ヌリカエ足場の解体時間はどのくらい?知っておきたい4つのポイント!

足場の解体時間はどのくらい?知っておきたい4つのポイント!

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外壁塗装を行う際に気になることの一つに、近隣へのご迷惑があるのではないでしょうか。
見知らぬ職人の出入りや、工事関係車両の駐停車、騒音、塗料の飛散など、隣近所にご迷惑をかけることになりそうで、いまひとつ気が進まないという方も多いと思います。

特に足場の組み立てや解体時には、大きな音が出ると共に、万が一事故でもおきたらと不安になります。
また足場を組んでいる間は何かと気遣いが多く、心休まらないという方も多いでしょう。

一方で、足場の組み立てや解体には、どのくらいの時間がかかるのでしょうか。
またその際に注意すべき点や、ご近所への配慮など、施主として知っておくべきことはあるのでしょうか。

今回はそんな疑問についてお答えしたいと思います。


自宅の場合はいくら?

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1. 足場の組み立て・解体にかかる時間と注意点

一般的な2階建ての住宅の場合であれば、足場の組み立ては1日、解体は半日程度で終了します。 解体にかかる時間は、組み立て時の半分程度が目安です。 解体した足場材は、全て車両に積み込んで搬出するので、半日ですっかり工事前の状態に戻ります。 想像していたよりも短時間で済むと、少し安心した方が多いのではないでしょうか。

しかし、敷地が狭くて隣の家との隙間が狭い場合や、道路と敷地に高低差がある場合、敷地の前面道路に足場材の搬入・搬出車両が駐車できない場合など、建物の立地条件によっては、これよりも時間が多くかかってしまう場合もあります。

一方、足場の組み立てや解体の際には、施主として知っておくべきことや、注意すべきことがいくつかあります。
それでは、順番に見ていきましょう。

1.1. 足場の組み立て・解体時には大きな音が発生する

足場の掛け払いに時間がかかるからといって、朝早くから作業を始めたり、夜遅くまで作業を行ったりしていると、近隣に迷惑をかけてしまうので注意が必要です。

というのも一戸建て住宅の足場には、「くさび式足場(ビケ足場)」と呼ばれる足場が使用されることが多く、スピーディーな施工が可能になる反面、部材をハンマーで打ち込んで緊結するため、組み立て時はもとより解体時にも比較的大きな音が出るからです。

足場職人は、足場解体の場合には1日に複数現場の予定を組んでいることが多く、黙っていると早朝や夕方遅くまで作業することもあります。
近隣からクレームが発生する可能性が高くなるので、念のため事前に作業時間を確認し、早朝や夕方遅くまでの作業は控えるようにお願いしておきましょう。

1.2. 足場の解体前には塗装工事の最終確認をお忘れなく!

足場を解体してしまった後に、塗装の塗り残しや色ムラなどの不具合に気付いて指摘しても、十分な手直し工事ができなくなってしまう場合があります。 足場があるうちに、仕上がり状態を良く確認の上、不具合があればすみやかに塗装業者に伝えるようにしましょう。

足場解体前には、塗装業者の方でも仕上がりの最終確認を行いますが、できれば施主立ち合いのもとで、完成検査を行ってもらう様にすると良いでしょう。
事前に予定を決めておかないと、塗装工事の完了日の翌日には足場を解体されてしまうこともあるので、注意が必要です。

1.3. 足場の組み立て・解体には、資格が必要

高さ5m以上の足場の組み立て、解体又は変更の作業を行う場合には、「足場の組立て等作業主任者」と呼ばれる有資格者を指揮監督者として配置しなければならないことが、労働安全衛生法で定められています。 また、直接の作業者にも技能講習の資格が必要です。

つまり足場の組み立てや解体は、資格を持った人以外は行う事ができません。
さらに現場内の見やすい場所に、作業主任者名を掲示しなければならないことになっています。
建築現場の足場に吊り下げてある作業主任者名の掲示を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

足場の組み立て・解体は、高所で重量物を扱うので、非常に危険な作業です。
万一、足場材を落としたり、転落事故が発生したりすれば、死亡事故にもつながりかねません。
作業スピードも大事ですが、安全第一で作業しなければならないことを施主の立場からも理解しておくことが重要です。
むやみに作業を急がせるようなことは、絶対にしてはいけません。

1.4. 建物の破損に注意

足場の組み立てや解体時に、足場材をぶつけて外壁やサッシ、エアコンの室外機、シャッターボックスなどを傷つけてしまうことがあります。 足場掛け払い時の破損事故は、塗装工事中の破損や傷のトラブルで最も多い事例です。

