サイディングのひび割れ補修方法とは?診断を依頼すべき理由

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「自宅の外壁にひび割れができている…DIYで補修することはできるのだろうか」 「業者にサイディングの補修を依頼したいけど、費用はどの程度かかるのだろう…」

サイディングは今や日本のほとんどの住宅の外壁に使われているものです。それこそ新築の戸建て住宅を思い浮かべたとき、ほとんどの人が外壁としてイメージするのがサイディングボードです。サイディングはパネル状の板を並べて貼り付けていき、外壁を形成します。

このようなサイディングについては、大きく分けて2つのタイプのひび割れが発生してしまいます。今回の記事では、この2つのひび割れについての補修方法を解説します。しかし素人が自ら補修を行うことは必ずしもお勧めできません。

そのためサイディング補修についての知識と経験がない場合は、まずは外壁の状態を診断してもらい、その上で業者に依頼することも含めて対策を検討していくべきです。この記事を読み、あなたの自宅のサイディング外壁について適切な対応ができるようになりましょう。

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1. サイディングにあるひび割れの補修方法

はじめにサイディングについて簡単に説明した上で、補修方法についてみていきます。素人にはなかなか難しいものであるということがわかるはずです。

1.1. サイディングとは

冒頭で述べたとおり、現在サイディングは多くの住宅の外壁として使用されています。サイディングの材質には大まかに分けて以下の4つがあります。

・窯業(セメント、繊維質、混和材)
・金属
・木質
・樹脂

この中で日本において最もよく使われているのが窯業サイディングボードとなります。一見レンガ風に見えるような住宅の外壁はほとんどが窯業サイディングボードです。またレンガ風以外にも、加工しやすさを利用して様々な雰囲気を作り出すことができるのが窯業サイディングボードなのです。この記事では主に窯業サイディングボードについて解説していきます。

サイディングボードはモルタル塗りのように全体を一つの外壁として形成せずに、パネル状の部材をシーリング材で結合させて作っていきます。そのためサイディングは必ずしも頑丈な外壁材ではないのです。もちろん通常の住宅として利用するために必要な頑丈さは備えていますが、一定期間ごとにメンテナンスが必要となります。

1.2. サイディングの発生する2つのひび割れと補修方法

前述したとおり、サイディングはパネル状の部材をシーリング剤で結合させて外壁としています。そのため以下の2つのタイプのひび割れが発生する恐れがあるのです。

・ボード自体のひび割れ
・シーリングのひび割れ

ボード自体のひび割れはサイディング表面の塗膜の劣化により、雨水が内部に侵入することで起こります。サイディングボード自体は必ずしも特別に頑丈なものではないため、収縮と膨張の繰り返しでひび割れが発生するのです。そしてボードの割れ目からさらに雨水が内部に入り込み、やがては内部の木材を腐食させてしまうことがあります。そのためボードのひび割れは早期に対処する必要があるです。

シーリングのひび割れは、そもそもシーリング剤が高い耐久性を備えていないことにより起こります。シーリング材はパネルとパネルを繋ぎ合わせる役目を果たすものであり、金属のように強いものではないためです。そのたサイディングの劣化で最もはじめに起こるのがシーリング剤のひび割れです。あなたも外壁のパネルとパネルの間に細かなひび割れができている状態を目にしたことがあるのではないでしょうか。

シーリングのひび割れについては、ボード自体が無事であることから軽視されがちです。しかしシーリングのひび割れから雨水が内部に入り込んでしまう点は、ボードにひび割れがある場合と同じです。つまり、シーリングのひび割れを放置するとやはり内部腐食に繋がってしまうのです。そのためシーリングのひび割れだとしても油断は禁物です。

