ヌリカエコーキングのマスキングテープはいつはがす?ポイントは「できるだけ早く剥がす」こと!

コーキングのマスキングテープはいつはがす?ポイントは「できるだけ早く剥がす」こと!

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養生とは、コーキング材が余計な部分につかないように養生テープとも呼ばれる『マスキングテープ』で覆うことをいいます。
たしかに、外壁の塗り替えや防水工事の現場をみると、窓枠サッシやサイディングの目地のまわりに黄色や青色の紙テープが貼ってありますよね。

DIYでコーキングを施工するなら、やはりプロ業者と同じようにマスキングテープを貼って養生するべきですが、そこでみなさんが疑問に感じるのは「マスキングテープっていつ剥がすの?」ということでしょう。

コーキング材を充填したらすぐに剥がしても良いのでしょうか?
それとも、コーキング材がしっかり乾燥してから剥がすべきなのでしょうか?

ここでは、みなさんの疑問がスッキリと解消する「コーキングのマスキングテープをいつ剥がすのか?」という問題について解説していきます。


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1. コーキングの仕上がりはマスキングテープを剥がすタイミングが重要!

「マスキングテープなんていつ剥がしても同じじゃないの?」

こう考えている方がいれば、それは大きな間違いだということを知っておいてください。
コーキングの仕上がりの美しさはマスキングテープを剥がすタイミング次第です。

マスキングテープを剥がすタイミングを間違うと、コーキングがはみ出してガタガタとした仕上がりになってしまったり、マスキングテープが剥がれずに残ってしまったり、最悪の場合はせっかく充填したコーキング材がマスキングテープと一緒に剥がれてしまったりもします。

しかも、マスキングテープを剥がすタイミングは常に一定ではありません。
使用したコーキング材の種類、季節、気温、天候、施工した時間などによって変化します。
「今がベストだ」というタイミングをはかることは、外壁補修の経験が浅い職人や、DIYが趣味という程度の日曜大工にはとても難しく感じるでしょう。

2. マスキングテープはできるだけ早く剥がす!

マスキングテープを剥がすタイミングは「できるだけ早く」を心がけるのがコツです。

この「できるだけ早く」というのがポイントで、ただ「すぐ剥がす」のが正しいわけではありません。
外壁補修のプロ業者がどんなタイミングで剥がしているのかに目を向けると、その理屈が理解できるでしょう。

2.1. コーキング材の違いを理解しておく

住宅の外壁に使用されるコーキング材は、おもに2種類です。

・ウレタン系
・変成シリコン系

コーキング材の種類としてはほか素材のものもありますが、外壁に使用できるのはこの2種類です。

ウレタン系は表面が塗装との密着性に優れているというメリットがありますが、硬化速度が遅く紫外線に弱いため露出できないという欠点があります。
変成シリコン系は硬化が早く耐候性に優れていて、さらに塗料の上塗りもできますが、わずかにウレタン系よりもお値段が高いという問題もあります。

外壁の目地のように塗装を前提としていない箇所であれば紫外線に強い変成シリコン系のほうが圧倒的に好まれますが、モルタル壁のヒビ補修のように上塗りが必要な箇所にはウレタン系のほうが適しています。
ただし、目地も含めて外壁全体を塗装するのであれば、ウレタン系を使用することも間違いではありません。

コーキング材の硬化速度は、変成シリコン系で表面硬化まで1時間〜1時間30分、ウレタン系では表面硬化まで4時間程度といわれています。
この表面硬化までの時間はおおむねの目安で、気温が高い夏では乾燥が早く、寒い冬は遅くなります。
梅雨や天気が悪い日は、湿気が多いため硬化時間が遅くなります。

さらに、日光が当たって温度が上がりやすい日中は乾燥が早く、日陰が多くなる夕方では遅くなります。

施工する季節、天候、時間帯によって硬化時間には差があることを理解しておく必要があります。

2.2. 早すぎると糸を引き、遅すぎると剥がれにくくなる

使用するコーキング材によって硬化時間に差があることを理解したうえでマスキングテープを剥がすタイミングをはかります。

もし表面効果が始まっていないくらい早くマスキングテープを剥がしてしまうと、ペースト状で充填されたコーキング材はマスキングテープに引っ張られて糸を引いてしまいます。
糸状に引っ張られたコーキング材が外壁に付着してしまうと、除去するのは一苦労です。

