コーキングの硬化時間はどのくらい?気を付けたい2つのポイント!

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コーキングの硬化時間は、外壁材を美しく仕上げるために大切な点です。

しかし...
「コーキングの硬化時間はどのくらい?」
「コーキングの種類によって硬化時間は違うの?」
「コーキングの硬化時間で気を付けることは?」

といった疑問が感じられませんか?

この疑問を解決するために...
「コーキングの硬化時間について」
「コーキングの種類による硬化時間の違い」
「コーキングで気を付ける2つのポイント」

について、分かりやすく解説します。

要点がまとめった短い記事なので、無理なくコーキングの硬化時間が分かります。ぜひ、ご覧ください。

Point
  • コーキングの硬化時間は「表面硬化」「皮膜硬化」「完全硬化」の3段階に分けられる。
  • コーキングは「ウレタン系」よりも「変性シリコン系」の方が硬化が早い。
  • コーキングは表面硬化までにマスキングテープを剥がし、皮膜硬化までは塗装しない。

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    1. コーキングの硬化時間を知ることで美しい仕上がりに

    コーキングの硬化時間を知ることは非常に大切です。なぜなら、コーキングの硬化時間を知らないと仕上がりが美しくならないからです。

    もし硬化時間を知らないと、コーキングの面がボコボコになってしまったり、コーキングがはみ出てしまったりします。

    このような事態を防ぐためにも、コーキングの硬化時間を知り、美しい仕上がりにしましょう。

    1.1. 最初のコーキング材の状態

    最初のコーキング材は、柔らかいペースト状になっています。

    これは、チューブの中に保存されていたため、まだ外気に触れていないからです。

    そのため、押し出されたコーキング材は柔らかく粘り気があり、指先に触れると「ねちゃっ」と糸を引きます。まるで木工用ボンドのような状態です。

    このコーキング材が外気に触れると、少しずつ固まっていきます。

    1.2. コーキング材の硬化時間は3段階

    コーキング材は「外気」に触れることで表面から少しずつ固まります。そして、完全に固まるまでの硬化時間は、以下の3段階に分けられます。

    時間 状態
    表面硬化 手で触れても大丈夫。
    皮膜硬化 表面が固まり、塗装などの施工が可能。
    完全硬化 全体がしっかりと固まって強度を得る。

    最初は表面が「手で触れても糸を引かなくなる」程度に固まり、最終的にゴム状に硬化して完成します。

    1.3. DIYの場合は硬化時間に注意

    DIYの場合は、硬化時間に注意しましょう。これは、3段階の硬化時間を理解していないと、施工後の仕上がりが美しくならないからです。

    もし、DIYでチャレンジするならコーキング材のパッケージに記載されている硬化時間を見て判断しましょう。

    コーキングの硬化時間は、単に「いつ固まるか」という問題ではなく、仕上がりを美しくするために必要な情報だと理解しておいてください。

    外壁塗装のDIYについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。


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    2. 種類によって違うコーキングの硬化時間

    コーキング材は成分によって違いますが、主に3種類です。この中で外壁・屋根の補修に使えるコーキングは主に2種類になります。

    種類 特徴
    ウレタン系 モルタル壁やコンクリート質のヒビなどの補修に使える。
    変成シリコン系 サイディングの目地や窓枠サッシ、屋根の板金部分の補修に使える。
    シリコン系 風呂場や洗面所など、水周りの補修に使える。変性シリコンではないので、外壁・屋根のDIYは無理。

    上の表のように、ウレタン系・変性シリコン系のコーキング材が外壁・屋根の補修に適しています。対して「シリコン系」は外壁・屋根の補修に適していません。

    変性シリコン系とは全くの別物なので、間違って購入しないように注意してください。

    2.1. ウレタン系コーキング材

    ウレタン系コーキング材には、以下のような特徴があります。

  • 耐久性が非常に高く、価格も安いため広く使われている。
  • 外壁のヒビ割れ、穴を強固に塞いでくれるため、補修材として優秀。
  • 紫外線に弱く、日光に当たる部分は露出できない。
  • ホコリが付着しやすいため、硬化した後は上から塗装する。
  • ウレタン系コーキング材は、以上のような特徴があります。それでは、次にウレタン系の硬化時間について見ていきましょう。

