ファイン4fセラミックの費用対効果は?メリット・デメリットを徹底解剖!

【投稿日】

【更新日】

従来のフッ素系塗料に比べて耐久性がアップした「ファイン4fセラミック」。
日本ペイントが開発した新しいタイプのフッ素塗料として注目されています。


日本ペイント

今回はフッ素系塗料の基本から、人気の高いファイン4fセラミックの魅力や費用対効果まで徹底解剖していきます。「フッ素系塗料はコストが高くて迷ってしまう」「塗料の種類が多すぎて、どれが良いのか分からない」という方もぜひチェックしてみてください。

↓↓塗料全般について詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてお読みください↓↓



1. フッ素塗料はなぜ注目されるのか?

フッ素塗料を一般住宅の外壁にも使用する例が増えてきているのは、ここ最近のこと。フッ素塗料が主に使われているのは、大型の公共施設や橋などです。例えば東京スカイツリーやレインボーブリッジ、六本木ヒルズなどにフッ素塗料が使われています。

国内の一般住宅でよく使われる塗料は、主に4つの種類があります。

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

上から順に耐久性が高くコストも上がります。耐用年数と相場価格を比較してみましょう。

耐用年数

価格(㎡)

アクリル塗料

5~7年

1,000~1,500円

ウレタン塗料

8~10年

1,500~2,200円

シリコン塗料

10~15年

2,500~3,200円

フッ素塗料

15~20年

3,500~4,500円

この中で、一戸建て住宅の外壁に最もよく使われているものはシリコン塗料です。そこそこの耐久性がありながらも、手を出しやすい価格帯であることが理由です。
そのシリコン塗料よりも耐久性に優れた塗料が、フッ素塗料です。フッ素はフライパンのフッ素加工や、虫歯を予防するフッ素塗布などに使われるように、多くのライフシーンで利用されています。フッ素はとても強く安定性の高い物質であるため、耐久性を高めたり汚れを付きにくくする性質を持っているためです。
これまでフッ素塗料は、大きな建造物に多く使われていましたが、現在はフッ素系塗料を扱える業者が増えたことで、一般住宅への導入も多くなってきています。

2. ファイン4fセラミックとは?

「ファイン4fセラミック」は日本ペイント株式会社から販売されているターペン可溶2液超低汚染形4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料です。

分類

弱溶剤4フッ化フッ素セラミック塗料

メーカー

日本ペイント株式会社

適用外壁

サイディング・モルタル・コンクリート・ALC・ 鉄部(アルミ・ステンレス等)

ツヤの状態

つや有り、7分艶、5分艶、3分艶

価格

15kg 50,000円

2.1. 日本ペイントが開発した耐久性の高いフッ素塗料

フッ素は「20世紀最大の発明」と言われています。様々な原子と結合することができ、その結合エネルギーも強く安定性が高い物質です。しかし、まだまだ研究が続けられ未知の部分が多い物質で、塗料の分野においても未だに発展途上の塗料です。そのため、フッ素塗料の改善・改良は各メーカーで積極的に行われています。
日本ペイントもそのひとつ。従来のフッ素塗料は、紫外線に弱い性質がありました。しかし、日本ペイントではそのフッ素の構造を変えることで、紫外線にも強い耐久性に優れたフッ素塗料を開発しました。

2.2. ”ターペン可溶2液超低汚染形4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料”を解説!

専門用語ばかりで分かりづらいな…と感じた方もいると思います。まずはこの長いサブネームから簡単にチェックしてみましょう。

「ターペン可溶2液超低汚染形」とは?

ターペンとは塗料用シンナーのこと。ターペン可溶の塗料は、塗料にシンナーを加えてよく混ぜてから使用します。このようにシンナーなどの溶剤を加えてから使用する塗料を、強溶剤系・弱溶剤系・油性などと言い、その反対を水性と言います。
また、2液とは2つの液体を混ぜる塗料を指します。何も混ぜない塗料は1液型と呼ばれています。
「超低汚染形」とは、汚れにくく劣化しにくい塗料を指します。

「4フッ化フッ素セラミック変形樹脂塗料」とは?

フッ素形塗料に含まれるフッ素樹脂には、種類があり2フッ化・3フッ化・4フッ化と様々なタイプがあります。これまで一般的に使用されていたものは3Fタイプと呼ばれる3フッ化のフッ素樹脂です。3フッ化フッ素は、ひとつの基本構造に3つのフッ素と1つの塩素で構成されています。そして、この基本構造に含まれる塩素が厄介者でした。塩素は他の物質との結びつきが弱く、劣化やヒビ割れの原因になっていたのです。
そこで開発されたのが、塩素を含まない4フッ化フッ素です。4フッ化フッ素は名の通り、4つのフッ素から成り立っています。4Fタイプのフッ素樹脂は、従来のフッ素樹脂よりも安定した物質になり、劣化しにくくなりました。

3. ファイン4fセラミックの特徴

次に、ファイン4fセラミックの強さについて見てみましょう。4Fタイプのフッ素塗料は、従来のフッ素塗料にはなかった魅力を多く持ち合わせています。

3.1. 基本のフッ素系塗料5つの魅力

フッ素系塗料全般に言えることですが、フッ素塗料は他の塗料に比べて高い耐久性を誇ります。耐久性だけでなく汚れが付きにくいなどの魅力もあります。

・耐熱性
太陽光による熱など、高温の状態にも耐えられる性質があります。
・耐候性
紫外線や雨風に強く、気候の変動によるストレスに強い性質があります。
・非粘着性
ホコリや排気ガスによる汚れを弾きやすい性質があります。
・耐薬品性
酸やアルカリといった化学薬品に対して耐久性が高く、例えば酸性雨に強い性質があります。
・低摩擦性
摩擦抵抗力が低いため、汚れが滑り落ちやすい性質があります。