かといって、表面硬化が進みすぎてからマスキングテープを剥がそうとすると、マスキングテープとコーキング材が密着しすぎてしまい、剥がれにくくなってしまいます。
マスキングテープが破れて残ったり、硬化した部分ごと引っ張ってしまってコーキング材自体が剥がれてしまうこともあるので、表面硬化が進みすぎてしまうと仕上がりが汚くなってしまうのです。

マスキングテープは、表面硬化がほどよく進んだタイミングでできるだけ早く剥がすのがベストです。

3. 早すぎると跡が残り、遅すぎると仕上がりが汚くなる

マスキングテープを剥がすタイミングが早すぎると、コーキング材が糸を引いて充填した箇所のまわりを汚してしまいます。
たとえキレイに拭き取ったつもりでも、外壁にはわずかな段差が生じてしまい、塗装すると段差があるために平滑さが失われて拭き取りの跡が浮き出てしまいます。
日光の当たり具合によっては、外壁に影が落ちているような色合いになってしまうこともあるので、仕上がり感が悪くなります。

反対にマスキングテープを剥がすタイミングが遅すぎると、コーキング材の端にマスキングテープの切れ端が無様に残ってしまいます。
仕上げが丁寧ではない塗装業者に任せると、平気でその上から塗料を塗ってごまかそうとしますが、切れ端が残っていたりコーキング材が剥げているせいで、塗装面にいびつな色調差が生じてツヤ感がなくなってしまい、仕上がりの見た目がとても汚くなります。

4. マスキングテープを剥がすタイミングは「1面が仕上がる都度」がベスト

早すぎても遅すぎてもダメなマスキングテープを剥がすタイミング。
では、どんなタイミングで剥がせば良いのかというと、外壁補修のプロ業者は「1面が仕上がる都度」を目安にしています。

たとえば、1階の北面・東面・南面・西面の順で施工していく場合、まずはぐるっと1周、すべての面の養生とプライマー塗布を終わらせておきます。
次に、北面のすべての目地にコーキング材を充填してヘラで均したら、最初にコーキング材を充填して均したら箇所に戻ってマスキングテープを剥がします。

同じように、東面のすべての目地にコーキング材を充填して均してマスキングテープを剥がす、南面のコーキングを終わらせて剥がす、という手順で「1面が仕上がる都度」でマスキングテープを剥がしていきます。
1面のコーキング材充填とヘラでの均しを終えると概ね1時間近くの時間が経っているはずなので、ほどよくコーキング材の表面が硬化し、マスキングテープを引っ張って剥がすとキレイに切れてくれます。
1面あたりが狭かったり、コーキング材の硬化速度が遅い場合は、2面や3面、作業が早い職人なら全面が仕上がってから剥がすこともあります。

もし、DIYでコーキングを施工するのであれば、プロ業者のように手際よく充填・均しを繰り返すことはできないので、1本の目地が仕上がった都度で剥がしても良いでしょう。
マスキングテープを剥がす前に、目立たない箇所を選んで充填済みのコーキング材を軽く指で触れてみてください。
ベチャッとコーキング材が指に付着するようならマスキングテープを剥がすのは早すぎで、グニっとゴムのような弾力があれば遅すぎます。
「柔らかいが手にはつかない」くらいの感触であれば、一気にマスキングテープを剥がしてしまいましょう。


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5. まとめ

しっかりと外壁補修の経験を積まないと、マスキングテープを剥がすベストなタイミングをはかるのは至難の技です。
DIYでコーキングにチャレンジしたい方は、まずは硬化速度が早く施工性が高い変成シリコン系を使って「目地1本が仕上がる都度」を目安にマスキングテープを剥がせば失敗を避けることができるでしょう。
コーキングの仕上がりの美しさを左右するのは「マスキングテープを剥がすタイミング」です。
プロ業者が実践しているポイントを参考に、DIYでも美しい仕上がりを実現しましょう。



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この記事の監修者:株式会社POD 代表取締役  長谷川佳広

監修者:株式会社POD 代表 長谷川佳広

塗装歴29年。年間施工件数は200件にのぼる。千葉を中心に戸建・マンション・アパート・工場・店舗等の外装一切を請け負い、経営と現場の両面に携わる。

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