宅も塗装も命あってのものなので、事故を起こしてしまっては元も子もありません。

また塗装することでかえって破損を起こさないためにも、専門知識が必要な部位については安易に自ら塗らないのが無難です。これらを踏まえて塗装を行う前提で、ここからは基本的な塗装の手順を解説していきます。具体的な部位により詳細な塗装手順は異なりますが、多くの部位の塗装に共通する要素としては以下のものが挙げられます。



ただし、繰り返しているとおり上記はあくまでも多くの部位の塗装に共通する要素です。そのため具体的な部位を塗装する際は、各部位ごとの固有の作業も頭に入れておく必要があります。以下は塗装の際に注意すべきポイントです。

9.1. 部位ごとの固有の工程に注意

先ほども軽く触れましたが、住宅の部位を塗装する際は固有の工程を経る必要があります。例えば、ストレート屋根を塗る場合は下塗り後に屋根板と屋根板の間にタスペーサーという雨漏り防止部材をさし込む必要があります。

このように具体的な手順は塗装する部位により異なるため、上記の手順を用いて漠然と塗らずに細かな点も含めて手順を確認する必要があるのです。

9.2. 塗料の種類を適切に選ぶ

ホームセンターには様々な種類の塗料があります。そして上記の手順からもわかるとおり、多くの場合下塗りと中塗り・上塗りに使う塗料は異なります。もちろん木製用の塗料もあれば、金属用の塗料もあります。さらにはどのような形で木材の腐食を防ぐかという効果が作用する方法が異なる塗料もあります。

このように住宅を塗装する際は千差万別の塗料から適切なものを選択していく必要があるのです。部位に適していない塗料を用いることで住宅を破損させる恐れも出てくるため慎重に選びましょう。

9.3. 下塗り、中塗り、上塗りの三度塗りが基本

実際に塗料を塗って行く際は三度塗りが基本となります。そのため一度の塗りでムラなく完璧な塗装を目指す必要はありません。むしろ一度で完璧に仕上げようとすると、かえって厚塗りとなりムラができる恐れがあります。そのため塗装の際は下塗り→中塗り→上塗りの三度塗りを行ってください。

それぞれ次の工程に移る際は塗装部をしっかりと乾かすのも重要です。これを怠るとムラができ、仕上がりが杜撰なものとなってしまいます。また乾燥が重要であることから、塗装は晴れが続くタイミングで行うのがおすすめです。

10. まとめ

以上のように住宅を塗装していく場合は、まずは各部位の判別をできるようになる必要があります。その上で部位ごとの特徴をふまえて手順を理解するのです。これができないと塗装により住宅そのものを劣化させる恐れすら出てきます。

以下は今回の記事のポイントです。

・高所作業と機能破損に十分に注意すべき
・塗装が難しいと判断したら無理せず業者に依頼
・塗装手順は個別具体的に把握しよう

住宅は塗装によって美しく生まれ変わります。築後20年もすると様々な部位の塗装が剥がれてくるため、定期的にチェックをして、早いタイミングで塗装を行っていきましょう。ただし無理をして住宅を破損させるよりは、はじめから専門業者に依頼するのがおすすめです。


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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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