特に足場の解体時に傷をつけてしまうと、再度足場を組み直すことにもなりかねないので、十分に注意しながら作業を行う必要があります。
余裕を持ったスケジュールで、あわてずに作業してもらうことが大切です。

1.5. 植木や塀、カーポートなど敷地内にある付属物の破損

足場の組み立て・解体時には、職人が重い足場材を担いで、建物の周囲を歩きます。 敷地が狭い場合には、特に注意が必要です。 庭の備品や植木などが破損しない様に、あらかじめ庭の片付けや庭木の剪定を行っておくことで、作業効率の向上にもつながります。 尚、どうしても傷や汚れをつけられたくない大切なものやプランターなどは、工事中は室内で保管するなどの対策を講じておくことをお奨めします。

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2. 足場の解体時に万一事故が発生してしまったら?

どんなに注意して作業していても、絶対安全はありません。 それほど足場の解体は、非常に危険な作業です。 万一足場の解体作業中に、足場材を落として隣の家の屋根を壊してしまったり、通行人にケガをさせてしまったりしたら、どうすれば良いのでしょうか。

そんな場合には、塗装業者が「請負業者賠償責任保険」に加入していれば、保険を適用して損害を賠償することができます。
この保険では、工事等の請負業務に起因する対人・対物事故による賠償責任が保証されるだけでなく、弁護士費用等の各種費用も保証されます。

施主として被害者への賠償責任を直接負うことはなくても、万一塗装業者が十分な賠償責任を果たせなければ、後々被害者とトラブルになる可能性が高くなります。
万一の事故に備えて、「請負業者賠償責任保険」に加入している塗装業者を選んでおくと安心です。

3. 足場の解体にはいくらかかる?

足場の解体費用は、通常は見積書の足場費用の中に含まれています。 見積書の足場の単価が700円~800円/㎡になっていたら、その中には足場の解体費用も含まれます。

しかし一部の悪質な業者の中には、足場の組み立てと解体の費用を見積書に別々に計上して、相場の2倍近い金額を請求する業者もいるので注意が必要です。

4. 外壁塗装工事で足場を組む前に必ずやっておくべきこと

外壁塗装の目的は、家を長持ちさせてそこに長く住むために行なうものなのに、工事中にご近所の方とトラブルにでもなれば、そこでは暮らしにくくなってしまいます。 その様なことになったら、何のための工事なのかわからなくなってしまいますよね。

ある朝突然、大きな音がすると思ったら、隣で足場を組んでいたなどとなれば、不愉快に思う方が多いと思います。
特に足場は、隣近所の方々にとっても、日当たりや通風への影響、防犯上の問題、強風時の音の発生などから敬遠されがちなので、配慮が大切です。

工事終了後もご近所の方達と良好な関係を続けていくためには、工事を始める前にご近隣の方々に挨拶しておくことが不可欠です。

また近隣挨拶は、少なくとも工事着工の1週間前までには行っておく様にしましょう。
工事中にはご近隣の方にも何かしらのご迷惑や不自由をお掛けするので、工事の直前に告知されても困る場合もあるでしょう。
工事日程が確定したら、早めに挨拶を行っておく様にしましょう。

また、塗装業者が直接近隣の方々に挨拶を行う場合もありますが、そんな場合でも、施主として挨拶を行っておいた方が良いと思います。

挨拶を行う際には、工事の期間、休日作業の有無、作業時間、工事の内容の他、必要に応じて施工業者名と連絡先、工事車両の駐停車などの特別なお願い事項や注意事項についてご説明します。

事前に施主自ら挨拶を行うことで、多少の不便さや迷惑は許してもらえるケースがほとんどです。

5. まとめ

外壁や屋根塗装工事の実施を決断する上で、足場がネックになっているケースが意外と多い様に思います。

単にコストの面だけでなく、足場の組み立てや解体の際に発生する音の問題や、転落事故や落下事故などの安全上の問題、足場を組んでいる間の防犯上の問題、近隣への迷惑、万一の場合の責任問題などに対する不安です。
これらの不安をあれこれと考えているうちに、つい塗装工事を実施するのが億劫になってしまうケースもある様です。
実際にそうした不安について書かれたブログなども、インターネットでよく見かけます。

しかしプロの職人が行えば、一般の方が思っているよりも短時間で足場の組み立てや解体は終了してしまいます。
そしてきちんとルールを守って作業を行えば、事故が発生する可能性は極めて低くなります。
それでも万が一事故が発生してしまった場合に備えて、多くの塗装業者は保険に加入しています。

この記事を読むことで、足場に関連する不安を解消し、足場の組み立てや解体作業を安心して見ていられる様になっていただければ幸いです。

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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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