それでは、ここからはサイディングの一般的な補修方法について解説していきます。上述したボード自体のひび割れとシーリングのひび割れの2つについてみていきましょう。

ボード自体のひび割れ

はじめに、サイディングボードのひび割れは、以下の手順で補修していくこととなります。

  1. ひび割れしている部位をV字に削り、刷毛で清掃
  2. 下地となるプライマーを塗る
  3. シーリングを充填してひび割れを埋める
  4. ヘラでシーリングを平らにする
  5. モルタルでシーリングの表面をさらに埋める
  6. 補修用塗料を塗って表面を保護する

いかがでしょうか。なかなか素人には難しい補修方法だと感じるのではないでしょうか。上記の補修自体は特に専門的な資格を持たずとも行うことができるため、素人であっても不可能というわけではありません。しかし適切な道具を選ぶ工程もあり、失敗して結局は業者に依頼しなければならない状態になることもしばしばあります。

シーリングのひび割れ

次にシーリング剤のひび割れは以下の手順で補修していくこととなります。

  1. 古いシーリングを除去する
  2. マスキングテープを貼る
  3. シーリングを充填する
  4. 内部に隙間ができないようにヘラで均等に詰める

こちらは一見するとボード自体のひび割れよりも補修が簡単に思えます。しかし古いシーリング完全に除去することと、新しいシーリングをパネルとパネルの間にすき間なく詰める作業は必ずしも簡単ではありません。こういった細かな作業に不備があると、それが原因となってシーリングが早期に劣化してしまいます。つまり、再補修が必要となるというわけです。

2. DIYでサイディングの補修をする際の注意点

先ほどはサイディングの2つのタイプのひび割れについて、具体的な補修方法を解説しましたがいかがだったでしょうか。素直に「難しそうだ」と感じたのではないでしょうか。とはいえ、もちろん素人であっても絶対に不可能というわけではありません。以下は仮にあなたがサイディングを自ら補修しようとする際に注意すべきポイントです。

・サイディングの種類を正確に把握する
・サイディングに合わせた補修方法を選択する
・ひび割れの状態を正確に把握する
・サイディングの種類に適した道具および材料を選ぶ
・シーリングは隙間なく詰め込み、しっかりとひび割れを埋める
・塗料はムラなく塗る

この中で特に難しさを感じるのは「サイディングの種類に適した道具および材料を選ぶ」と「シーリングは隙間なく詰め込み、しっかりとひび割れを埋める」ことではないでしょうか。いずれも疎かにすると、かえって外壁を痛めてしまい、それが住宅そのものの寿命にも悪影響を及ぼします。

今回の記事では最もシェアの高い窯業サイディングについて解説していますが、前述したとおりサイディング自体には大まかに4つの種類があります。そして当然に種類が違えば補修方法も異なります。サイディングは様々な雰囲気を作ることのできる柔軟な外壁であるため、補修には幅広い知識が必要となってしまうのです。

3. サイディングのひび割れは業者に任せるべき

ここまでサイディングの補修方法と補修の際の注意点を紹介しました。素人にはハードルの高いものであることが伝わったのではないでしょうか。そのため冒頭でも述べたとおり、サイディングの補修を素人が半端な知識に基づいて行うことはおすすめできません。なぜならば、補修したつもりがかえって外壁を痛めてしまい、さらに大規模な補修が必要となる恐れがあるためです。

3.1. 補修は業者に任せよう

正直なところ、サイディングについて適切な知識と経験がないのであれば「補修を業者に任せる」という選択肢こそが最も適切です。もちろん業者といえども質はピンキリであり、適切なものを選ぶ手間は発生します。その上で適切な業者を選ぶことができると、補修が適切になされ、また補修後のサイディング外壁が長持ちするのです。

やはり素人が見様見真似で補修に手を出すよりは、適切な業者を選別して依頼した方が良いのです。もちろん依頼するためには一定のコストが発生し、外壁全体の補修となると必ずしも安く済むわけではありません。それでもなお、杜撰な補修をして内部材まで痛めてしまうことを考えると費用の面でも損が小さくて済みます。業者に依頼した際の具体的な費用相場については後述します。

