屋根塗料の価格はいくら?見積もりで損しないコツとは!

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「屋根塗料の価格ってどの業者に頼んでも同じなの?」
「屋根の塗り替えを頼んだらいくらかかるんだろう?」

このように、屋根塗料の適正価格が分からず、見積もりに不安を抱いたり業者選びに迷ってしまう人が多くいます。
それもそのはず、屋根塗装に関わるコストには定価がなく、屋根の形や劣化状況で価格が変動するため適正価格が分かりづらいのです。

屋根の塗り替えを考えているなら、屋根塗料のおおよその相場を把握しておくことが大切です。相場を知らなければ、もっと安くできたはずなのにコストが高い業者に依頼をして、損をするかもしれません。最悪の場合、悪徳業者に不当な費用を請求されることもあり得ます。

今回は、屋根塗料の費用やその相場についてチェックしてみましょう。また、自宅屋根の塗装費用の算出方法や、正しい見積もりの依頼術についてもご紹介いたします。


1. なぜ、屋根塗料には定価がないのか?

屋根塗料の価格はとても曖昧で、相場にはバラつきがあります。その理由は、塗装作業の費用には定価がないからです。

1.1. 屋根はひとつひとつ違うから

塗料つまりペンキそのもののには定価があるものの、人件費や作業費に関しては地域性や業者形態によって差異が出やすい傾向にあります。同じ塗装内容でも、業者によって価格にバラつきがでてしまうのです。

また屋根塗料の費用は、住宅が持つ個別の条件のもと算出されます。家の構造や補修工事は1件1件異なるため、価格表のようなもので一定の金額を提示することができないのです。

1.2. 定価がないからこそ知っておくべきこと

見積もりは、屋根の状態を専門的な目でひとつひとつ診断して計算します。そのため、提示された価格が適正なのかどうかが、素人には分かりづらいという現状があります。

すると、たちの悪い業者の場合、気づかれない程度に手抜き工事をしたり、金額を上乗せして請求してくることも少なくありません。このような損をしないためにも、事前に大体の相場を把握しておいたり、業者の良し悪しを見極める方法を知っておくことが重要なのです。

2. 業者によって価格が異なる理由

屋根塗装の相場にバラつきがあるのは、いくつかの理由があります。

・業者が独自で値付けしているため
・塗料そのもののグレードや耐久性の違い
・屋根の材質によって塗料や塗装方法が異なるため
・屋根の劣化や汚れによって作業量が異なるため
・屋根の勾配によって屋根面積、足場面積が異なるため

では、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

2.1. 業者が独自の判断で見積もっているため

屋根塗料の見積もりは、各業者が独自で行います。屋根の面積と劣化の状態をチェックし、価格を決定します。 そのため、担当者の経験や知識が浅ければ、劣化の状態が正しく診断されないことも考えられます。見積もり価格は、業者の判断力にも左右されるのです。

また、塗装方法によっても金額を変えることがあります。一般的にはローラーで塗るよりも吹付け工法のほうが技術力が必要になります。手間や技量が高い分、料金を上乗せすることがあります。

2.2. 塗料の性質による違い

屋根塗装に使われる塗料は、耐久性・耐候性といった品質のランクによって価格が大きく異なります。

最近の主流はシリコン塗料です。耐久性に優れていてコストパフォーマンスが良いため人気があります。他には、さらに耐久性が高いフッ素系塗料や、遮熱塗料などがあります。

塗料の種類とそれぞれの単価・耐用年数を見てみましょう。

塗料の種類

単価

耐用年数

ウレタン塗料

1,500~2,000円/㎡

7~10年

シリコン塗料

1,800~2,500円/㎡

10~15年

フッ素塗料

3,000~4,500円/㎡

15~20年

遮熱塗料

3,500~4,500円/㎡

15~20年

ウレタン塗料はローコストですが耐久性が低いため、塗り直す機会が多くなります。一方でフッ素塗料や遮熱塗料の場合、初期コストは高めですが耐久性があるために、メンテナンスコストを削減できます。それぞれのメリット・デメリットを把握してから、塗料を選ぶとよいでしょう。

2.3. 既存屋根の材質の違い

塗装する費用は、屋根材によっても異なります。日本で最も普及しているのは、スレート屋根(コロニアル屋根)です。平らで塗装もしやすいため、他の材質と比べるとリーズナブルです。

他には、セメント瓦、アスファルトシングル、トタンなどがあり、塗りやすさや対応できる塗料の種類によって価格が決定されます。

2.4. 劣化の状態や汚れ具合い

屋根を塗装する際には、まず綺麗に洗浄します。屋根に付着したコケ・藻・カビ・ホコリなどを高圧洗浄機で洗い流します。また、ひび割れや剥がれ・屋根材のズレがあれば修理してから塗装をします。

汚れや劣化が激しいほど手間と時間がかかるため、作業費が加算されます。

2.5. 屋根の勾配の違い

勾配とは、屋根の傾きのことです。傾きの角度が急な屋根ほど屋根面積が大きくなるため、塗装料金が高くなります。

また、勾配が急になれば転落の危険性が増えるため、足場の設置費用が高くなることもあります。

3. 屋根塗料の費用計算方法

では、自宅の屋根を塗り替えると、いくら必要になるのでしょうか?大体の費用を把握するために、費用の計算方法を見てみたいと思います。

3.1. 塗料の価格を算出する

屋根塗料の価格は、塗料の単価×屋根面積で算出することができます。

まずは、屋根の面積を調べましょう。図面があればすぐに分かりますが、図面がない時には計算式を使って、おおよその面積を算出することができます。
屋根面積は建築面積から算出します。