    ウレタン系の硬化時間

    ウレタン系コーキング材の硬化時間は、以下の通りです。

    状態 時間
    表面硬化 約2時間
    皮膜硬化 約4時間
    完全硬化 3〜7日間

    こちらの硬化時間は、あくまで目安です。なぜなら、コーキング材の硬化は冬だと遅く、夏だと早くなるからです。

    他にも、コーキング材は「湿気硬化型」といって湿気を吸収して固まりますが、反対に雨や湿気が多すぎる環境だと硬化が遅れます。

    そのため、季節や湿気のある環境に注意して、コーキングを行いましょう。

    2.2. 変成シリコン系コーキング材

    ウレタン系とは違い、変性シリコン系はコーキングの中で扱いやすい特徴があります。これは、硬化時間が早いためです。

    施工から30分もすれば指で表面に触れられ、1時間も経てば水性塗料を塗装できます。

    またコーキング材の表面を溶かしてしまうシンナーを含んだ溶剤系(油性)の塗料でも、約12時間乾燥させれば塗装が可能です。

    他にも、以下のような特徴があります。

  • 耐候性・耐久性に優れたコーキング材。
  • サイディング壁の目地などに使用されることが多い。
  • 最近ではNB(ノンブリード)タイプが主流。
  • NBタイプは、表面に成分がにじみ出ることを抑えてベタつきや塗料の変色を防ぐ。
  • ウレタン系と比べると、少し価格が高い。
  • 以上のような特徴を押さえて、次に硬化時間を見ていきましょう。

    変成シリコン系の硬化時間

    変性シリコン系コーキング材の硬化時間は、以下の通りです。

    状態 時間
    表面硬化 0.5〜1時間
    皮膜硬化 1〜1.5時間
    完全硬化 3日間

    これらの硬化時間は、あくまで目安です。

    季節や湿気のある環境によって違いがあるため、注意してください。

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    3. コーキングの硬化時間で気をつけたい2つのポイント

    コーキングの硬化時間は、2つのポイントに気を付けることで美しく仕上がります。そのポイントとは、以下の通りです。

  • 表面硬化までにマスキングテープを剥がす
  • 皮膜硬化までは塗装しない
  • それでは、この2つのポイントについて詳しく見ていきましょう。

    3.1. 表面硬化までにマスキングテープを剥がす

    マスキングテープを剥がす時は、コーキングの表面硬化までに剥がしましょう。

    なぜなら、表面硬化までに剥がさないと、以下のような恐れがあるからです。

  • コーキングが完全に硬化すると、マスキングテープが破れて残る。
  • 硬化した状態からマスキングテープを剥がすと、コーキングが浮いてしまう。
  • すぐにマスキングテープを剥がすと、コーキングの糸を引いて周りを汚してしまう。
  • そのため、マスキングテープを剥がす時は、コーキングの表面硬化までに剥がしましょう。


    マスキングテープについて詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。

    3.2. 皮膜硬化までは塗装しない

    皮膜硬化とは、表面から約2mmの厚さが硬化している状態です。

    この状態になるまでは、塗装しないように注意しましょう。なぜなら、以下のような恐れがあるからです。

  • 塗料の成分がコーキングの表面を溶かしてしまう。
  • 塗料によってコーキングが外気に触れられなくなり、硬化不良を起こしてしまう。
  • このような恐れを防ぐためにも、皮膜硬化までに時間を空けてから塗装しましょう。

    もしDIYで塗装する場合、1日目をコーキング、2日目を塗装すると安全です。

    4. 硬化時間が難しく感じる人に、おすすめのコーキング材は?

    硬化時間が難しいと感じれば「変性シリコン系」をおすすめします。なぜなら、すぐに施工が完了するからです。

    たしかに、ウレタン系と比べると変性シリコン系の方が約100~200円高いデメリットがあります。

    しかし、施工が約半日(季節や環境によって差はある)で完了するため、硬化時間が難しいと感じる人でも施工が容易です。

    もし、硬化時間が難しいと感じれば、変性シリコン系コーキングを使ってみましょう。

    5. まとめ

    ここまで、コーキングの硬化時間について解説してきました。

    解説してきたことをまとめると、以下の通りです。

  • コーキングは外気によって硬化する。
  • コーキングは「表面硬化」「皮膜硬化」「完全硬化」の3段階。
  • 外壁・屋根に使えるコーキングは「ウレタン系」「変性シリコン系」の2つ。
  • コーキングは表面硬化までにマスキングテープを剥がし、皮膜硬化まで塗装しない。
  • おすすめのコーキング材は「変性シリコン系」。
  • コーキングを美しく仕上げるためにも、硬化時間を知っておくことは大切です。

    もし、DIYでコーキングを施工することに不安な人は、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか?

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    この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

    監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

    塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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