3.2. 優良業者の選び方

このようにサイディングの補修は業者に任せるべきであり、そうなった際は優良業者を選ぶ必要があります。優良業者は以下のポイントから見抜いていきましょう。

・見積もり作成のための調査が丁寧
・現状と補修方法をわかりやすく(ときには写真を使って)説明してくれる
・見積もりの内訳が詳細
・契約を急かさない
・理由のない大幅な割引がない

これらは優良業者の特徴となっています。そして、これらの特徴を持つ業者を複数ピックアップした上で、相見積もりをとることで悪影響はほとんど回避できるでしょう。相見積もりは手間がかかるものですが、より適切な業者を選ぶことで将来支払う費用が大きく変わってくるため、辛抱強く複数の業者の見積もりをとっていきましょう。

4. 業者に任せた際の費用相場

ここでは以下のとおりサイディングの補修を業者に任せた際の費用相場をみていきます。

このようにサイディングボードにひび割れがあるか、シーリングにひび割れがあるかにより費用相場は大きく異なります。また上記に加えて、2階以上の部分にあるサイディングを補修する場合は別途足場の費用が発生することもあります。足場費用は規模により幅がありますが、およそ10万円~20万円の範囲におさまることが多いです。

つまりサイディングボードを張り替えて補修をする場合は200万円程度の出費は覚悟しなければならないことになります。そのためついついDIYで安く済ませることができるのではないか…と考えてしまいますが、そもそもの住宅の値段が1,000万円を超えることを考えると、やはり素人の半端な修理をする方が高いリスクを抱えることとなるでしょう。

サイディングの補修をする際は、目先の費用のみにとらわれずに住宅の価値もふまえた上で業者に依頼するか否かを検討しましょう。仮に自宅のリフォームを検討しているのであれば、それに合わせてサイディング補修を依頼するのがおすすめです。リフォームとサイディング補修を別々に依頼するよりも費用をおさえることができます。

5. サイディング補修の診断を受けよう

ここまでいかがでしょうか。サイディング補修は業者に依頼すべきということが納得できたでしょうか。それともやはり費用の高さが気になるところでしょうか。確かにここまで述べてきたのはあくまで一般論であり、必ずしも全てのアイディング補修に妥当するわけではありません。

そこで、ここではより実践的な一つの方法を紹介します。それは「無料の建物診断」を受けることです。建物診断とは、その名のとおりあなたの住宅の状況をプロが診断し、複数の業者から補修に必要な費用についても見積もりを出してもらうものです。つまり前述した相見積もりと同じ効果を持ちます。

ただし、それぞれの業者が直接診断をするわけではなく、専門家が一括で診断を行うことからあなたの手間は軽くなるところに特徴があります。そして建物診断に基づいて見積もりを出す業者は専門性が高く、評判の良いところとなります。なぜならばそこで悪徳業者を利用していたのでは、そもそもの建物診断の信頼度まで下がってしまい、事業として成り立たなくなるためです。

このような無料の建物診断を利用することで、あなたの住宅の状態に即した見積もりを複数手に入れることができ、自らDIYで補修する選択肢も含めて費用対効果を検討することができます。

6. まとめ

今回はサイディングの補修について解説しました。結論としては、素人が行う補修はリスクが高いため、専門業者に依頼するのがおすすめです。

以下は今回の記事のポイントです。

・サイディングは種類が多く、補修に専門的な知識が必要
・素人の補修がかえって建物全体に悪影響を及ぼす恐れがある
・業者に依頼する際は、無料の建物診断を利用して相見積もりをとろう

記事内で説明したとおり、業者に依頼するとそれなりのコストがかかります。しかし外壁の不備が建物全体に影響を及ぼすことを考えると、補修費用をおさえるという選択肢は必ずしも正しくありません。優良業者に依頼し、一度の補修で完璧にサイディングを修繕してしまうのが適切です。

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