3.2. 紫外線に強く輝きを持続する耐久性が高い

フッ素塗料としての多くの魅力を持ちながらも、ファイン4fセラミックは従来のフッ素塗料に比べて、紫外線に強いという特徴があります。
日本ペイントで行った試験で、約200時間にわたって紫外線を当て続け劣化状態を比較しました。その結果、従来の3フッ化フッ素塗料では表面に劣化が見られましたが、ファイン4fセラミックでは表面の劣化は認められませんでした。

3.3. 雨やホコリの汚れを防ぐ親水性が高い

親水性とは、水が馴染みやすい性質のこと。親水性が高いと雨水が流れるのと同時に汚れも洗い落してくれるため、外壁に汚れが残りにくくなります。
ファイン4fセラミックは、従来のフッ素塗料に比べて親水性が高く、汚れが付着しにくくなっています。

4. ファイン4fセラミックのメリット・デメリット

ファイン4fセラミックは優れた耐久性が魅力ですが、その性質からデメリットもあります。
メリット・デメリットを比較しながら見ていきましょう。

メリット

デメリット

・他の塗料に比べて耐久性に優れている

・耐久性が高いためメンテナンスコストが抑えられる

・幅広い外壁材に対応可能

・初期コストが高い

・ひび割れが激しい外壁には適さない

・ツヤなしタイプがない

4.1. ファイン4fセラミックのメリット

ファイン4fセラミックには大きく3つのメリットがあります。

・他の塗料に比べて耐久性に優れている

ファイン4fセラミックの一番のメリットはやはり耐久性の高さでしょう。現在、最も多く使われているシリコン塗料よりも耐久性に優れて汚れもつきにくい魅力があります。

・耐久性が高いためメンテナンスコストが抑えられる

ファイン4fセラミックは15年~20年の耐用年数があると言われています。最も劣化の激しいアクリル塗料の耐用年数と比べると、その差は約4倍。例えば40年に間に行うメンテナンス回数で見ると、アクリル塗料は5~8回ほどの塗り替えが必要ですが、ファイン4fセラミックなら1~2回の塗り替えで美しさを維持できます。

・幅広い外壁材に対応可能

ファイン4fセラミックは、サイディングやモルタルといった外壁材の他、アルミやステンレスといった鉄部や金属面にも対応できます。外壁以外にもアルミサッシや軒下など建材が異なる部分にも塗装したい場合に最適です。

4.2. ファイン4fセラミックのデメリット

ファイン4fセラミックにはデメリットもあります。

・初期コストが高い

ファイン4fセラミックは、一般的な塗料よりもコストが高くなります。価格は1㎡あたり3,800~4,300円程度です。30坪の一戸建ての場合で換算すると、およそ70万~100万円ほどかかります。
しかし初期費用は高くても、耐久性が高くメンテナンスコストがかからないため、長期的には手間も費用も抑えられます。

・ひび割れが激しい外壁には適さない

フッ素塗料は塗膜(塗った後に乾燥した状態)が硬く、弾性が低い性質があります。ヒビ割れあり表面が凸凹している外壁に塗装すると、そこからまたヒビ割れが起きやすい傾向があります。

・ツヤなしタイプがない

ファイン4fセラミックにはツヤなしタイプがありません。テカリを抑えたい場合、マットな仕上がりにしたい場合にはおすすめできません。

5. 結局、ファイン4fセラミックってどうなの?

・主な種類の塗料の中では、最も耐久性に優れた塗料である
・多くのフッ素塗料の中でも、高品質の塗料である
・初期費用は高いがメンテナンス回数を減らせる

ファイン4fセラミックは、外壁塗料の中でもトップクラスの品質を誇ります。耐久性が高く汚れが付きにくいため、外壁の美しさを長く保つことができます。また、耐候性、耐熱性にも優れているため、特殊な気候の地域でも活躍してくれるでしょう。
初期コストは高めですが、メンテナンスの手間とコストを削減できるため、長期的な視点で見れば決して損はない塗料です。

5.1. ファイン4fセラミックはこんな人におすすめ!

ファイン4fセラミックはこんな人におすすめです。

・最高グレードの塗料を使いたい人
・できるだけメンテナンス回数を抑えたい人
・耐久性以外にも高い品質を求めている人

ファイン4fセラミックの最大の特徴は優れた耐久性。価格よりも品質を重視して最高級の塗料を求めている人には最適な塗料のひとつです。
また、耐久性以外にも耐候性・耐熱性・難熱性・電気絶縁性にも優れています。様々なリスクから家を守っていきたいと考えている人にもおすすめできます。

6. まとめ

品質が高い外壁塗料をお探してあれば、ファイン4fセラミックがおすすめです。しかし、フッ素塗料はまだ新しい種類の塗料であるため扱いが難しく、美しく仕上げることができる業者も少ないことが現状です。外壁塗装にフッ素塗料を検討している人は、業者選びにもこだわってみてください。

外壁・屋根塗装 の相場を知りたい方はこちら

お見積もりはこちら

建物種別 必須
希望工事箇所 必須
携帯電話番号 必須

ショートメッセージサービス(SMS)にて見積りと相場情報をお送りしております。SMSを受信できる携帯電話番号にてご登録いただくことをお勧めいたします。

電話番号を正しく入力してください