屋根面積 = 建築面積×1.5

建物面積とは、1階部分の床面積のことです。図面がなく床面積が分からない場合は、外から建物の縦幅と横幅をメジャーで計って算出してみてください。それだけでも、おおよその面積を把握できます。

例えば、建築面積が80㎡の場合は、

80×1.5=120㎡

簡単には屋根面積を算出できますが、勾配の角度や軒先の長さには配慮していません。
急勾配の屋根なら、さらに面積が大きくなるため注意しましょう。

3.2. 塗料の他に必要な費用を算出する

塗料以外にも、様々な費用がかかります。

・人件費用
・足場設置費用
・洗浄費用
・現場管理費
・交通費などの雑費

これらのおおよその費用は以下の通りです。

項目

単価

屋根洗浄費

100~300円/㎡

養生作業費

250~400円/㎡

足場設置費

600~800円/㎡

現場管理費等

30,000~50,000円(一式)

足場の設置費用は建築面積によって変動します。足場は、建物の外周+50cmを追加した面積が必要になり、例えば30坪の家であれば約180~200㎡の足場を設置します。

その他、屋根洗浄費や養生作業費は、屋根面積×それぞれの単価で算出します。

4. 屋根塗料の価格を算出してみましょう

建築面積が30坪の一戸建て住宅で、屋根面積を90㎡として算出してみましょう。使う塗料はシリコン塗料、既存屋根の素材はスレート屋根と仮定します。

90㎡(屋根面積)×2,500円(シリコン塗料単価)=225,000円

塗料の金額は、おおよそ225,000円だと分かりました。

次に、その他の費用ついて見てみましょう。

30坪の一戸建てで屋根面積90㎡とした場合

項目

単価

屋根洗浄費

約27,000円

養生作業費

約36,000円

足場設置費

約150,000円

現場管理費等

約30,000円(一式)

これらを合計して約468,000円になります。

その他、ヒビ割れやズレがあれば補修作業費がかかります。また、屋根に付帯する雨桶塗装や軒天塗装は別途料金になります。

さらに、注意したいのが業者独自で決定している基本料金や手数料です。この項目は主に業者の利益になる部分か、または中間マージン(仲介手数料)が発生している可能性があります。この項目の正当性を見極めることで、より優秀な業者が見つかりやすくなります。

5. 屋根の塗り替えは相場を正しく把握することが大切

上記のように自分で算出できる金額は、あくまで概算でしかありません。だからこそ、相場を正しく把握しておくことが、損をしないための重要なポイントです。

相場にバラつきがある最も大きな要因は、地域性と業者形態です。正しい価格を見極めるためには、地域性と業者の特質を知っておかなければなりません。

5.1. 地域性によって価格差が生じる

例えば、住宅が密集している地域では、業者が仕事量を確保しやすく、それなりに安く提供することが可能です。また、台風や潮風など気候の影響が大きい地域では、塗り替え需要が多いため、業者が競合し低価格の傾向にあります。

業者間の競争が激しいほど、安い業者が増えますが、比例して悪徳業者も多くなります。また、住宅が少ない地方エリアになると需要も扱う業者も少なく、価格が高くなってしまうのです。

5.2. 業者形態によっては費用がアップするため要注意!

業者形態によっては中間マージン(仲介手数料)が上乗せされることがあります。大手のハウスメーカーに依頼した場合、ハウスメーカー自身は工事を行わず下請け会社に業務を委託します。すると、ハウスメーカーを通しただけで追加費用が発生してしまうのです。

「大手ハウスメーカーのほうが安心できる」という方にはおすすめの方法ですが、「できるだけ安くすませたい」と考えている人は、損をしてしまうでしょう。

一方で、地域に密着した塗装専門業者では、中間マージンなどは一切なくフットワークも軽い傾向にあります。値引き交渉できることも多く、低価格で請け負ってくれることも期待できるでしょう。

ただ、優秀な業者ばかりではなく、技術力がなかったり品質の悪い塗料を使っている業者も存在することを忘れてはいけません。

6. 相場を知るためには、相見積もりが必須!

このように一定の価格がなく、地域や業者によっても価格差が生じる塗装業界。損をしないためには、複数の業者に見積もりをとって、じっくり比較することが重要です。

6.1. 相見積もりは最低でも3社は受け取ろう

相見積もりとは、複数社の見積もりを比較して業者を検討すること。見積もりを見比べることで、だいたいの相場を把握することができます。

また、価格だけでなく工事内容や項目も比較することで、適正な工事かどうかも判断できるのです。内容の違いに気がつけば、依頼前に不安や疑問を解消することができ、業者とのトラブルを避けることにも繋がります。

6.2. 相見積もりは一括で依頼できる!

「複数社に見積もりをお願いするのは面倒…」「知り合いの業者に頼んだほうがスムーズだ」という方もいますよね。

例えば、知り合いの業者に頼むと、万が一のトラブル時に関係が悪化したり、値引き交渉はもちろん細かいオーダーも遠慮して言いづらいといった心配もあります。だからと言って、自分で複数の業者を見つけ、同じ内容で何件も見積もりを依頼するには、かなりの時間と手間がかかります。

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