ファインシリコンフレッシュの費用対効果は?メリット・デメリットを徹底解剖!

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外壁塗装に使うシリコン塗料は種類が豊富。そのため、「どの塗料を選べばいいのか迷ってしまう」「専門用語ばかりで分からない」と、悩みも多く聞かれます。
今回は、シリコン塗料の中でも注目度の高いファインシリコンフレッシュをご紹介していきます。

商品の特徴からメリット・デメリット、また塗料を選ぶ際に見るべきポイントや専門用語までじっくり解説していきます。


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1. ファインシリコンフレッシュとは?

ファインシリコンフレッシュは、日本ペイント株式会社が開発した超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂塗料です。劣化しにくく汚れにくい、さらに塗りやすいといった魅力が揃った次世代塗料として登場しました。

分類 弱溶剤2液型シリコン塗料
メーカー 日本ペイント
適用外壁 サイディング・モルタル・コンクリート・ALC・ステンレス・アルミ・亜鉛メッキ
ツヤの状態 ツヤあり、7分艶、5分艶、3分艶の4種
価格 15kg 19,112円

1.1. 老舗の塗料メーカー日本ペイントが開発

日本ペイントは国内で1,2位を争う塗料のトップ企業。建築系の塗料だけでなく自動車や船舶など多種多様な塗料を開発している総合メーカーです。
ファインシリコンフレッシュは、建築専用の塗料「ファインシリコンフレッシュシリーズ」に含まれる商品のひとつです。このシリーズは、一般的なシリコン塗料よりもワンランク上のシリコン塗料ブランド。今までのシリコン塗料に比べて、汚れが付きにくく劣化しにくいという性質を兼ね揃えたグレードの高い塗料になっています。

1.2. アクリルシリコン樹脂塗料について

アクリルシリコン塗料とは、シリコン塗料全般を指します。シリコンは他の物質と繋がって構成されていることが一般的であるため、100%シリコンの塗料はなく、必ず何かしらの物質と組み合わさっています。塗装に使われるシリコンの多くはアクリル樹脂と結合され、アクリルシリコン樹脂となって利用されています。
アクリルと聞くと、耐久性に乏しいアクリル塗料を思い浮かべますが、まったくそんなことはありません。アクリル塗料とアクリルシリコン樹脂塗料はまったくの別物です。

1.3. シリコン塗料は住宅外壁塗料の70%を占める

シリコン塗料が誕生してからは、戸建て住宅に使われる外壁塗装の約70%に使われています。耐久性がありコストパフォーマンスに優れているため、日本では主流の外壁塗料になりました。一般的なシリコン塗料の耐用年数は約10~15年ほどと言われています。

1.4. 超低汚染形とは?

低汚染形とは汚れが付きにくい性質を指します。ファインシリコンフレッシュは「超低汚染形」と呼ばれ、従来よりもより一層、汚れが付着しにくい特徴を持っています。
外壁の汚れとは、雨が降った後に筋状に雨垂れが付いてしまったり、塗装が薄汚れて色褪せや黒ずみになったりしてしまうことです。空気中に含まれるホコリや排気ガスによる外壁の汚れは避けられませんが、汚れが付着しにくい塗料を使うことによって、外壁の美しさを長く保つことができます。

1.5. ターペン可溶2液形とは?

シリコン塗料には溶剤1液型と溶剤2液型、さらに水性1液型の3種類が存在します。「水性」は水で溶かす塗料、「溶剤」は主に硬化剤やシンナーで溶かす油性の塗料です。溶剤を用いる塗料の中には弱溶剤系と強溶剤系があります。一般的には、水性塗料よりも溶剤塗料の方が耐久性に優れています。
「1液型」は水またはシンナーで薄めてからそのまま使用できます。「2液型」は別になっている硬化剤を混ぜ合わせてから、さらに水またはシンナーで薄めて使用します。2液型は手間がありますが、塗料がしっかり固まる性質があるため密着性が高く耐久性にも優れています。
ターペンとは、木から採れるオイルで作られた塗装用シンナーのことです。ターペン可溶は、シンナーで薄めてから使用する塗料を指します。

2. ファインシリコンフレッシュの特徴

ファインシリコンフレッシュは、外壁の美しさを持続する様々な特徴があります。

プレミアムシリコンの特徴5つ ・気候や紫外線に強い
・汚れが付きにくい
・結露しにくい
・カビや藻が生えにくい
・塗りやすい
・環境に優しい

2.1. 気候や紫外線に強い

外壁は太陽光や雨、潮風、ホコリ、排気ガスや酸性雨など様々なストレスを受けます。すると、外壁塗料はこれらの刺激が原因で色褪せや変色が生じます。しかしファインシリコンフレッシュは、耐熱性・耐候性に優れたシロキサンという物質と結合したシリコンを利用することで、天候の影響を受けにくくしました。
日本ペイントのデータによると、劣化促進機を使った人工光源を照射する実験で、2500時間続けて光に晒されても約80%以上の光沢保持率を記録したとあります。ファインシリコンフレッシュは、外壁の光沢や美しいツヤが長持ちする塗料です。

2.2. 汚れが付きにくい

外壁にこびり付く雨垂れの汚れは、空気や雨に含まれるホコリや排気ガスなどの油分を含む汚染物質が原因で、雨水や洗浄する時の水もはじいてしまいます。しかしファインシリコンフレッシュは、塗膜表面に水となじみやすくなる親水性を施すことで、油汚れを雨水と一緒に流れやすくしています。特殊セラミック成分を活用し、親水性の高い塗料を実現しました。

2.3. 結露しにくい

ファインシリコンフレッシュは透湿性が高い塗料です。透湿性とは、雨や湿気を含む風をシャットアウトしながらも、湿気を外に吐き出す性能です。湿気が残りにくいため結露しにくい特徴があります。

2.4. カビや藻が生えにくい

雨水や湿気が塗料に残りにくいため、結露だけでなくカビや藻の原因にもなりにくい特徴があります。カビや藻は水が溜まり汚れが付着しているところに生えます。ファシンシリコンフレッシュは特殊なバイオ技術を用いることにより、カビや藻が生えにくい状態を保てる塗料です。

2.5. 塗りやすい

ファインシリコンフレッシュを塗装した際の乾燥時間は、23℃の時で約3時間、冬でも素早く乾燥する性質があります。また、塗装時に気泡を含んでしまいボコボコしてしまう発泡現象もなく、厚塗りもしやすいことが魅力です。
さらに様々な外壁に対応でき、サイディングやモルタルの他、アルミやステンレスにも塗装できます。

2.6. 環境に優しい

ファインシリコンフレッシュには鉛などの人体に有害な物質を含みません。ホルムアルデヒド放散等級はF☆☆☆☆で、安全性が高い塗料です。

3. ファインシリコンフレッシュのメリット・デメリット

ファインシリコンフレッシュには様々な魅力がありますが、なかには弱点もあります。ファインシリコンフレッシュのメリットとデメリットを比較してみましょう。

メリット デメリット
・耐用年数は12年~15年以上と耐久性に優れる
・汚れにくく色褪せしにくい
・2液型の中でも塗りやすい
・2液型なので混ぜる手間がかかる
・素早く塗らないと硬くなりやすい
・シンナーのニオイがやや強め
・一般的なシリコン塗料よりやや高額

3.1. メリット

シリコン塗料の一般的な耐用年数は10~13年、価格は1,800~3,500円/㎡です。対して、ファインシリコンフレッシュは耐用年数が12~15年以上、価格は2,230~2,400円/㎡(2回塗りの場合)です。
ファインシリコンフレッシュは平均価格よりも高めですが、耐久性に優れているためコストパフォーマンスが高い商品と言えます。
また、色褪せや変色しにくくカビや汚れも付着しにくいというメリットがあります。長期間に渡って美しい外壁を維持することができるという点では大変魅力的です。

3.2. デメリット

一方でデメリットもあります。ファインシリコンフレッシュは、素人にはやや扱いにくいという点が挙げられます。2液型はどうしてもシンナーのニオイが強くなり、硬化剤を混ぜる手間もあります。正しい混合比率でしっかりと混ぜ合わせる必要があるため、初心者にはやや難易度が高いかもしれません。
また価格は平均相場よりも少し高くなるため、できるだけコストを抑えたい人にはオススメできません。

4. 結局、ファインシリコンフレッシュってどうなの?

・耐用年数とコストのバランスが良い商品
・汚れにくく美しさを保ちやすい高性能な塗料
・経験者~プロ向けのシリコン塗料

ファインシリコンフレッシュは日本ペイントの商品の中でもグレードが高いシリコン塗料のひとつ。性能、耐久性、コストパフォーマンスから見ても魅力的な外壁塗料と言えます。
特に直射日光が1日中当たる家だったり、幹線道路沿いで排気ガスによる汚れが懸念される家では、高性能であるファインシリコンフレッシュが適しているでしょう。
ただDIYで自分で塗装する場合には、あまり使いやすいものではありません。発砲がなく塗りやすい性質はありますが、硬化が早いため素人がゆっくりと塗装するには不向きです。依頼した業者が使用しているなら、質の良い塗料として見てよい商品です。

4.1. ファインシリコンフレッシュはこんな人にオススメ!

・環境による外壁の劣化が激しい家に住んでいる人
・耐用年数が高い塗料を使いたい人
・コストパフォーマンスに優れた塗料を使いたい人
・手間や価格よりも質を重視したい人

ファインシリコンフレッシュは決して安い商品ではありません。しかし、耐久性が高く汚れが付着しにくいため、美しさが長持ちする魅力があります。また塗りやすく光沢が持続するため、完成度の高さも期待できます。ファインシリコンフレッシュは塗料の品質を重視したい人にオススメです。

5. まとめ

シリコン塗料とひとくちに言っても、その種類は数え切れないほどあります。ファインシリコンフレッシュシリーズも用途別に特徴が異なるものが3種類あります。塗料を扱う業界やその商品には専門用語も多く、初心者が最適な塗料を探すには多少の知識が必要になるかもしれません。
塗装に関する悩みがあれば、まずはプロに相談することが重要です。相談や見積もりだけであれば無料で行ってくれる業者はたくさんあります。専門業者に直接相談しにくい場合は仲介業者や斡旋業者に相談してみてくださいね。

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